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喧嘩するほど仲がいい!?Rascal Jester LoL部門 アカデミーチーム オンラインインタビュー

『League of Legends』の日本プロリーグ「League of Legends Japan League」(以下、LJL)がかつてないほどの盛り上がりを見せていますが、その中でも一際の活躍ぶりを見せるのがRascal Jesterです。

またRascal JesterはLJLだけでなく、8月30日より開催された「LJL 2021 Academy League」にも出場し、大会では同チームのアカデミーチームが出場していました。

一体Rascal Jesterのアカデミーチームはどのような選手たちが集まっているのでしょうか?そこで今回私たちゲーマーゲーマーは彼らのことを知るべく取材を敢行し、選手の人物像や練習方法などたくさん聞いちゃいました!それではお写真と共に取材内容をお届けします☆(取材日:2021.8.27)

〇Rascal Jester アカデミーチーム メンバー

・Rando 選手 (写真中右、TOP)
・Curep 選手 (写真上右、JG)
・Cosmic 選手 (写真上左、MID)
・Sirotama 選手 (写真中左、ADC)
・ShakeSpeare 選手 (写真下、SUP)

――本日はよろしくお願いします!早速ですが、皆さんがRascal Jester(以下、RJ)に加入したキッカケを教えてください!
「一時期LoLでずっと同じランク帯をさ迷っていた時期があったのですが、パソコンを買い替えたことで一番上のランク帯に行くことが出来たんです。そうしたらLoLがどんどん楽しくなってきて、周りからもプロになった方がいいとの声も上がっていたので、RJの募集に応募してサブのTOPになることが出来ました。」
「LoLのプロ選手であるPeanut選手と同じレベルに達したくてプロを目指したことがキッカケです。そして去年のLJLのスカウティング・グラウンズというトライアウトに出場し、周りの方に色々声を掛けた結果、RJに加入することができました。」
「僕はLJLのスカウティング・グラウンズのサブ選手だったのですが、3試合ほど出場することが出来たんです。そしてRJの方から声を掛けていただき、チームに加入することが決まりました。」
――皆さん自分から応募などをして加入していたのですね!ちなみにSirotama選手はどういう経緯でRJに加入したのですか?
「僕も元々プロを目指してはいたのですが、どこのチームにも加入はしていませんでした。しかし今年に入ってShakeSpeare選手からRJへ加入しないかと誘われたことがキッカケで加入しましたね。」
――Shakespeare選手がSirotama選手を誘ったとのことですが、、どういった経緯があったのでしょうか?
「去年出場した『U19eスポーツ選手権』で同じチームのメンバーがSirotama選手でした。そしてSirotama選手はLoLに対するモチベーションがすごく高かったので、RJに誘ってみたんです。」
――そういった経緯があるのですね。ShakeSpeare選手はRJにどうやって加入したのですか?
「私は高校生で始めて出場した大会である『第2回全国高校eスポーツ選手権』で優勝した際に、RJの方から声を掛けてもらって加入しました。」

〇LoLは友達キッカケが多い?!

――皆さんがLoLを始めることになったキッカケを教えてください!
「最初はLoLではなくFPSなどを遊んでいました。だけどそれらのゲームに飽きてしまったとき、友達からLoLに誘われたんですね。その時は17歳だったのですが、そこからは今日にいたるまでずっとプレイしています。」
――Rando選手はFPSを最初にプレイしていたのですね。ではCurep選手はLoLを始める前は何かゲームをしていましたか?
「高校生の頃はスマホで『Vainglory』というゲームで大会などに出場していたのですが、友達からLoLに誘われたことをキッカケに始めました。LoLを始めた当初はあんまりプレイしていなかったのですが、『League of Legends World Championship』に出場していたPeanut選手のプレイに影響を受けてからは、LoLにのめり込んでしまいましたね。」
「僕も友達に誘われて14歳の頃に始めました。なので5年はLoLをプレイし続けています。」
――皆さんお友達がキッカケでLoLを始めたのですね!
「僕もみんなと同じで友達に誘われたことがキッカケです。それまではPCゲームをやったことがなかったのですが、11歳の頃から始めて今でもずっとプレイするほどハマりました。」
――ShakeSpeare選手もお友達キッカケで始めたのでしょうか?
「友達というよりは、中学2年生の時に好きな人からLoLに誘われたことがキッカケです。最初は好きな人との接点を増やしたいという理由で始めたのですが、その相手が誘ってきたわりには全然一緒に遊んでくれなかったんです。しまいには同じランクまできたら一緒に遊んであげるよといわれ、そこからはランクを上げるためにずっとプレイして今に至ります。」

