eスポーツと仲間と過ごした3年間―正則学園eスポーツ同好会

今回取材したのは「正則学園高等学校(以下、正則学園)」のeスポーツ同好会の皆さんです!

一昨年、昨年に続いて3年連続での取材ですが、最初の取材で1年生だった生徒が、気づけば受験生になりました。時が経つのは本当にあっという間ですね…!

そんな3年生の皆さんにはeスポーツ同好会での活動を振り返っていただき、1,2年生の皆さんにはこれからの目標などを語っていただきました。(取材日:2021/11/10)

2019年度の取材はこちら

2020年度の取材はこちら


eスポーツの活動を通して、交友関係が広がった!

――本日はよろしくお願いいたします!皆さんは約3年間eスポーツの活動をしてきたと思いますが、経験したことやよかったことはありますか?
「友達を得ました!」
「大会が他の部活と比べて中止になることが少なかったのが良かったです。人と関わることも増えて顔が広くなりました。」
「長い時間やれば上手くなっていくんだなと感じました。誰もeスポーツに関わったことがなくて、プレイするタイトルも聞いたことがない中で、皆で練習したりするといいところまでいけるんだなと思いましたね。」
――木村くんと橋本くんは交友関係が広がったんですね!eスポーツの活動を通して成長したなと感じることはありますか?
「練習試合をするときのやり取りをDiscordで行うのですが、そこで文章を考える力が身につきました。また同じことをずっとやるので忍耐力もつきましたね。」
「1年生の頃に比べると、外部の人や部活を通して初めて会う人と話すときに、緊張せずに会話できるようになりました。」
――コミュニケーション能力は社会に出てからも大切なので、この時期に得られたのは大きいですよね!それでは逆に大変だったと思うことはありますか?
「後輩に教えることはすごく難しかったですね…。自分たちが同好会の1期生になるので、最初は何もないところからのスタートだったんです。やっぱり人が増えてくると教えることは難しいなと感じました。」
「教える時に自分たちが1年間やってきたことを言語化するのが難しいなと感じました。自分たちは言わなくても通じることがありますが、新入生は何も分からないので説明が大変でしたね。」
「自分のモチベーションを保つことが一番大変でした。どうしても2年半ずっと同じゲームを続ける必要があると、途中で飽きてきたり、もういいかなーって思ったりというのがどうしてもあったんですね。ただ部活で友達とやればそういうのが無くなったので…。部活ってありがたいなと思いました。」
――これまでにLoL以外に長く続けたゲームはありますか?
「1つだけをずっと、というのはないんですが、モンハンはやっていますね(笑)。それくらいです。」
「中学校の頃からPCでゲームをしてきたので、レインボーシックスシージとPUBGはLoLと同じかそれ以上やっています。」
「2年以上続けたゲームというのはなかなかないですが、高校入学前はモンストやパズドラ、マイクラくらいですね。」
――今後eスポーツの活動を続ける予定はありますか?
「あります!」
「続けたいとは思っています。」
――お、いいですね!ちなみにどんな感じで続けようと思っていますか?
「今は受験生のはずなんですが、夜はずっとLoLをやっているんですよね。そんな感じでこれからもほのぼの過激に続けていくと思います。」
――ほのぼの過激にって矛盾しているように感じますが大丈夫ですか?(笑)今後も機会があれば大会にも出ようと思っていますか?
「またみんなが集まって出る機会があれば出ようか、という感じです。」

