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わせがく高等学校☆前橋キャンパス「eスポーツ部」に大注目…!! 部員の皆さん&顧問の金子先生に独占インタビュー!!

はい☆っという訳で皆さん今回の「高校eスポーツ部」特集は!なんと関東12箇所に校舎を構える通信制高校☆群馬県の「わせがく高等学校 前橋キャンパス」さんにお邪魔してきました…♪今回ご紹介するこの前橋キャンパス「eスポーツ部」は、高校生eスポーツ大会にも積極的に参加し、部員総数は13名にも上るそうです!(取材日/2019年10月29日)

冒頭写真 前列左から 梅堀智壮くん(高2)、部長/石原幹大くん(高2)、写真後列左から うーたんくん(高1)、栁岡くん(高1)、笠原くん(高1)、wisemanくん(高1)

今回お話を伺ったのは、部長の石原幹大くん(高2)と、梅堀智壮くん(高2)のお2人☆さらに最後には顧問の金子先生にもご登場いただきます♪それでは早速ご覧ください☆

■基本毎日部室にいます☆

——『第二回 全国高校eスポーツ選手権』で出場されたのはロケットリーグだったんですよね。リーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)は選択肢になかったんですか?

石原「(LoLは)初心者には難しいって聞いたんで…(笑)。」

——なるほど(笑)。では、部員の皆さん全員LoLは未経験だったと。ロケットリーグも初心者からですか?

石原「はい。1チームでエントリーしました。第一回大会の時は大会まで1カ月くらいしか時間が無くて。第2回は1年生チームが出場しました。」

——今、練習は週1が基本となっているそうですね?

梅堀「一応、週1なんですけど、毎日誰かしら部室にいるって感じですね(笑)。」

■「次回大会はリベンジしたい!」『ステージゼロ』でのフォートナイト

——皆さん練習熱心なんですね!ちなみに現在はどんなゲームを練習しているんですか?

梅堀「今はフォートナイトとロケットリーグですね。基本はフォートナイトをやってます。」

石原「フォートナイトの大会も、ステージゼロのオンラインで出たんです。」

——今年の夏に行われたステージゼロですね!オンライン予選出たんですか?

石原「はい、ボロ負けしちゃって…(笑)。部内では他にも強いチームがあったんですけど、エントリーに不備があって出れなくて。」

梅堀「出れなかったんですよ~!本来は先輩と出る予定だったんですけど、ちょっと不備があって…出れなかったんです。次はちゃんと出たいなと思ってます(笑)!」

■年始はスプラトゥーン、夏冬は高校生大会を目指して

——部活として、年内の活動目標はありますか?

石原「スプラトゥーンの試合に出たいなと個人的には考えてるんですけど。。」

——ニンテンドースイッチのゲームということは、部室にあるPCではダメですよね。どのように練習するんですか?

石原「実はその辺が課題で。。(笑)。学校のインターネット回線だと個人の機械を繋げられないんですよね。オンラインでも練習できるから各自自宅で繋げて、、とか考えてます。」

——なるほど~!部室で出来ないゲームの場合、簡単にはいかないですね(ふむ)。。では2月に向けて、年内はスプラトゥーンを、来年は夏冬の高校生大会に向けてフォートナイトとロケットリーグの試合に向けて練習していくと。部員数が多いので、チームごとに活気づきそうですよね!

■FPSはエイム練習と動きの先回りが肝!(梅堀くん)

——梅堀くんはPUBGがお好きということですが、レベルでここまでいった…というのはあるんですか?

梅堀「ドン勝は何回か取ってるんですけど、あとちょろっとだけランキングに載ったことがあるかな~とか。すぐ抜かされちゃったんですけど。」

——PUBGってどうやったら上手くなりますかね?

