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【還元型PROJECT】もると選手インタビューVOL.2 格ゲー一筋はこれからも【前編】

▼還元型PROJECTチームユニフォームができました!
https://post.gamer2.jp/kanpro_uniform_release/

▼第1回インタビュー 「格ゲー界に現れた期待の新星はいかにして強くなったのか」
前編 https://gamer2.jp/10752/
後編 https://gamer2.jp/10987/

ゲーマーゲーマー発のeスポーツチームプロジェクト『還元型プロジェクト』。選手たちの卒業を支援するために、コンディショニングを通して選手たちをサポートすることがテーマのチームです。

ゲーマーゲーマーでは『還元型プロジェクト』に参加する選手たちへ2回目となるインタビューを行いました。1回目では聞ききれなかったことはもちろん、選手たちの素顔へより迫る内容をお届けします。

今回オンラインインタビューを行ったのはもると選手!1回目ではもると選手の格ゲー一筋な人生や、部活動での珍エピソード、ダンへの深いこだわりなどをお聞きしました。2回目となる本インタビューでは、もると選手のこれまでの活動をより深掘りしました。格ゲー人生で強く印象に残っていることや、ウメハラ選手との交流、格ゲーから学んだことなど、もると選手の実像に迫ります。(取材日:2022.5.31)

〇もると選手 紹介

JeSU認定『ストリートファイターⅤ』プロライセンスを所持者。2021年に大会に出場し始め「SFL:Pro-JP 2021トライアウト大会#8」で優勝したことをきっかけにその名を轟かせた。反応速度の速さや持前の器用さで、ダンや影ナル者を始めとした様々なキャラクターを使いこなす。特にネタキャラ扱いされることが多いダンで優秀な成績を収めたことで注目を集めている。(https://gamer2.jp/kanpro_member_moruto/

〇”プロ”との対戦で感じた壁

――まず最初はこれまでの大会や対戦のことについて伺います。もると選手は昨年から大会に出場するようなったとのことですが、これまでの大会や対戦で最も悔しい思いをしたものはありますか?

もると選手「一番最初に出場した『CAPCOM Pro Tour 2021 日本大会1』(以下、CPT)ですね。ダンを使用して出場した初の大会で、予選プールのウィナーズファイナルまで順調にコマを進めることができました。しかし、そこでももちさん(※)と当たってしまい散ってしまったんです。」

(※)ももち選手は忍ism代表取締役社長であり同チーム所属のプロゲーマー。『ストリートファイター』シリーズを中心に長きに渡り活躍を続ける。忍者の末裔であることでも知られる。

――ももち選手はどういったところが手強いと感じましたか。

もると選手「当初はプロ相手でも、あの頃のダンだったら行けると思っていました。しかし、ももちさんはダンの性能を熟知していたんです。対策されていないだろうと思っていただけに、そこが一番悔しかったですね。」

――試合内容はどんな感じだったのでしょうか。

もると選手「お互い待つ戦いが多く、とても緊迫感のある試合でした。ももちさんはダンに関する知識は持っていましたが、対戦までした経験はなかったと思うので、あの頃はなんとか戦えていましたね。今は対策や対戦経験を積んでいる方も多いと思うので、ある意味ぼったくるようなプレイは出来ないんです。」

――トッププレイヤーは何でも対策済みなんですね。

もると選手「もし、ももちさんに勝つことが出来れば2日目に残ることが出来た可能性もあったので、あの対戦は本当に悔しい思い出です。」

〇トッププレイヤーとの交流も

――では逆にこれまでで嬉しくて記憶に残る大会や対戦はありますか。

もると選手「去年の『SFL:Pro-JP 2021トライアウト大会#8』で優勝してJeSUプロライセンスを獲得できたことです。しかも公式大会で初の優勝を獲得できたこともあって、とても記憶に残る大会でした。」

――もると選手が頭角を現した大会ですね。

もると選手「大会での対戦中は落ち着いていたのですが、大会が終わって喜びのツイートをしようとしたら手が震えていたことを覚えています(笑)。」

――やはり相当力を入れていた大会だったのですね。

もると選手「正直あの頃のダンの性能なら大会でも上位に食い込めると考えていました。また、トップ8に残っている人たちのほとんどがネットで対戦したことのある人ばかりだったんです。そこではダンを使用していたため、手の内はバレていたにも関わらず優勝できたことが本当に嬉しかったです。」

――他には何か印象に残っている大会はありますか。

もると選手「少し前に参加した『ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021』(※)もとても印象に残っています。ハラハラする展開がずっと続き、特にふ~どさんやウメハラさんの試合をじかに見ることが出来たことは、特等席にいる気分でした。」

(※)『ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021』は2021年秋~2022年冬頃に開催された国内最高峰のプロリーグ。もると選手はウメハラ選手、ふ~ど選手率いるMildom Beastというチームにドラフト候補の中からスカウトされた。同じくスカウトされたYHC-選手を含む4名で勝ち進み、最終結果3位という成績を収めた。

――レジェンド選手と同じチームに入れたことは貴重な経験ですね。

もると選手「対戦中もずっとワイワイしているチームでしたね。特にウメハラさんは本当に明るくて、配信外でも終始賑やかに盛り上げてくれました。また、ふ~どさんはアドバイスをしてくださり、YHC-餅さんは『もるちゃんいいよ~』と応援してくれました。本当に楽しいチームでした。」

――それは素敵な思い出ですね!

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