強烈だった現プロゲーマーとの対戦と敗北

――これまで大会に何度か出場してきたと思いますが、楽しかったことはありますか?
「大会に直接は関係しないんですが、大会当日みんなと学校でピザを食べるっていうことがあって、それが楽しかったです(笑)。」
「大会の1、2週間前から活動がいつにもまして活発になるんですが、その大会の雰囲気の中でやることが楽しかったです。特に大会に出る、結果を残すという緊張感が楽しかったですね。」
「みんなで勝利に向かって練習したり、どうやって勝とうかなと考えたりする時間が楽しかったですね。」
――それでは逆に大会で悔しかった経験はありますか?
「僕は補欠だったので、見ていて悔しいなと感じたことなんですが、最初は有利だったのに時間をかけすぎて崩れてしまった試合が悔しかったですね。」
「1年の最初の大会で、赤バフ選手のいる高校と対戦したのですが、酷い負け方をしたんですね。その頃はなぜ負けたのか分からず何も感じなかったのですが、今はその理由が分かるので、悔しいと思えました。そうやって悔しいと思えたことに価値があるというか、そう思えるほどに自分は成長したんだと最近考えています。」
「自分も赤バフ選手と対戦したことですね。LoLを始めてすぐだったのと、ポジションが被っていたことで真正面からぶつかってボコボコにされたのは悔しかったです。でもその経験があることでどんな人と対面しようともあそこまでボコボコにはされないという謎の自信がつきました(笑)。」

ずっとみんなとゲームし続けたい

――皆さんの将来の夢はありますか?
「漠然と将来こう過ごしていたらいいなという目標なんですが、適当な広さのマンションを借りて猫を飼って、みんなとゲームしたり話したりしながら過ごせたらいいなと思っています(笑)。」
――飼うのが犬ではなく猫であるのはなぜなんですか?
「だらしのない理由なんですが、散歩がめんどくさいなって。」
――明確ですね(笑)。木村くんや橋本くん、将来の夢はありますか?
「濱本くんと同じ感じなんですけど、どんな年齢になっても友達とワチャワチャしていたいなと考えていますね。仕事に就いていてもいなくても、一緒にゲームをしていたいなと思います。」
「今のところプロゲーマーになりたいとまでは考えていないですが、ずっとLoLは続けて友達とゲームをしたいなと思っています。」
――プロゲーマーは考えていないとのことですが、将来eスポーツ業界に関わりたいと考えていますか?
「eスポーツ業界はこれからもっと発展していくと思うので、将来性を考えればeスポーツ業界への就職もありかなと思っています。自分がプレイしなくても、できることはたくさんあるので、何かしらの関わり方をするのもいいかなとは考えていますね。」
――皆さんは受験生だと思いますが、進学する学部やそこでやってみたいことなどはないですか?
「具体的に何をしたいとは考えていないんですが、法学部に進むつもりです。ただ法曹などではなくコンサルティング業をやってみたいなと考えていて、目標としては中小企業診断士の資格を取りたいと思っています。」
「理系の学部に進学しようと考えていますが、幅が広いのでそこで何をしたいかはあまり決まっていないです。」
「自分も理系の学部に進学しようと考えています。環境をよくするために何かを作ろうという学部です。」

受験生なのにゲーム漬け!?

――皆さんが個人的にハマっているものはありますか?
「APEXに最近ハマりましたね。特に好きなのはヒューズ、ヴァルキリー、ブラッドハウンドです。」
――ヒューズとヴァルキリーって割と癖が強いですね(笑)。木村くんは寝るのが得意と過去に言っていましたよね。ちゃんと睡眠時間は取れていますか?
「ちゃんと22時半とかにはやめて寝ているので大丈夫です。というかその時間になると眠たくなっちゃうんですよね。」
――普段の生活習慣のおかげですね。他の方はハマっているものはありますか?
「一番やっているのはLoLなんですが、最近ポケモンのレート対戦を始めました。」
――今度ダイヤモンド・パールのリメイクが出ますが、プレイしますか?(取材日にはまだ発売していませんでした)
「やりたいとは思っているのですが受験生なので、やらないですね。」
「LoLはするのに?」
「LoLはする。」

(一同笑い)

――受験が終わったらのお楽しみですね(笑)。橋本くんはハマっているものはありますか?
「最近またやる時間が増えたなと感じているのはデッドバイデイライトですね。あとはスマホのテンプルランというゲームもやってます!」
――テンプルランですか、懐かしいですね(笑)。皆さんゲームの話ばかりですが、ちゃんと勉強の時間は取っていますか?
「学校の休み時間や、総合の時間など自習できる時間があるのでそれらの時間を使って勉強しています。」
――家では勉強しないんですか?
「家では?まあ少々……。」
「LoLをしながら勉強をすることは結構あります。」
――ちゃんと身についていますか?
「あんまり身についていないですね。」
――意味ないじゃないですか(笑)。濱本くんは勉強していますか?
「自分も数学のプリントをやりながらLoLをしていますね。そうしたらゲーム内での行動を思い出すと数字が出てくるようになりましたね。『そういえばこんな行動した時にこの勉強してたな』みたいな感じで。」
――勉強方法が斬新…!(笑)。

成績落ちたら退部通告!!

