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《第5回》毛見誓也のコレでFPSが100倍楽しくなる!「コールオブデューティ」の見どころを解説!【連載全6回】

今回紹介するのは、FPSの金字塔として名高い「コールオブデューティ」!CODの呼び名で親しまれ、世界中に多くのファンを抱える本作の魅力に迫っていきます!

「コールオブデューティ」とは?


引用:「Call of Duty」ゲーム画面より

「コールオブデューティ」(以下、COD)は、17年の歴史を持った大人気FPS。2003年に発売された初代作「Call of Duty」から、なんと1年ごとに新作が発売されている作品なんです!そのためナンバリングタイトルが16作品リリースされおり、現在は「Call of Duty: Modern Warfare」がシリーズ最新作となっています。

本シリーズは、映画のような派手な演出が魅力のキャンペーンや、スピーディーな戦闘が楽しめるマルチプレイでファンを虜にしています。また、ギネス・ワールド・レコーズの「史上最高のビデオゲームシリーズ」ランキングにて、「マリオ」や「GTA」を抜いて見事一位に選ばれたことも。もはや世界で最も有名なゲームといっても過言ではありません。

「COD」はとあるゲームデベロッパーの分裂から生まれた!?

今やFPSの王として君臨するCODですが、その誕生の裏にはちょっとした事件があったのです。

事の発端は2002年(日本では2003年)にリリースされたFPSゲーム「メダル・オブ・オナー アライドアサルト」。当時はこのメダルオブオナーがFPS界で人気を博していました。ちなみにメダルオブオナーシリーズ自体は映画界の巨匠スティーブン・スピルバーグが生みの親なんですよ。

しかし、これを開発した2015.incはある意見の食い違いで分裂したのです。その「意見」とは、ゲーム内キャラのイメージ。一方は主人公はヒーローであるべきと主張、もう一方は戦場の一兵士を描くべきだと考えていました。

また、本作をパブリッシュしたEAが「メダル・オブ・オナー アライドアサルト」の成功を受け、2015.incを社内に無理やり取り入れようとしたそうです。それに反発したこともあり、結果として一部のメンバーは独立してゲームデベロッパーInfinity Wardを設立。その後、2003年に初代「Call of Duty」をリリース、同年Activisionに買収されました。

今では最も有名なゲーム開発スタジオとして名を轟かせています。

ちなみに残ったメンバーたちはその後もEA社のもとで「メダル・オブ・オナー」シリーズの開発を続けていましたが、結局スタジオは閉鎖してしまいました。そして多くのスタッフは同じくEA傘下のDICE LAに移籍したのです。ちなみにこのDICE LAは「バトルフィールド」シリーズを手掛けていることで有名です。

バトルフィールドといえばCODと並ぶ大人気FPSで、よく比べられるライバルFPSゲームとして有名ですよね。

さらに面白いことにInfinity Wardでは「Call of Duty: Modern Warfare2」の開発後、パブリッシャーのActivsionと報酬を巡るトラブルが発生しました。これを機にスタッフの約半数が離脱し、EA社のもとでRespawn Entertainmentを設立。のちの「Titanfall」や「ApexLegends」を開発するスタジオが誕生したのです。

また、先ほど説明したDICE LAは2020年からこのRespawn代表の指揮下に入っています。ちなみにRespawn Entertainmentは現在、メダルオブオナーの新作VRタイトル「メダル オブ オナー: アバーブアンドビヨンド」を開発中です。

世界的に有名なCOD、それにApexLegendsやバトルフィールドもこれらの事件がキッカケで今の形になっているといえるでしょう。これらのタイトルに因果関係があったと考えると感慨深いものです。

ルール・解説


引用:playstation.com

CODには様々なゲームモードがあるのですが、公式大会などでは「CDL(Call of Duty League)ルール」が使われます。このルールは大会や時期によって少しずつ変化するのですが、基本的なことは変更されません。ここでは現在規定されているルールをざっくりと解説します。

