大阪スクールオブミュージック高等専修学校【後編】はフォートナイトチームのオンライン取材の模様をお届け♪今回何といっても特筆すべきは、1年生として本格的にコーチ陣に指導を受けわずか4か月…!先日幕を降ろしたSTAGE:0ではなんと決勝大会まで進出するという快挙を成し遂げたお2人が登場☆
そして!今年同校を卒業し現在はプロゲーマーとしても活躍する、eスポーツ専攻コースの講師に着任したお2人にもご登場いただいています!それでは早速取材の模様をご覧ください~☆
【OSM フォートナイトチーム/本格的にコーチに指導を受けてわずか約4ヶ月!STAGE:0フォートナイト部門決勝進出チーム】
▷荒谷 瑠稀也くん(高1)
▷木戸 勘太郎くん(高1)
【コーチ/講師2名は2019年ステージゼロのフォートナイト決勝大会に出場し全国16位!】
▷Airdさん/プロチーム「思考行結」所属
▷山下 祐一郎さん/プロチーム「思考行結」所属
◇ 目下の目標は「ストリーマー」と「プロゲーマー」!
ーー皆さん髪色が個性的ですが、木戸くんの色特に素敵ですね!
ーー荒谷さんと木戸さんは今年4月、大阪スクールオブミュージックのeスポーツコースに入学したんですね。授業ではどんなことを習っているんですか?
「今は高校生だけの大会に向けて、講師のお二人から色々ゲームについて教えてもらったりしています。」
ーーなるほど。eスポーツ専攻コースを受講している生徒の皆さんは、将来プロを目指す方も多いのでしょうか。
「ゲームが上手くなって大会を目指したいという気持ちは同じだと思うんですけど…、専攻コース全員が同じ目標を掲げているというよりは、個々それぞれに将来の目標を持っている感じです。プロでやりたい人もいますし、僕は今配信とかやっているんですが、どちらかというとストリーマーの方に興味があります。」
ーー木戸さんは将来目指しているものはありますか?
「そうですね…今の目標としては、フォートナイトというゲームで大会に出て実績を残して、ガチガチのプロゲーマーになって有名になりたいなと思っています。」
◇ 先生には感謝しかないです by木戸くん
△ 写真は今年のSTAGE:0参戦時のもの △
ーー2人のフォートナイト経験はどのくらいですか?
「僕はシーズン3の2年前くらいからなんですけど、ちゃんとやり始めたのはこの学校に入ってからかな。。でも上手さでいうと勘ちゃん(木戸くん)の方が上です。」
「自分も始めたのは2年ちょっと前くらいからです。でも真剣に大会に出て2桁以内に入りたいと思うようになったのは学校に入ってからですね。」
ーー学校に入学した約半年くらい前から真剣に技術を磨き始めたと。自分でネットを使って調べたりゲームを繰り返しながら練習するのと、講師の方に指導してもらうことでどんな違いがありますか?
「YouTubeとかを見ることで、『こういう技があるんや』『これ真似してみよう』と思えることはあるんですけど、やっぱり指導してもらうっていうのは全然違います。ちゃんと自分のプレイを見てもらえることで『こうしたらいいよ』具体的に教えてもらえるし。ゲームのことを教えてもらうことって今までなかったので、新鮮です。」
「自分のダメなところを指摘してくれて、直していけるのがありがたいです。褒めて伸ばしてくれるし(笑)。先生には感謝しかないです。」
ーーなるほど(笑)!講師のお2人は褒め上手ですか?
「いや、まあ、、、(先生をチラ見して)結構厳しいですか(笑)?」
一同「(笑)」
「褒めるところはめっちゃちゃんと褒めてくれて、ダメなところはキチッと言ってくれるので。」
「ちょっと鞭多めなんでね…アメがすごく甘くて美味しく感じます(笑)。」
ーー先生へのリスペクトはもちろん、ちょうど良い距離感というか親しい雰囲気も感じますね。授業が楽しそう!
◇ 卒業生でもある講師2人の経歴は?
△ 写真は今年のSTAGE:0参戦時のもの △
ーー先生方お2人はプロゲーミングチームに所属されているんですよね。
「そうです。思考行結(しこうこうけつ)という、広島を拠点としているチームです。」
ーーチーム所属は在学中からですか。
「そうです。高校2年生の頃から所属していますね。」
ーーお2人ともフォートナイト部門に所属されているんでしょうか。
「山下の場合はちょっと特殊なんですが、部門でいうとタレント部門に該当します。特に活動はまだ始まっていないんですが、フォートナイトが甘くて君いいやんという感じで入ったんですけど部門はタレントになります。2020年の初めから入りまして、今のところ実況解説のお仕事が多いです。Airdとのセット仕事が多いです。」
「自分は競技のプレイヤーなのでフォートナイト部門なんですが、山下と実況と解説で一緒にやってます(笑)。」
ーーなるほど。今年卒業したばかりで、19歳になる年齢ですよね。そのまま講師になられているという…。すごい世界ですね。
「あまり他には聞かないですね…。自分たちもびっくりしています(笑)。」
◇ 実技指導はもちろん、メンタルケアも
ーー生徒への指導に関して、意識していることはありますか?