「成績に関してですが、入部する際、彼らに誓約書を書かせていて、成績を極端に落とすと警告をくらって、2連続で警告をくらうと退部、というルールにしているんです。ただ退部に至るまで成績を落とした者はいなかったですね。」
――退部ですか!?
「実際何人かに警告を出したことがあります。」
――この中で警告を受けた人はいますか?
「受けたことはありますね。夜遅くまでLoLをしていて、朝起きたら8時半で寝坊したんですけど、その日が期末テストで先生に『次はないよ』と言われました。」
――テスト前によく寝坊するまでゲームできましたね(笑)。
「LoLが楽しかったんですよ!」
「テスト前にランクを回すと調子が上がるんですよ。それだといい集中力を保ったまま勉強ができますね。」
――勉強前に部屋を掃除してしまう感覚に似ているんでしょうか(笑)。最後に、スポーツ同好会で過ごした高校生活を、一言でお願いします!
「青春のすべてです!」
「良くも悪くも賑やかな3年間でした。」
「自分との戦いでした。」

3年生の皆さん、ありがとうございました!今後の活躍も応援しています☆

取材に参加してくださった3年生 写真左から…濱本大資くん(高3)、橋本大洋くん(高3)、木村祥悟くん(高3)

ここからは1,2年生の皆さんへの取材の様子をお届けします。

1年前とはここが変わった!

――南くんに質問ですが、eスポーツ同好会を選んだ理由を教えてもらえますか?
「学校の説明会で興味を持って、体験入部したのちに入部を決めました。」
――同好会に入る前からeスポーツを知っていましたか?
「eスポーツという単語は知っていましたが、ただゲームを楽しんでいたくらいです。」
――皆さんはeスポーツの活動をしていてよかったことはありますか?
「友達が増えました!部活を通してフレンドになって、他校ではありますがオンラインで相手の部活に参加したりしています。」
「初めて『コーチにゲームを教えてもらう』という体験ができたのが、eスポーツ同好会に入ってよかったことです。」
「やっているゲームは『知る』ということが必要なので、情報に過敏になりました。」
――なるほど。ゲーム以外のところでも情報に敏感になりました?
「時事なども含めて、日常的に気にしちゃっていますね。」
――先ほど成績を落としたら退部、と先生に伺いましたが、皆さん勉強面で困ったことはありましたか?
「大抵ここにいるメンツは成績が上がった生徒たちなんです。」
――成績が上がったんですか!素晴らしい…。日常的に勉強しているんですか?
「一切していないです。」
――やっぱりLoLは頭を使うゲームなので思考力が鍛えられたのかもしれないですね。前回の取材時に小関くんはLoLの用語が覚えられない、メンバーとコミュニケーションがとれないと仰っていましたが、その後はどうですか?
「ある程度の用語や自分が使う用語は覚えました。またコミュニケーションについても前回の取材時に比べてできるようになったし、チーム全体でも円滑になったと感じています。」
――それはよかったです!他の方で自分はこれが成長したな、というものはありますか?
「PCゲームを触ったことがなかったので最初は慣れなかったのですが、今は結構できるようになりました。」
「コミュニケーション能力が上がった気はしますね。」
――伊藤くんは以前、自分のレーンは守れるようになりたいと仰っていましたが、できるようになりましたか?
「今はMIDをやっているのですが、もう大丈夫です。」
「今は彼がエースでやっていますね。」

