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【還元型PROJECT】NISHIKIN選手インタビュー 今までも、これからも、ずっとブランカ一筋【後編】

▼前編はこちら!
https://gamer2.jp/10706/

選手をコンディショニングでサポートし、“卒業”を支援するeスポーツチーム『還元型PROJECT』(プロジェクト)。今回はチームに所属するNISHIKIN選手インタビューの後編となります。

前編では格ゲーに触れたキッカケやブランカを使用し始めた理由などをお聞きしました。後編ではよりNISHIKIN選手を知るべく、格ゲーのプレイスタイルからキャラクターのこだわり、プロライセンス取得後に変化したことなどをインタビュー!それではお写真と共に取材内容をお届けします。(取材日:2022.4.16)

〇NISHIKIN選手


独特な性能を持つキャラクターである”ブランカ”を、匠のごとく扱う凄腕プレイヤー。その腕前は凄まじく、ブランカを使わせたら右に出る者がいないほど。『ストリートファイターⅣ』時代から長くブランカを愛用し続けていて、実力・キャラ愛ともにまさに全一。「SFL:Pro-JP 2021トライアウト大会#2」で優勝し、JeSU認定ストⅤプロライセンスを獲得した。(https://gamer2.jp/kanpro_member_nishikin/

〇格ゲー漬けの日々。選手共通の悩みも

――NISHIKIN選手には、ゲーム以外の趣味はありますか?

NISHIKIN選手「なんだろうな……。今は仕事して、ゲーム配信して、寝る、という生活をずっと続けているので。以前はアニメや映画を見たりもしたのですが、今は本当にゲームばっかりです。」

――もると選手もゲームに集中していて、あまり好きな運動をできていないと嘆いていました。

NISHIKIN選手「私もここ1年ちょっとで体重もかなり増えちゃいました。流石にまずいと思って、お酒を飲まない日を作ったり、食事に気をつけたりするようにしています。そういえば、よっさんもダイエットしてまた体重が戻ってということをしているみたいですよ。」

――時間捻出や運動不足はゲーマー共通の悩みですね。以前は映画を観ていたということですが、何か好きなジャンルはありますか?

NISHIKIN選手「サスペンスですね。何度も同じものを観たりするタイプではないんですけど、『シャッターアイランド』はたまたま2回見る機会があって凄く面白かった記憶があります。ただ今はもう観た映画のことは結構忘れちゃっていて、脳がすべて格ゲーのことに使われているのかもしれません(笑)。」

――脳まで格ゲー一筋になってしまったのですね(笑)。あとプレイヤーネームについても伺いたいのですが、NISHIKIN選手のお名前の由来は何かあるのでしょうか?

NISHIKIN選手「本名の“錦戸”からですね。初めてプレイヤーネームを決めるときにすぐにNISHIKINにしました。」

――即決だったんですね。

NISHIKIN選手「この名前なら実際に呼ばれてもいいじゃないですか。『よぅ、NISHIKIN!』って呼ばれてもあだ名っぽくて恥ずかしくないですからね。」

――他のプレイヤーが外でプレイヤーネームで呼ばれて恥ずかしい思いをした、というエピソードを聞いたことがあります……。

〇ブランカにこだわり続ける理由

――格ゲーの魅力は何だと思いますか?

NISHIKIN選手「1対1で勝ち負けに熱くなれるし、短時間で楽しめるということろですかね。自分の場合は格ゲーそのものに対して熱くなっているという感じではなくて、とにかく『勝ちたい』って思ってやっていますね。」

――では、10年以上同じキャラクターを使用してプレイし続けていられる理由は何だと思いますか?

NISHIKIN選手「動かしていて楽しいからだと思いますよ。実は『ストV』発売当初にネカリを使っていたときは実はそこまで楽しいと思えていなかったんです……。(※)」

(※)『ストV』にブランカが追加されたのは2018年2月20日、『ストV』発売から2年後となる。

――なぜネカリを選んだのでしょうか?

NISHIKIN選手「ブランカと同じように溜め技があって、突進技があって、みたいな感じです。加えてあの雰囲気ですし似ているかなと。最初は初めてやるキャラで覚えることも多く楽しかったんですけど、2年目の調整でほとんど変わったところがなくて飽き気味になってしまったんです。」

――ネカリでも結構やり込んでいたと思うのですが、ブランカにキャラ変更するのにためらいはなかったんですか?

NISHIKIN選手「なかったですね。ブランカが追加されると分かったとき凄く嬉しかったのを覚えています。発表されたときは『マジか!』と本当に感動しました。」

――『ストV』では性能が過去のシリーズと大きく異なるキャラクターも少なくないですが、不安はなかったんでしょうか?

NISHIKIN選手「どんな性能でもブランカを使おうと思っていました。ただ、使ってみてキツいと思いましたね(笑)。ネカリのとき40,000あったLPがブランカで35,000まで減ってしまって。もちろん戦い方に慣れていなかったというのもありますが。」

ブランカの大足(しゃがみ強キック)のポーズです!

