日本一有名なLoLチーム「DetonatioN FocusMe」、そのアカデミーチームの素顔に迫る!
日本のLoL大会で最大規模を誇る「League of Legends Japan League」。
その中でも特に活躍しているのが「DetonatioN FocusMe」(以下、DFM)です。そして先日開催された「LJL 2021 Academy League」ではDFMからアカデミーチームが出場しました。
Marimo選手やrre選手、van選手など、ゲーマーゲーマーのインタビューでもお馴染みの選手がいるチームですが、一体どんなチームなのでしょうか?ということで私たちゲーマーゲーマーはそんなDFMのアカデミーチームに取材を敢行!チームに入ったキッカケや普段の様子などを色々聞いちゃいました☆それではお写真と共に取材内容をお届けします!(取材日:2021.9.3)
◇ DetonatioN FocusMe アカデミーチーム メンバー
メンバー(上段左から)
・rre選手 (MID、現役N高生)
・Marimo選手 (ADC、N高OB)
・Nesuty選手 (JG)
(下段左から)
・van選手 (TOP、N高OB)
・Fujimoto選手 (SUP)
――本日はよろしくお願いします。まずは皆さんがLoLを始めたキッカケを教えてください!
「LoLは2017年の春からプレイしています。当時は何もやるゲームがなくて、たまたま目に入ったLoLの広告見て、試しにプレイしたのが最初でしたね。でも1回辞めてしまったときもあります。」
――どうして1回辞めてしまったのですか?
「始めた当初、LoLが本当に複雑で難しく感じたんです。でも友達に誘われて再開したら楽しくて、ここまでプレイしてこられました。」
――確かに初心者からするとLoLは難しいですよね。ではNesuty選手はどうやってLoLを始めたのですか?
「LoLをやる前はスペシャルフォース2というFPSをやっていました。そしてこのゲームの大会に一区切りついたとき、友達に誘われてLoLを始めましたね。ちなみに本格的にプレイを始めたのは日本サーバーが実装されてからです。」
「スペシャルフォース2懐かしいなぁ~。当時はめちゃくちゃプレイしていました。」
――皆さん昔からPCゲームに慣れ親しんでいたのですね。Marimo選手も他のPCゲームがキッカケだったりするのでしょうか?
「そうですね。LoLを始める前はネットの友達とLoLと似ているゲームを遊んでいました。それでその友達にLoLに誘われて始めたんです。」
――ちなみにLoLと似ているゲームはMOBA系ですか?
「ちょっと複雑なんですけど、マインクラフトの中でLoLみたいなことをして遊んでいました。」
――マインクラフトのPvPサーバーで遊んでいたなんて、中々ニッチなの遊び方をしていたのですね。
「大体2002年前後生まれの人ってマイクラ世代だよね!」
――確かrre選手もLoLをやる前はマイクラをやっていたのですよね。
「LoLをやる前はマイクラをやってましたね。そして中学2年生の時に友達にLoLに誘われて、一緒に学びながらプレイしていました。」
――話を聞いていると皆さんお友達キッカケでLoLを始めている人が多いですね。
「僕も中学生の時から毎日集まっているボイスチャットグループがあって、そこの友達に誘われてLoLを始めました。でもそのときは合計で4回はアンインストールしましたね(笑)。」
――4回もアンインストールなんて、何があったのですか?!
「当時のLoLは英語だったので、全く内容が理解できませんでした。しかも一緒にやっていた友達に色々聞いても、自分で考えろって怒られてばっかりで(笑)。そんなこともあって、本格的にLoLを始めたのは日本サーバーが実装されてからです。」
◇ DFMに入ったキッカケ
――次は皆さんがDFMに入ったキッカケを教えてください!
「DFMのアカデミーチームの募集が始まったときにすぐに応募しました。またN高で同じチームだったMarimoがDFMにいたので、応募することに迷いはなかったですね。」
「vanとrreとはN高で同じチームだったということもあって、入ってきたらやりやすいだろうなと思っていました。」
――かつてのメンバーとまた同じチームでプレイできるなんて素敵ですね!ではMarimo選手はどういった経緯でDFMに加入したのですか?
「DFMの選手は日本一で、そんなチームが募集をかけていて応募しないわけがないですよね。それですぐに応募したんです。」
――Marimo選手もvan選手も憧れがあって応募したのですね。では同じN高メンバーであるrre選手はどういったキッカケでDFMに加入したのでしょうか?
「LJLで活躍している選手がとてもカッコよくて、それに憧れていたということで応募しました。特にTOPのEvi選手に憧れています!」
――憧れていたチームに加入できるなんてすごいことですね。ではNesuty選手はどうやってDFMのアカデミーチームに入ったのですか?
「元々1年前からDFMには所属していたのですが、色々事情があって辞めてしまいました。その後アカデミーチームの募集があって応募しようかと思ったのですが、一度抜けてまた入るのは図々しいなと思ってとどまっていたんです。でも急にDFMの方から連絡があって何だろうと思ったら、アカデミーチームに応募したことについて聞かれたんです。」
――あれ?応募していないのに連絡がくるなんておかしいですね……。一体何があったのでしょうか?
「実は配信で僕の心境について知ったリスナーが代わりに応募していたんですよ。」
一同「えぇ!?!」
「でもそのおかげでDFMにまた入ることが出来ましたね。」
「あんなに誘ったのに自分で応募してなかったの?!」
――Fujimoto選手はNesutyを誘っていたのですか?
