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【第2回】毛見誓也のFPSで勝てるデバイス戦略「ゲームでも頼れる便利な奴 ~キーボード編~」《連載全6回》

前回ではマウスの選び方について解説しました。マウスはFPSをやるうえで欠かすことのできないデバイスですが、それと同じくらい重要なものがもう一つあります。そう、キーボードです!マウスが敵を捌く腕ならキーボードはキャラクターを操作する体そのものと言えるでしょう。

ゲーミングデバイスにフォーカスを当て、魅力や選び方などを解説していく本連載。第二回目はキーボードについて深堀りしていきます!!

ゲーミングキーボードとは?

皆さんも一回はキーボードのお世話になったことがあるはず。パソコン上で文書を作成する際に便利ですよね。僕もこの原稿を書くときには必ずキーボードを使っています。しかし、キーボードというものはなにも文書を作成するときだけに使うものではなく、PCゲームをプレイする際にも使える便利な奴なのです。

キーボードは大半のゲームにおいてとにかく使用頻度が多いデバイスです。WASDを使った移動、F・Eキーを使ったインタラクション、Ctrlを使った姿勢変更など画面の向こうのキャラクターを操作するには欠かせません。ましてや昔のFPSなどはエイム操作を含めた全ての操作をキーボードで行っていたというから驚きです。

では、ゲーミングキーボードと普通のキーボードを比較してみましょう。驚くことにほとんど変わりがありません。キー配置は同じで、唯一違うのは光っているということだけ。一見すると見た目がゲーミングっぽくなっただけですが、実はゲームプレイを快適にする工夫が至るとことに施されているのです!

例えばゲーミングキーボードにはNキーロールオーバーと呼ばれる機能が必ずといってもいいほどついています。WASDを使って移動しながらShiftキーを押して走る、さらに障害物を乗り越えるためにスペースキーでジャンプ、複雑な操作が要求されるゲームではキーの同時押しなんて当たり前です。しかし普通のキーボードのほとんどはこれらキーの同時押しに対応していないのです。一方ゲーミングキーボードにはNキーロールオーバーと呼ばれる同時押しが可能となる機能が搭載されているため、こういった操作にも対応できるというわけです。

つまりゲーミングキーボードとは、ゲーム操作に適した様々な工夫が施されたキーボードなのです!

ゲーミングキーボードで知っておきたいこと

ここからはゲーミングキーボードの性能目安となる機能について解説していきます!

● 「メンブレン」・「メカニカルスイッチ」の違い

キーボードは大きく分けて「メンブレン」タイプと「メカニカルスイッチ」タイプの2つに分けられます。
メンブレンはキースイッチが全て一枚のシートのように繋がっているのが特徴です。そしてそのキースイッチの凸部分にキーカバーが被さっています。キー全体が繋がっているため、比較的安価なものが多いです。また打鍵感が軽く、打鍵音も静かです。

一方メカニカルスイッチはキーの一つ一つが独立しています。そのためキーの打鍵感がとてもいいのが特徴です。またキーが独立しているため、交換も可能となっています。そのぶん打鍵音は少し大きめな上、価格も高価なものがほとんどです。

● それぞれ感覚が異なるキーボードの「軸」

メカニカルスイッチ式のキーボードは、使用しているキースイッチ(軸)によって打鍵感や打鍵音が大幅に変わります。特にCherry MXシリーズと呼ばれる軸がゲーミングキーボードに多く使われており、軸の色で性能が区別されます。それぞれの軸の特徴は以下の通り。

・青軸
キーを押した際のスイッチ感がハッキリしている。タイピング時のカタカタ音が気持ちいい。しかしそのぶん打鍵音がうるさいのが欠点

・赤軸
なめらかな感触が最大の特徴。これらはリニア軸とも呼ばれる。

・茶軸
適度なスイッチ感がある。赤軸と青軸の中間いわれる最もスタンダードな軸。タクタイル軸とも呼ばれる。

・銀軸
アクチュエーションポイントが浅いため、高速入力がしやすい。スピード軸の異名を持つ。

基本的にはこれらの軸を搭載したものがほとんどですが、メーカー特有のものなども含めると多くの種類が存在します。

選ぶ際に考慮したいポイント

ではゲーミングキーボードを選ぶ際、どのような点を見ればいいのでしょうか?

● テンキーの有無で選ぶ

キーボードの右側には数字が表記されたキー、テンキーが付いていることって多いですよね。事務作業をやるうえではとても便利ですが、ゲームをやるときには使わない場合がほとんどです。また狭い机を使っていたりすると無駄に場所を取ってしまう厄介ものでもあります。そこでテンキーレスなキーボードがおすすめ。テンキーがないことでマウスを動かすスペースも広がって一石二鳥です!

● 軸で選ぶ

青軸、赤軸、茶軸と色々な種類があるキーボードの軸。打鍵感もだいぶ変わるため、自分にしっくりくるものを選びましょう。茶軸が一番スタンダードなのでおすすめですが、青軸の気持ちよさ、赤軸のなめらかさなど人によって基準は大きく変わるため、実際に触ってみるのが一番です。ちなみに青軸は音が結構うるさいため、家族と生活している方や配信をする方は要注意!!

● 有線・無線

ゲーミングキーボードにも無線タイプが存在します。とはいってもキーボードはマウスと違ってガシガシ動かすものではないため、無線タイプを選ぶメリットは少ないです。

● ゲームモード

皆さんも一度はゲーム中に間違ってWindowsキーを押したことがあるのではないでしょうか。不幸な事故でデスクトップに戻ってしまい、敵プレイヤーにキルされてしまった人は数えきれません。そんな惨劇を二度と繰り返さないように開発されたのがゲームモードです。これを有効化している間はWindowsキーが無効化されるという、超便利機能となっています。

● メディアコントロール

FPSをプレイしている最中、敵の足音よりも音楽を聴きたくなることってありますよね。そんなときにメディアコントロールキーがあると、ゲームを中断することなく音楽を再生、次の曲へ変えたりといったことがスムーズにできるのです。必須の機能ではありませんが、あると便利かもしれません。

● パームレスト

キーボードに手を置いていると手首が疲れてくることがあると思います。そんなときにパームレストと呼ばれる手首を支えるものがあることでそれらを軽減することができます。キーボードと一体化しているものや、パームレストクッションのようなキーボードの下部に配置するものなど、様々な種類があります。

● Nキーロールオーバー

最初でも説明しましたが、Nキーロールオーバーとは複数のキーの同時押しを実現する機能のこと。Nの部分には数字が入り、3キーロールオーバーだと3キーまで、6キーロールオーバーなら6キーまで同時押しが可能という意味です。製品によってその数は様々ですが、6キーロールオーバーもあれば十分でしょう。

今回はゲーミングキーボードの選びかたについて解説していきました。マウスと同じく、キーボードもプレイヤーの能力を最大限引き出すためには重要なデバイスです。そのため、人のおすすめよりも自分に合ったものを選ぶ必要があります。是非本記事を参考に最高のキーボードを探してみてください!!(第2/6回 完)

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