友人のような距離感☆コーチとの関係

――eスポーツ同好会では、最近LoLのコーチを招いて練習をしているそうですね。どのような練習をしているのですか?
「コーチは前年度の11月頃からeスポーツを専門にしているeSpoructorさんにお願いをしまして、本格的なコーチングを受けています。」
――どのような方がどんな頻度で来られるんですか?
「1か月に2回ほど来ていただいています。来ていただいているのはグランドマスターの方や特定のキャラクターでランキングトップ5以内に入った方です。そういった方々に本格的に構築の仕方やキャラの全体的な考え方を学んでいる状態です。」
――そのコーチの方は実際に学校に来られているんですか?それともオンラインでのコーチングなんですか?
「月2回は実際に来てくださっていて、時間があるときはオンラインで参加してくださっています。」
「それこそ橋本くん、濱本くんは日曜の朝7時から翌3時頃までずっと一緒にやっていますね。」
――朝から夜中まで…!?距離感が友達みたいですね(笑)。それでは逆にコーチがいない時はどのように練習していますか?
「5人でノーマルに入って試合をしているんですが、最近はコーチに目標を立てた方がいいと言われたので、目標を立てて練習しています。」
――ちなみに直近だとどんな目標を立ててプレイしていますか?
「直近だとドラゴンを全部取るということを目標にしてプレイしています。そして部活の最後にその日の反省をして終わっています。」
――前回の取材時に伊藤くんはノートを取っていると言っていましたね。今個人技の上達のために皆さんがやっていることはありますか?
「最近だと一人でランクに行ったりしていますね。」
「自分の好きなキャラを見つけて、そのキャラを使ったら絶対勝てるというくらいには練習をしています。」
「僕は自分の考えがコロコロ変わる人間で、やることが気分で変わるんです。なので努力しても伸びないと思うんですよね(笑)。」
――面白い自己評価ですね(笑)!成沢くん、プレイスタイルを固定しようとはしないんですか?
「そうですね。変幻自在です。」
――それは随分司令塔泣かせですね。南くんが頑張っていることはありますか?
「使えるキャラや知っているキャラを増やそうと頑張っています。」
――今後の大会の目標はありますか?
「まずはブロック優勝を目指して頑張りたいです。」

LoLから離れてもゲーム!

――今個人でハマっているものはありますか?
「自分は今ダークソウルにハマっています。」
――ダークソウルなんですね!ちなみにどんなところにハマっているんですか?
「すべてのボスを倒しても、強くてニューゲームみたいなことができるんですよ。それで気づいたら何周も回っていました。」
――他の方はハマっているものはありますか?
「スマホゲームなんですが、CoD Mobileにハマっています。PCのFPSもプレイしたのですが、あんまりでした。」
「LoLしかやっていないですね。しいて言えばチームファイトタクティクス※をプレイしています。」

※チームファイトタクティクス(TFT)…Riot Games社によって開発された児童戦闘機ゲームで、LoLのスピンオフです。

「家でPCをプレイする時間が取れるようになったので、LoLをずっとやっています。」
――同好会のない日はどんなことをして過ごしていますか?
「自分はスポーツをしているんですが、中学から(小学校)バスケをずっとやっています。」
――そうなんですね!高校でバスケ部に入ろうとは思わなかったですか?
「高校のバスケ部よりも自分の方が強いんじゃね?って思ったので入りませんでした。」
――そうだったんですね(笑)。他の方はどんな過ごし方をしていますか?
「同好会でLoLをやっているんですが、結局家に帰ったらLoLを開いてから勉強するので、同好会があってもなくても変わらないです。」
「僕も友達を誘ってLoLをずっとやっています。」
「家帰ったらゴロゴロしたらそのままLoLをプレイしています。」
――皆さん特技はありますか?
「同じ作業をひたすら淡々と何も感じることもなく飽きることもなくこなすことができます。」
――事務作業というか、同じことをずっとできるということですかね?
「そうですね。手を動かしてあまり頭を使わずにできる単純作業をひたすらできます。」

選択肢は多く持っておきたい

――将来やってみたいことや、職業はありますか?
「淡々と作業をするのが好きなので、単純作業や生産系の仕事をやってみたいと思っています。」
「アナリストなど選手を裏でサポートするeスポーツ関連の仕事をしてみたいと思っています。」
「さっき言った通り、気分が変わりやすいんですよ。なのでやりたいことが自分の中で定まらないんですが、可能性を多く取っておくに越したことはない、というのが今の考えです。」
「一応ゲームクリエイターを視野に入れていたんですが、今は決まっていないですね。」

1,2年生の皆さんありがとうございました!