梅堀「やっぱりエイムがPUBGって大事なので。エイムって銃の視点合わせることなんですけど。PUBG内にトレーニング用のワールドがあって、1人でそこに入って1日何時間も打ち続けて…みたいなことをしてました。ワールドの中で小っちゃいものとかそういうものを狙ってブレないように練習するとか…。」

——エイム練習を繰り返すのが重要なんですね(むむっ)。初心者の私がプレイしているときなんて、物資を探すことだけで結構必死になっちゃいます(笑)。

梅堀「物資を探すのも重要なんですけど、見つけた武器でどうやって敵を倒すかが、たぶん大事だと思うんで。で、相手の動きを予測して先回りするっていうのが大事ですね。」

——なるほど~!そういった練習や意識しているポイントは他のFPSゲームでも活きるものになりそうですね。

梅堀「はい。色んなFPSで活きてくると思います。エイムもそうなんですけど、やっぱり立ち回りっていうのが一番FPSで重要になってくるんだなって思ってますね。」

■YouTuber配信やマイクラサーバー運営、イベントのスタッフの顔をもつ男(石原くん)

——石原くん、一番好きなゲームでは何を上げますか?

石原「eスポーツじゃないんですけど、マインクラフトとか。」

——マイクラですか!マイクラではどんな遊び方してるんですか?

石原「最近はずっとシングルプレイで、ひたすら(建物とか)作ってますね(笑)。ちょっと前までマルチプレイのサーバーの運営をしたりとかしてて。」

——えぇ!マインクラフトのサーバー運営してたんですか!?

石原「大体みんなで建築するんですけど、みんな好き勝手建ててたので気づいたら街になってたりして(笑)。」

——石原くんはすでに動画配信者なんですね。YouTubeですか?

石原「はい、YouTubeで。元々マイクラとか別のジャンルでやってたりしたので。電車が好きな時期があって、旅行に行った時の動画とか上げてた感じです。自分で編集してアップしてました。最近動画上げなさ過ぎて、再生時間4000時間の壁がちょっとやばくて収益化が怪しいとこなんですけど(笑)。」

——既に収益化してるんですか!? かっこいい!!

石原「そんな凄くないです(笑)。小遣い程度で…。」

——収益化してるだけで十分すごいですよぉ~!!!

<一言つぶやき>
マインクラフトについては、【超会議】でのブースのスタッフや同人イベントの企画設営も手伝っているという石原くん。高校生ながら社会人顔負けのコネクションを持っているんですねっ!梅堀くんはゲームを通してオフ会を開催したりと、2人とも沢山の貴重な経験を積んでいるのが伺えます☆

■みんなとゲームをするのが楽しい!

——eスポーツ部やっててよかったな、と思うのはどんなときですか?

石原「会話が増えたと思います。本当にずっと1人で黙々とやってたので(笑)。」

梅堀「やっぱり皆でゲームできることですかね。基本が寂しがり屋なんですけど、誰かと話すっていうのがあんまり得意じゃなくて。そういうところがちょっとほぐれたかなっていうのはいい思い出ではありますね。」

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「みんなとゲームをするのが楽しい!」と口を揃える2人☆

言葉では「1人で…」や「対人関係が得意じゃない」と仰ってはいましたが、梅堀くんは受け答えもしっかりしている快活なタイプ!そして部長の石原くんは、物腰が柔らかながらも様々なイベントの企画をしたり、積極的に都市部へ外出し、色んな人達と関るアクティブさを兼ね備える…。

取材時には、1年生部員たちを温かい表情で見守る2人がとても印象的でした☆そんな姿を見ると「彼らなりのペース」でゲームや周りを取り巻く環境と向き合ってるんだな~と感じた次第であります☆っという訳で石原くん、梅堀くん!そして1年生の皆さんも改めてご協力ありがとうございました!!

【顧問の金子駿先生】

「わせがく高等学校 前橋キャンパス」eスポーツ部顧問、金子先生☆赴任されたのは今年からで、eスポーツ部自体は2018年11月「稲毛海岸キャンパス」と「前橋キャンパス」の2校でeスポーツが発足され活動しているそうです。

■他校ともうまく関わり合いができたら

——稲毛海岸校でもeスポーツ部が活動されているかと思いますが、違う校舎同士で練習試合や交流は検討されているんですか?