このルールではHARDPOINT・Search & Destroy・Dominationの3つを使用して行われます。

◇ HARDPOINT(ハードポイント)

時間経過で場所が変わる地点を確保してポイントを確保するモード。試合時間は5分間、先に250ポイントに達したチームの勝利となります。拠点確保の際、敵プレイヤーが拠点内にいるとポイントを取ることができないため、敵を制圧する必要があります。拠点が変わる場所は規則性があるため、先回りをして拠点を確保するといった戦術も可能です。

◇ Search & Destroy(サーチアンドデストロイ)

攻撃側・防衛側に分かれてマップ内に存在するA・B2つの目標を巡るモード。制限時間は1分半、各ラウンドのリスポーンはなし、先に6ラウンド先取したチームの勝利です。攻撃側はAかBを破壊、もしくは敵チームの殲滅でラウンド勝利となります。

目標の破壊には1人だけ持ち運べる爆弾を使うことになります。一方防衛側は制限時間終了まで目標を守り通すか、設置された爆弾の解除、もしくは敵チームの殲滅でラウンド勝利です。目標が2つ存在するため、どのように目標を破壊・防衛するかが見どころとなります。

◇ Domination(ドミネーション)

マップ内に存在するA・B・C 3つの拠点を取り合うモード。試合時間は5分、2ラウンド先取したチームの勝利となります。拠点内に一定時間いることで拠点を確保することができます。拠点が3つしかなく、そのうちのA・Cは各チームのリスポーン地点に近いため、Bをどれだけ確保できるかが重要なポイントです。

目まぐるしいゲームプレイ!


引用:playstation.com

【1】テンポの速い試合展開

COD最大の特徴は試合展開の速さ。Search & Destroy以外のモードではリスポーンが可能なため、全体的に戦闘のテンポがとても早いです。そのため必然と戦闘シーンも増え、プレイヤーたちの技量が目に入りやすくなっています。腕前が前面に押し出されたゲームプレイは、まさに弱肉強食の世界!

【2】プレイヤーごとの個性

CODの競技シーンでは、中距離の戦闘に適したアサルトライフルと遠距離特化のスナイパーライフルが使えます。そしてこの2つは全くと言っていいほど使い勝手が違う武器なのです。そのため、アサルトライフルが得意なプレイヤー・スナイパーライフルが得意なプレイヤーと、プレイヤーによって得意な武器が違います。試合中は誰がどの武器を使っているのか注目してみると面白いと思います!

注目選手

◇ Rush Gaming

引用:Rush Gaming公式サイトより

日本のCODプロチームで最も知名度が高いのが「Rush Gaming」。数々の世界大会を経験している彼らはまさにCOD界の猛者と呼べるでしょう。CODのカリスマ的存在であるGreedzz選手や、最強COD実況者 Haseshin もこのRush Gamingのメンバーです。

◇ Libalent Vertex

引用:Libalent Vertex公式サイトより

2018年に彗星の如く現れたプロチーム。その圧倒的な強さで、2018年から現在までの「CWL日本代表決定戦」を全て優勝しています。その活躍ぶりからCOD界では「無敗の王者」と呼ばれているほど!!

大会

◇ 「Call of Duty Challengers⽇本代表決定戦 Summer」


引用:playstation.com

▷ 配信URL:Youtube「PlayStation Japan」
ソニー・インタラクティブエンタテインメントが主催するCOD公式大会。優勝者は世界大会である「Call of Duty Challengers」の出場権が与えられます。また、本大会はトーナメント、総当たり戦方式となっています。
◇開催期間:5月~7月
◇オンライン予選:2020年5⽉24⽇(日)、31⽇(日)
◇オンライン最終予選:2020年6⽉予定
◇決勝大会:2020年7⽉予定

CODはまさにFPSのシンプルな面白さを詰め込んだ作品。これらはシリーズの長い歴史と作品から現在に至るまで受け継がれているのです。今年はまだ新作が発表されていませんが、これからもCODのさらなる進化から目が離せません!(第5/6回 完)

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