〇仲よしがゆえに喧嘩も

――このアカデミーチームは結成してどれくらい経っているのでしょうか?
「今年の1月からチームを結成しているので、大体8か月ほどですね。」
――結構長いですね!ちなみにチームの仲は良いのですか?
「仲はいいと思います。練習が終わったあと、コーチも含めたみんなで遊ぶことはよくありますね。」
――どういったことをして遊ぶのですか?
「LoLで遊ぶこともありますし、お絵かき当てゲームをみんなでしたこともあります。みんな絵は下手ですけど(笑)。」
「みんな棒人間しか描かないよね(笑)。」
「個人的にはCurepとCosimicが下手だと思います(笑)。」
――皆さん本当に仲がよさそうですね!では逆に喧嘩をすることとかはあるんですか?
「ありますね。特にスクリム中は熱くなってしまいがちです。」
「大体自分が原因ですね(笑)。自分を起点にTOPのRandoかSUPのShakeSpearと言い合いみたいになることはあります。」
――でも喧嘩するほど仲がいいと言いますよね!ちなみにチーム内のリーダーとかは決まっているのですか?
「リーダーはいないけど、スケジュール管理はShakeSpeareがやってくれています。」
「ゲーム内で率先して指示を出してくれるのはCurepくんですね。彼が担当しているJGは全体が見えているポジションなので、試合中は一番声を出していますね。」

〇どんなゲームよりものめり込んでしまうLoL

――皆さんはプロになっているほどLoLが大好きだと思いますが、このゲームのどういったところが面白いと感じていますか?
「僕が昔プレイしていたゲームは課金で強くなれたのですが、LoLは完全に実力で強さが決まるのでそこがいいですね。自分のこれまでの経験でも、これ以上奥深いゲームはないです。あとは5対5というチーム制も、より一層奥深さを感じる部分です。」
「面白いと感じている部分に関してはRandoと同じです。でも個人的に一番好きなところは、負けたらとても悔しい、勝ったら最高に嬉しいゲームだということですね。どのゲームよりも感情移入してしまうゲームがLoLなんです。」
「Curepくんが言っていることはすごく共感できます。このゲームの一番好きなところは、勝負に熱くなれることですね。さっきスクリムで喧嘩することもあるという話が出ましたが、それくらい気持ちが入るゲームなんですよ。あとは定期的なアップデートで常に変化があるところも好きですね。」
――気持ちが入ってしまうほど奥深く、のめり込めるゲームなんですね。Cosmic選手はLoLのどういったところが気に入っていますか?
「僕は昔FPSもプレイしていたのですが、そのFPSと同じで5対5で戦えるところが気に入っています。あとはランクシステムがあるところですね。色々な挑戦が待っていて、とても楽しいゲームです。」
――チーム戦というところもいいですよね。ではShakeSpeare選手のLoLの好きなところはどんなところでしょうか?
「具体的にどこが好きかというよりは、感覚的に好きという感じですね。これはLoL以外にも言えることなんですが、私は自分のできないことがたくさんある、しかもそれが出来るようになるのは簡単ではない、というような挑戦のしがいのあるものが好きなんです。なのでLoLはそういったところが練習のしがいがあって好きですね。」

〇RJアカデミーチームの練習方法とは

――皆さんは普段どれくらいLoLの練習をしているのですか?
「チーム練習が午後の3時からあって、そこではスクリムを2、3回ほどやります。でもみんな個人練習もしているので、平均して1日に8時間以上はプレイしていると思います。」
――練習時間が8時間越えとはまさにプロですね。あとLJLの本戦に出場する方たちと練習することはあるのでしょうか?
「この前メインの選手たちと練習試合を組ませてもらったことがありました。それ以外でも個人的に選手と話したり、スクリム中に1軍の人たちが見に来たり、ちょっとした交流はたくさんありますよ。」
――スクリムなどを通してなにか差を感じることとかはあるのでしょうか?
「1軍の選手たちと戦うときは壁しかなくて、メンタルがボロボロになってしまいますね。」
「練習試合をさせてもらったときは上手いなぁとしか感じません。それくらいチームとしての動きが完成されているんです。」
――やはり先輩方はとても強いんですね。ではアカデミーチームの強みはなんだと思いますか?
「一言でいうと諸刃の剣ですね。攻めが強く、受けが弱いので。」

一同「(笑)。」

「でもそんな感じだよね。上手くいったときはすごく強いけど、失敗したときは一気に調子が悪くなっちゃいます。なのでそこを改善できるようにもっと練習していきたいですね。」
――最後に今後の目標や期待することを教えてください!
「まずは結果を残して、このチームが注目されるキッカケをつくりたいです。あとは色々な人にプレイを見てもらい、新たな活動への道を開きたいですね。そして今年のアカデミーリーグをキッカケに来年以降のアカデミーの試合が増えて、より新しい選手が活躍できる場が増えてほしいと思っています!」

――選手の皆さん、ありがとうございました!

RascalJesterアカデミーチームの取材はいかがでしたでしょうか?LoLのプロチームのアカデミーに所属しているだけあって、練習内容やLoLに対する情熱も人一倍凄かったですね!それに練習が終わってもみんなで遊んでいるなど、アカデミーチームの意外な一面もみることができたのではないでしょうか?

ゲーマーゲーマーではこれからもプロシーンで活躍する若き才能を持った選手をどんどん取材していきます!次回もお楽しみに☆

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