【PART.2】『STAGE:0』リーグ・オブ・レジェンド優勝校☆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校スペシャル!

前回は『STAGE:0』リーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)部門で見事優勝を果たしたN高eスポーツ部「KDG N1」の特集第1弾ということで「404」くんと「White & Pink(かまぼこ)」くんにお話しを伺ったんですが、今回は第2弾として!いよいよ真打登場☆N高の精鋭部隊「KDG N1」でリーダーを務める「まりも」くんにお話しを伺って参りました☆今回ご紹介する「まりも」くんはゲーミングチーム『Requin』(ルキャン)にも所属し活躍する正真正銘のeアスリート(ゲーマーゲーマー推奨用語)なんですっ♪

他のチームメイトが絶大な信頼を寄せる彼に、試合への心構えや普段の練習について…また「LoL」についてを聞いてきました!それではご覧ください…☆

■試合中は「プライドを捨てろ」。コーチからの助言

—–大会や試合の直前に行う、自身の決まりごとなどはありますか?

まりも「そういうの、何か決めたいなーと思って探そうとしてるんですよ。色々試したりはしてるんですけど…ガムは一番最初にやってみましたね。」

—–スポーツ選手がガムを噛むとかありますよね。リラックス効果や集中力があがるとか。

まりも「大会によって、試合中はダメって言われましたね(笑)。運営の判断によって違うみたいです。今アマチュアチームに入ってるんですけど、そのチームのコーチには”プライドを捨てろ”って言われていて。」

—–「プライドを捨てる」って深い言葉ですね。どう捉えたらいいんでしょうか。

まりも「そうですね…。例えば、対戦相手が強いって最初に思い込んでても良いプレイができないし、自分より弱いという意識も持たないとか…。相手をリスペクトするっていう意味もあるのかなって。」

—–対戦相手をフラットな状態で見るということですね。

まりも「そうですね。そうできていると思ってはいるんですけど。あとは、ハンドスピナーとかも試したりして(笑)。色々試してこれっていうものを見つけたいです。」

—–ハンドスピナー!一時期流行りましたね。なるほど、集中力を高めるための方法を日頃から試行錯誤されているんですね。

■チームの練習方法について思うこと

—–『第2回 全国高校eスポーツ選手権(大会情報はこちら)』にもエントリーされてるんですよね!?今回からチームメンバーが入れ替わるとか。新しく女性の方が加入ということですが、チームにも変化がありそうですか??

まりも「今まで自分が一番レートが高かったので、自分が言ってる事が大体正しいっていう流れだったんですよね。でも新しく加入する人が同じランクなので。」

—–なるほど!新加入の方は最高ランクが「グランドマスター(※1)」と、かなり上位の実績があるそうですね。

まりも「今まで自分で(試したい戦術を)言って、試して、その結果をチーム内に話して…いう全て自分発信だったんですけど、自分が試す過程で初めて意見をもらえるかなって思ってます。」

—–普段チームでは一緒に練習するというよりは各々個人で、という事が多いと聞いたんですが。

まりも「自分がコーチではないので、無駄に試合をしても得られるものが少ないんじゃないかと思っていて。ちゃんと『コンセプト』と『目標』と『やれること』を決めてから練習試合をしたくて、そのためには今自分が入ったアマチュアチームのコーチから情報をどんどん吸収して、溜めて溜めて伝えられるようになってから練習をしたいなと思ってます。」

—–なるほど!とてもロジカルな組み立て方を実践されてるんですね。ゲーミングチームの方からのアドバイスは質が高そうですね~!

まりも「そうですね。元プロのチームのコーチなので、すごく色々教えてもらえます。教えられて覚えている感覚がすごいあるので、やっていて楽しいです。それを更に学校のチームに活かせるので。」

※1/LoLには”ランク”というものがあり、ランク戦の戦績に応じて暫定ランクが決まります。2019年現在は「アイアン<ブロンズ<シルバー<ゴールド<プラチナ<ダイヤモンド<マスター<グランドマスター<チャレンジャー」の順でランクが配置されており、グランドマスターは全体の0.03~0.04%という上位層になります。

まりもくんが所属するゲーミングチーム『Requin』のTwitterアカウントはこちら
https://twitter.com/requin_v_p

■通信コースへ進んだ理由は仮想通貨!?

—–LoLはいつからプレイしているんですか!?

まりも「中2とかですね。友達と一緒にはじめました。」

—–中学生!やっぱり早くから始めてますね。まりもくんがN高で通信コースを選んだ理由は何だったんですか?

まりも「学校に通うのが面倒くさいっていうのもあったんですけど(笑)。中3の頃に仮想通貨をやってて。それもすごく張り付いていなきゃいけない取引の仕方をしてたんです。」

—–仮想通貨ですか!!なんだか急にパワーワードが飛び出しました(笑)。とても興味深いです。

まりも「せっかく稼げるんだから、通う時間削ってやりたいなと思って。学校の入試にも書いたりしてました(笑)。高1くらいまではやってましたね。」

—–そこまで振り切れるって、思いきりがすごいですね!