金子先生「そうですね。そういうことをしたいね、と稲毛海岸の先生とそういう話はするんですが…。やっぱり活動しているゲームのタイトルが違うと上手くいかないもので(苦笑)。」

——なるほど!稲毛海岸ではLoLを採用されているんですよね!?前橋校ではロケットリーグや他タイトルを練習しているということなので、同じゲームを練習している他校とも対戦とかできたら良いですよね。

金子先生「今後、他の校舎とも繋がってやっていけたらと思いますね。eスポーツ選手権のロケットリーグの時も、相手チームと対戦部屋のようなチャットルームが用意されているんですが、それがとても賑わっていまして(笑)。

お互いに『今日よろしくお願いします!』とか、『どれくらい練習してるんですか!?』『うちテスト前です!』というやり取りしてるのを見まして(笑)。『あぉいいなぁ~、高校生らしいな~』と思ったりして。」

——対戦相手ととても打ち解けている様子ですね(笑)。オンラインの試合の裏側でそんなことがあるなんて意外でした。とても微笑ましいですね(笑)。

■先輩後輩なく打ち解ける部活なんです。

——顧問としての指導はどのようにされていますか?

金子先生「普段は技術指導はできないので、一番はまず生活全般です。ゲーム依存にならないようにとか、保護者の方に『ちゃんと君は学校でゲームをするにあたってやるべきことをやってるのか?』とか、いわゆる先生としての指導全般ですね。あとは…応援です(笑)!

見学会などでもeスポーツ部について質問を頂くんですが、活動時間をしっかり決めてやれば彼らはしっかり守ってやってくれてるので、そのあたりは保護者の方にもご理解いただいているのかなと。」

——部員の皆さんの取材の中でも、終了時間を意識して取り組んでいるのを感じました。友達とゲームをするのが楽しいという声も聞けましたよ。

金子先生「なかなか周りの子と打ち解けられない子を見つけて、eスポーツ部の部屋に半ば強制的に連れていったりするんですけど、先輩後輩は関係なくみんなざっくばらんにやってくれるので。すぐ打ち解けてくれているところを見ると、活動の意義としてはあるのかなという風には思っています。」

■公園に遊びに行って、知らない友達と遊んでた感覚と一緒

<一言つぶやき>
ご自身は、元々ウイニングイレブンやパワフルプロ野球などのスポーツゲームや、RPGがお好きでプレイしていたという金子先生。実は結構ゲーマーだったんですね~(嬉)!

——先生は生徒たちがeスポーツ部で練習しているタイトルもプレイしたりするんですか?

金子先生「わたしもちょくちょくやります。面白いですよね、すごく。私が子供の時にあれがあったらひたすらやってただろうなって(笑)。昔友達の家に集まって、みんなで遊びたいからそのゲーム持ってる友達の家泊まりに行こうぜ!て言って泊ってた感覚で(笑)。今みんなは夜オンラインで繋いでるんですよね。」

——そうなんですよね!待ち合わせの場所が変わったという感じでしょうか。

金子先生「リアルのこういう関係じゃないからこそ心打ち解けて話ができたりというのは、いわゆるデジタルネイティブの彼らだからこその感覚なのかな、、私みたいな時代の人間からすると顔も知らない人とはちょっと怖いなって思っちゃうんですけど(笑)。

彼らの場合はちょっと違うんですよね。公園行って、知らない子と初めて会っても鬼ごっこできる感覚と一緒なんでしょうね。そうだったじゃないですか?昔公園に行くとお兄ちゃんたちが居て、隣の町の子とかもたまに居て。でも関係なく一緒に野球して遊んだりとか。本当にああいう感覚なんだろうなっていうような話をすると、(生徒の)お父さんお母さんは結構納得をしてくれます。」

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金子先生の「公園で遊ぶ感覚」という例えは、確かに「なるほどなぁ~」と考えさせられました。ゲーム依存やオンラインで人と繋がることに不安を感じる親世代はまだまだ多いのかもしれませんが、今まさに高校生時代を過ごしている彼らにはもはや当たり前で、コミュニケーションの取り方の選択肢に「オンライン」が含まれている、というだけなのかもしれませんねぇ~(しみじみ)。

私たちが取材でお伺いするeスポーツ部で共通していることでもあるんですが、やはり顧問の先生方や学校側の「理解」や「協力」、そして何より「情熱」を持って楽しく取り組んでいるといった印象を強く受けるんですよね…♪ゲームを愛し!そして生徒たちに愛情と情熱を注ぐ金子先生!この度はご出演ありがとうございました☆

っというわけで「わせがく高等学校 前橋キャンパス」eスポーツ部☆独占インタビューの模様をお届けしました☆皆さん最後まで読んでいただき!ありがとうございました~☆

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