「Airdに関してはプレイとか実技面を任せていて、僕は現地にいるという面を生かして、メンタルケアを中心に取り組んでいます。」
「僕は今愛知県の方にいるので、授業の参加はオンラインで行っています。直接会うことができないので、生徒の士気やメンタルコントロールの部分は山下に任せていますね。その辺りめちゃくちゃ感謝しています。」
「生徒に対して、何か講師としての講習を受けたとかではないんです。目には見えない思考法ですとか、自分たちが仲間たちと経験してきた実体験から活かせるところを教えている覚です。」
ーー例えばどんなことですか?
「ルーティーンという呼び方をすることもありますが、うまくいかない時に切り替えをするためのアクション。例えば調子が悪い時に○○をすると気分が変わるというような組み合わせを作らせたりします。」
◇ 高校生大会、緊張しました
△ 写真は今年のSTAGE:0参戦時のもの △
ーー高校生大会、オンラインでしたが、緊張はありましたか?
「内容とか同じなんでしょうけど、気持ちというか他の公式大会より動きが硬くなりました。去年山下さんやAirdさんが出ていた時のSTAGE:0も見ていたので、あの大会に出てるという緊張感もあったんだと思います。でもその分、敵を倒した時の達成感は段違いでしたね。」
「STAGE:0があったおかげでここまで伸びることができたし、めちゃくちゃ強くなることができたので良かったです。」
ーー先生方から見て、フォートナイトチームの成長度合いはいかがでしたか?
「授業始めた頃とは別人くらいに成長しています。考え方も戦い方も変わリました。だからこの短期間で決勝大会に進めたんですよね。」
ーー決勝大会に進むことが決まったときはどんな気持ちでした?
「やっぱり身近で見てるせいか思い入れが強いので…。決勝進出が決まったときは嬉しすぎて血管破れるかと思ったので椅子に座って休んでました(笑)。」
◇ みんなのこれからの目標
ーー木戸さん、プロゲーマーを目指しているということなのですが、入りたいチームはありますか?
「海外のプロチームに入りたいと思っていますね。今自分がリスペクトしている『wavy jacob』という人がいるんですけど、どうせならその人がいるチームの『Enterprise』に入りたいです。」
ーー何年後にこうなりたいというフォートナイトにおける目標はありますか?
「今年中に実績をたくさん作って、海外ではなくとも有名な国内チームから勧誘が来たら入りたいですし、そういうところで実績を作ってゆくゆくは…と考えています。」
ーー荒谷さんは、ストリーマーとして目下の目標があれば教えてください。
「今日本でめちゃめちゃゲームが上手いプロ並みの人で、しゃべりがちょっと面白くてネタ系をあげる人があんまりいないなと思って。プロでガチガチの人はもちろんいるんですけど。僕はどちらかというとゲームめちゃくちゃ上手いけど、おもろいプロゲーマーみたいな感じを目指しますね(笑)。」
ーーAirdさん、山下さんは年内個人的な目標はありますか?
「自分は今競技シーンで大会出ているので、もっと目立つ実績を出して有名になりたいと思っています。フォートナイトでの世界ランキングを上げて、SNSやYouTubeのフォロワーを伸ばす1年にしたいですね。」
「講師としての方針になるんですが、、STAGE:0が終わったらフォートナイトだけに限らず色んなゲームを経験して欲しいなと考えています。」
ーーありがとうございました!今後の活躍も応援しています♪
一同「ありがとうございました。」
△ 写真は今年のSTAGE:0参戦時のもの △
今回お届けしたOSMのeスポーツコースでは、基本的に生徒が挑戦したいと思ったゲームタイトルのプレイが可能なんです!11月から開催される「全国高校eスポーツ選手権」に向けて、生徒から希望があればロケットリーグに取り組むチームが新たに誕生するかもしれませんね☆
【前編】でご紹介したLoLチームの雰囲気ともまた違って、eスポーツ一直線で取り組んでいる4名の熱量が半端なかったです☆っという訳で以上!前後編に渡って大阪スクールオブミュージック高等専修学校でeスポーツに取り組む皆さんの模様をご紹介しました☆