まりも「もともと一人で…というか、ネットの知り合いと一緒にやってたんですけど、その頃は最初10円稼いで『やったーっ!』て。『風呂洗い1回分稼いだー!』みたいな事やってたんですけど、コツコツ貯めてたら、風呂洗い1回分からジュース1本分をちょっとずつ稼げるようになってきて。これは金額増やせればいけるのではと思って。小遣いをちょっとずつ入れたりして。」

—–なんと!実直な増やし方をされてたんですね。値動きをしっかり見ていないとできない事と思います。

まりも「その頃ちょうど(仮想通貨)バブルだったんですよ(笑)。それで、自分のお小遣いからだけではもったいないと思って、今しかないなと。」

—–思いきりましたね!ご両親を口説いたんですか。

まりも「そうですね…。1000円くらい稼いでた話をちょくちょくしてて。お父さんも少し詳しい業界の人なんで、増資してもらいました(笑)。」

—–そういった経緯があって、N高に入学されたんですね。やっぱり正解でした?良いチームメイトとか、出会いがあったりして。

まりも「あ~…そうですね!結果的に出会いは想定外でしたけど(笑)。」

—–あれ(笑)?では、どんな所が良かったですか?

まりも「もう、やっぱり第一に学校に通わなくていいところですね(笑)。自宅ではずっとゲームやってます。」

—–集中して自分のしたいことに取り組める環境を手に入れたというわけですね。自宅ではやっぱりLoLが中心ですか?

まりも「そうですね。少なくとも毎日LoLを触ってます。」

■いくらやっても正解にたどり着けないゲームだから面白い

—–まりもくん視点で、LoLってどんなゲームですか?

まりも「どれだけ時間を掛けても、どれだけ突き詰めても極められない。やっぱり、セオリーってものはあるんですけど、その場その場の正解って人によっても変わるし、果たしてこれが正解だったのかって思うプレイもいくらでもあるし。いくらやっても正解に辿り着けないものって思ってます。」

—–疑問が残るとか、もっとうまくいけるんじゃないかとか。奥深いゲームですね!

まりも「そうですね。定期的にバージョンアップされるサイクルがあるから理解し切れずサイクルが変わって…っていうのも一理あるのかな。」

—–新しいプレイスタイルや戦術というのは、どういう風に生まれてくるんでしょう?

まりも「見つける人は急に見つけ出したりするし、海外の人がプレイ人数があまりにも多いので、運営の人が意図してない勝ち方を見つけたりっていうのはありますね。」

—–確かに!競技人口9000万人とも言われる大規模タイトルですもんね。海外の方のプレイなど動画でチェックしたりするんですか?

まりも「自分はそうやって勉強することがあまりなくて、とにかくやってやって…って感じです。自分のプレイを見返すこともなくて。とりあえずやってみようってやり続けてますね。」

—–時間を使ってどっぷりプレイし続けるタイプなんですね。

まりも「ランクを上げるのが楽しかったですね。昔は一日に十何試合、勝てないと躍起になって寝ずに一日中やってた事もあるんですけど、今はもう4~5試合やったら疲れちゃうんですよね(笑)。」

—–現在もチームに所属しているとの事ですが、先々目標としたいチーム等あれば教えて下さい。

まりも「DFM(DetonatioN FocusMe)に入りたいです。一番強いチームなので。一回世界に出てみたいんですよね。今のチームに関しても、アマチュアチームで活かせることは全部学校のチームで活かせるので、どっちかで何か見つけたらどっちにも活かせる良い循環ができると思っています。」

—–世界を目指したいとのことですが、将来はプロゲーマーになって賞金を獲得したいという考えはありますか?

まりも「そうですね。賞金…とか、お金という部分だと正直まったく外部では情報が入ってこないんですよね。」

—–たしかに!賞金や、プレイヤーに対する報酬に関する情報ってまだまだ少ないですよね。ご家族とかは活動について応援してもらっている状況でしょうか?

まりも「(今後について)最近親とも話し合ってたんですけど、本来17歳からプロチームに入れてもらえるんですね。もうじき17歳なんですけど。そこから1年半くらい、高校卒業まではゲームに全部投入して、そのあいだにプロチームに入れなかったら専門学校とかに通いながら活動を続けても良いと。自分としては、ゲームが出来なかったら安定を取りたいんですよね。」

—–そうなんですね~!「安定」って昨今は社会人でも難しい言葉です。まりもくんは「安定」って何を思い浮かべます?

まりも「それ、親にも言われました(笑)。今はIT系の人材が足りないと聞いているので、プログラミングの専門学校を考えていて、あとは言語(外国語)。英語と中国語があれば…ていう話を父ともしたりしてますね。」

—–なるほど!差し当たって卒業まではとにかく実績を積んで行くしかないと。立ち止まっている暇はないですね!

まりも「そうですね!今からが一番大事です。」

—–頑張ってください!ありがとうございました!

「KDG N1」の由来
角川(K)ドワンゴ(D)学園(G)N(N)高等学校

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11月からオフライン予選が控える『第2回 全国高校eスポーツ選手権(大会情報はこちら)』に向けて、チームを牽引していくまりもくん。自分の立ち位置を見据えながら着実に世界を目指していく、彼の将来から目が離せません!っという訳でN高「KDG N1」特集PART.2をお届け致しました☆次回はいよいよ最終回PART.3をお届け致します!近日公開予定なのでこちらも乞うご期待ください…!!


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