「めちゃくちゃ誘っていました。JGではNesutyが一番うまいと思っていましたね。むしろNesutyの影響でDFMに入りたいと思ったまであります。」
――ではFujimoto選手はどうやってDFMに入ったのでしょうか?
「元々はMarimoくんと同じADCというポジションでした。でもアマチュアの大会でSUPとしてNesutyと一緒に出場することになったんです。それがきっかけでSUPとしてDFMの募集に応募しました。ポジションを変えて不慣れな部分もありましたが、なんとかやっています。」
◇ 勝つためにやること
――次は練習についてお聞きします。チーム練習と個人の練習はどれくらいの割合で行っているのですか?
「チーム練習だとスクリムを昼夜で行うので、長くて8時間くらいですね。そして昼夜の間に個人の練習を挟みます。」
――個人の練習はどれくらい行うのですか?
「人にもよりますけど、自分たちはまだ長時間の練習になれていないので、上手い人の動画を見たりすることが多いです。」
――それでもスクリムを1日に2回行っているなんてすごいですね!
「結成したばかりの時は夜だけスクリムをしていました。でも今は本気で勝ちたいと思っているので、コーチに頼んで昼のスクリムを増やしてもらいました。」
◇ みんな仲良し!
――DFMのアカデミーチームは結成してからどれくらい経っているのですか?
「1か月弱くらいですね。」
「少しアカデミーチームの募集が遅かったというのも理由の1つだと思います。」
――結成して1か月とは思えないほど、皆さんとても仲が良いのですね!
「めちゃくちゃ仲は良いよね!」
「僕とrreとvanは同じN高だし、FujimotoさんとNesutyさんも元々友達ですからね。」
――お互いに接点が多いからこそすぐに仲良くなれたのですね。
「まともに会話するようになったのはここ最近ですね。」
「僕が1年前にDFMに所属していた時は、元DFMで今はAXIZ(アクシズ)にいるIno(あいの)くん、FujimotoとMarimoと自分の4人でした。そしてスクリムが終わったあとはMarimoくんを除く3人でよく遊んでいましたね。なんかMarimoくんは誘ってくんなよっていうオーラがあったんです(笑)。」
「なんか壁があったよね(笑)。」
「でも今は話していると面白いし、誘いやすいですね。でも当時はなんか関わりにくかったです。(笑)。」
「えぇ、そんなことはないんですけど(笑)。」
――皆さん本当に仲がよさそうですね。では逆に喧嘩をすることはあるのでしょうか?
「めちゃくちゃあるんじゃない?」
「喧嘩らしい喧嘩はないですね。でも言い合いみたいなものは毎日やっています(笑)。」
「なんかそれっぽいのはありますね(笑)。」
「大体突っかかるのはNesutyで、それに言い返すのがMarimoくんだよね。」
――やはり練習中に起きてしまうのですか?
「でもLoLに関しての言い合いは答えがつきものなので、そんな仲たがいみたいにはならないです。」
「練習が終わったら仲良しで、Gismoコーチも入れて他のゲームをして遊ぶこともありますね。」
◇ 練習後はみんなでボドゲ?!
――練習後はどんなゲームをして遊ぶのですか?
「デジタルボードゲームをよく遊びますね。」
「ボドゲだとEviさんやStealさんとかも混ざってくれるよね!」
――LJLに出場している選手たちも混ざってくれるなんて、チーム全体で仲良しなんですね!ちなみに最近遊んだなかでお気に入りのゲームはなんですか?
「最近はお絵描き伝言ゲームのGartic Phoneにハマっていますね。」
「お題でチームのメンバー、特にvanくんをイジりすぎて、お題しか覚えてないよ(笑)。」
「vanくんイジりは大体rreくんがやっています(笑)。」
「でもめちゃくちゃイジるとかではなくて、ちょっと、ほんのちょっとだけイジるくらいですよ(笑)。」
「なんかどこ行っても俺はいじられキャラなんだよな…(笑)。」
◇ アカデミーメンバーの目標
――最後に今後の目標を教えてください!
「今LJLで戦っている日本人JGは1人しかいないので、第2の日本人JGとなれるよう頑張っていきたいです。」
「LJLで活躍できる選手になれるように、これからもっと自分の強みとかを探して頑張っていきたいです。」
「この先も色々な大会に出場して、いけるところまで行きたいです。そしてその過程を通して人間的に成長できればいいなと思っています。」
「大会の結果がどうであれ実力は全然足りていないので、今後はLJLに出場している選手に追い付けるように頑張りたいです。」
「僕はこのチームの中でも結構歳なので、早くLJLに出場したいです。」
――皆さん本日はありがとうございました!
日本のLoLシーンで知らない人はいないDFM、そのアカデミーチームの内面をたくさん知ることができたのではないでしょうか?LoLに対する真剣さを感じつつも、どこか楽しげな雰囲気のあるメンバーでした。特に練習後はボードゲームで遊んで、チームメンバーをイジッたりしているなど、チームのお茶目な一面も知ることができましたね!
これからも私たちゲーマーゲーマーは高校生プレイヤーや若きeスポーツ選手などをどんどん取材していきますよ!次回もお楽しみに☆
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