取材に参加してくださった1,2年生のみなさん 写真左から…南亘くん(高1)、伊藤凪人(同好会長)くん(高2)、小関勝久くん(高2)、成沢拓都くん(高2)

次は先生のお話をお届けします!

週5日で再開したものの、1日2時間の活動制限

――前田先生は今年度からいらっしゃるんですか?
「そうですね。今年度赴任しまして、その際にeスポーツ同好会の副顧問になりました。」
――そうなんですね。元々eスポーツやゲームなどの知識はあったんですか?
「元々ゲームが好きで、数学科の人間なので理系ゲーム好きみたいな感じだったんですね。ここに赴任するちょうど1年前くらいからLoLを始めました。」
――それではそれなりに知識のある状態で赴任されたんですね。コーチの方がいらっしゃいますが、どういった経緯で契約されたんですか?
「2年前は副顧問の斎藤先生がコーチだったんですが、今の3年生たちと同じ知識しか入れていないので、このままでは成長が難しいと考えていました。そんな折、たまたま英語科の教員がeSpoructorさんでコーチをしている方と知り合いで、繋いでもらったんです。またeSpoructorさんも団体へのコーチングが初めてということでしたが、今後チーム向けのコーチングをしたいという趣旨と、我々が求めているものが合致しまして話が決まりました。」
――学校での活動状況はどんな感じなんですか?
「緊急事態宣言下では本校は部活動をやらない、という形で動いていましたので、部活動ができるようになったのは10月からですね。10月からは火・水・木・金・土の週5日で活動しています。」
――週5日で活動できるようになったんですね。
「ただその中でも、新型コロナウイルス感染症のリスクはあるということで、1日につき2時間という制限をつけての活動をしています。」

――曜日によって開始時間は違うと思いますが、大体何時ごろから活動されているんですか?

「今は授業自体も40分授業に短縮されていますので、14時から16時までで活動しています。」
――そんなに早いんですね。
「会社員の方々の退勤時間と被ってしまうので、活動時間を2時間にして早めに帰らせるようにしています。」
――確かに立地がオフィス街ですし、電車で帰る子は大変ですよね。またLoLもゲーム時間が長いので家でやることにもなりますよね。
「そもそも家にPCがないという子やパソコンに触れる状況じゃない子もいましたので、本当に部活動での2時間以外ではスマホで情報を調べることしかできない子もいましたね。」

同好会初代となる3年生の涙を見て

――初代の彼らがOBになるわけですが、先生としてはどんなお気持ちですか?
「彼らも言っていたんですが、大会で負けている高校はたいていブロック優勝していて、そこで勝てばうちらが優勝できたよねっていうところなので悔しいなと思っています。最後の大会になった『STAGE:0』でも同じ負け方をしてしまったのですが、引退するある3年生が涙を流す姿を見て、そんなに思ってくれる同好会を作ることができてよかったなとも思いました。なのでこれから先も同じように思ってもらえるような同好会を展開していって、そこで成績もついてくるように頑張ってもらいたいなと思っています。」

いかがでしたでしょうか?
同校eスポーツ同好会は3年連続で取材していますが、1回目の取材で1年生だった彼らがもう3年生となり引退。そして次の世代に移り変わっていく様子を見ていると、先生と同じような目線で編集部としても感慨深い思いがあります。

また1,2年生も3年生と同様にLoL漬けの生活を送っていますし、優勝するという目標も掲げてくれました。新しくコーチも付いて、更に実力をつけていくであろう彼らが活躍する姿がとても楽しみです!

ゲーマーゲーマーでは引き続き高校eスポーツ部に取材を続けていきます☆次回をお楽しみに。

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