――それはキツイですね。

NISHIKIN選手「調整が入って、今回はこうやって戦うんだと気付いてからは結構勝てるようになりましたね。」

――NISHIKIN選手はこれまで自分でブランカの戦い方を切り開いてきたのでしょうか?

NISHIKIN選手「Discordのブランカ使いの仲間で情報を出し合っています。凄いネタを開発してくれる人がいるので、それを参考にしています。ただ、最初はそういうこともなかったので一人で頑張っていましたね。」

――ブランカ使いのコミュニティなるものがあるのですね。

NISHIKIN選手「そのネタ使えるじゃん、と思ったらどんどんパクって取り入れています。」

――すぐに取り入れられるというのも一つの強さですね!

〇性格はいいけど性格悪く戦うとは?!

――プロライセンスを取得して変化したことはありますか?

NISHIKIN選手「変わったのは『Street Fighter League』(SFL)に出られるようになったことですかね。そこで相当実力も上がったと思います。」

――元々かなりの実力を備えていたのに、さらに強くなったとは驚きです。

NISHIKIN選手「同じチームだったネモさんとも格ゲーの真面目な話をするようになったりして、考え方も変わりましたね。ここでVリバーサルを使った方がいいとか、こういう負け方をしていることが多いとか。それまではあまりゲームに対するアドバイスをもらったりすることはあまりなかったんです。」

――トップ層との差を感じることはありましたか?

NISHIKIN選手「いやぁ、そんなにないです。私は練習しすぎてもダメなタイプなんです。それが気負いになってしまうこともあるので、やれることをやるというのが大事だと思いましたね。」

――自分が出来ることをメインに取り組んでいるのですね。

NISHIKIN選手「時間があれば当たる予定でないキャラクターの対策をしたりして、対戦履歴で相手チームを錯乱させられますけど、そういうのを考えていたら私はダメで、相手にするキャラだけをしっかりやるようにしました。相手に対策しているキャラがバレてもそれを極めて勝てば良い、と思ってからは勝てるようになりましたね。」

――では対戦時のこだわりや美学のようなものはありますか?

NISHIKIN選手「いかに相手が嫌がることをやるか、ってことですね。性格悪く戦いたいと思っています。普段は性格が良いんですけど(笑)。

――そこは記事でも強調しておきます(笑)。

NISHIKIN選手「対戦中はわざと性格悪くなるようにしています。相手がある選択肢を捨てていると気付けば、そこをひたすら突くようにしています。リスクを減らすためにあえてその選択肢を捨てているとしていてもです。」

――相手の弱点を見つけてそこを突く、ということですね。

NISHIKIN選手「同じブランカ使いからも『いやあ、性格の悪さが滲み出ていますねえ!』と言われたりします。いや、普段は性格良いからって言い返すんですけど(笑)。

――ブランカは相手に対応するタイプの人と、積極的に動くタイプの人が割と分かれるタイプだと思います。

NISHIKIN選手「どっちもやりますね。そう考えると自分のスタイルはないといえるかもしれませんね。」

――スタイルがないからこそ相手に合わせられるってことですね。

NISHIKIN選手「直感型、感覚型なのかな。真似ができない、ってよく言われます。ただ、技術的な面もちゃんとやってはいますよ。」

――直感的に相手の嫌がることを選んでいるということなんですね。

NISHIKIN選手「相手がイラついていると楽しいんです(笑)。ただ、普段は性格良いんですよ(笑)。

――やはりそこは強調されますね(笑)。

〇性能よりもキャラ愛

――NISHIKIN選手が目指すプレイヤー像を教えてください。

NISHIKIN選手「人には真似できないようなプレイヤーになりたいですね。ブランカといえばNISHIKINと、ずっと言われ続けたいですね。たとえブランカがどんな性能になってもそれを使いこなしたいと思っています。やっぱりブランカのキャラクターが好きなのかもしれません。たとえローリングアタック(ブランカの代名詞的な必殺技)がなくなっても使うと思います。」

――相当ブランカが好きなのですね!

NISHIKIN選手「使っているとキャラクターに愛着が湧いてくるものだと思いますよ。」

――それでは最後に今後の目標を教えてください。

NISHIKIN選手「今年もSFLに出場したいと思っています。加えて、何か大きな大会で優勝したいと思っていますね。」

――本日はありがとうございました!

NISHIKIN選手はブランカへのキャラ愛で溢れる方でした。使っていて楽しい、どんな性能になっても使うと語っている様子からも、NISHIKIN選手の本気度が伝わってきました。ときには厳しい調整もある格ゲーの世界で同じキャラクターを使い続けることは相当至難なことにも関わらず、それでも好きなキャラクターを使用し続ける姿勢には尊敬してしまいます!

ゲーマーゲーマーでは還元型PROJECTのメンバー取材はもちろん、eスポーツで活躍する方たちをこれからも追いかけ続けます。次回もお楽しみに☆

▼還元型PROJECTの選手取材はこちらからご覧になれます!
https://gamer2.jp/category/kanpro/

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