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最優秀賞受賞 八田航碧くん取材&作品掲載『eスポーツライティング選手権 Powered by JBL Quantum』

先日、「eスポーツライティング選手権 Powered by JBL Quantum」の最優秀賞・優秀賞が発表されました!

今回は最優秀賞を受賞された八田航碧(はった こうき)くんの作品とインタビューを掲載します!まずは受賞作品をご覧ください!

♢最優秀賞『最強プレイヤーになるために必要な5つのこと』

『最強プレイヤーになるために必要な5つのこと』

e-Sportsという言葉が有名になってきてゲームをする人が増えてきた今、エンジョイ勢の人もガチ勢の人も誰もが悩む「強くなるためには」ということについて僕の考えを書きたいと思います。

僕が思う強くなるために必要なことは5つあります。

1.調べること

1つ目は、そのゲームに関することを調べることです。なにごとも知識がなければ何も出来ないと僕は思います。「どの武器が強いか」や「どのキャラが強いか」など、少しでも知識はつけておいた方が肝心な時に得することがあるかもしれません。そして、その調べて学んだ知識を活かして自分にあった武器やキャラなどを選び戦うと、強くなるために何もしていない人と比べると大きな差があると思います。僕は「クラッシュロワイヤル」でずっとメガナイトというキャラに苦戦していました。でもメガナイトに強いキャラを調べてデッキに入れるだけで、メガナイトに苦戦することは少なくなりました。なので知識をつけることが大切だと思います。

2.練習すること

2つ目は、出来ない技や基礎の技術などを練習することです。対人で戦うe-Sportsにとって、スキルをあげることは必須だと思います。いくら知識があったとしてもスキルが伴っていなかったらなんの意味もありません。なので1つ目で得た知識を使ってできない技はできるまで練習することが大切だと思います。

3.環境

3つ目は、不自由なくゲームが出来る環境を整えることです。最近はオンライン対戦のゲームが増えてきて、ネット環境やデバイスのせいで負けてしまうことがあると思います。いくら知識を得て練習しようとしてもネット環境やデバイスが悪くて急に止まったりする中で練習をしても、オンラインで戦う時はなんの意味もありません。なので無理をしてでもいいデバイスを買って完璧に整った環境で練習をして対戦に挑むことが大切だと思います。

4.メンタル

4つ目は、何があってもへこたれないメンタルを持つことです。ゲームは負けることも大切だと思います。いくら知識を得て練習してても、負けたぐらいでメンタルがやられていたらいくら頑張っても強くなることはできません。なので何回負けても「なぜ負けたか」を考えて、負けた原因を克服できるように徹底的に練習することが大切です。何事も経験が大事だと思います。負けることも勝つことも全部いい経験値になるので、とにかく勝っても負けても楽しんでやれるメンタルを持つことが重要だと思います。

5.自分への理解

5つ目は、自分のことを理解することです。自分の弱いところ強いところを理解しているだけで勝負がとても有利になると思います。いくら知識やスキルややる気があっても、自分のことを全く理解していなかったら理解してる人と対戦した時に勝つことはできません。自分の弱みが分かっていたらその弱みを無くすように練習したりできます。そして自分の強みを分かっていたら自分の強みを活かせるように動いたり、強みをもっと伸ばして誰にも負けない強みにすることもできます。なので自分の力量を理解して勝負を有利に持っていくことが大切だと思います。

最後に、強くなるために僕が思う必要なことを書いてまとめたいと思います。
強くなるためには、ゲームに関する知識ををつけて自分のできない技や弱いところがあれば全て徹底的に練習して弱みを減らし、自分にあった環境を整えて、何があっても楽しむメンタルを持つことが大切だと思います。
僕も「クラロワ」では今強いデッキや一番使われてるデッキを調べて、そのデッキを自分の持ってるキャラや使いやすいキャラに合わせてアレンジして、使いこなせるように練習したら勝率が格段に上がりました。
調べて練習するだけでも自分は強くなれたので、ここで紹介した5つの要素をしっかりと身につければ、誰でも上達できるチャンスがあると思います。

♢最優秀賞受賞!八田航碧くんへのインタビュー

最優秀賞を受賞した八田航碧くんには、ハーマンインターナショナル様提供のヘッドセット「Quantum 400」が贈られました!

――「eスポーツライティング選手権 Powered by JBL Quantum」が開催され、見事最優秀賞を受賞されまた。おめでとうございます!八田くん自身はライティングの経験はあるのでしょうか?

八田くん「ライティングの経験は全くないです。ですが読書感想文などはできる方ではあったのかなと思います。」

――ライティング選手権は授業の一環で行ったとのことですが、そのライティングの授業を受講しようと思ったきっかけはありますか?

八田くん「ライティングをやったのが『ゲームコミュニケーション』という授業なんですが、ゲームを通してコミュニケーション能力を上げたいと思って受講しました。」

――「ゲームコミュニケーション」ではライティング以外にどんなことをしますか?

八田くん「自分の好きなゲームについて紹介したりしています。」

――イメージとしては好きなゲームについてのスライドを作って発表をする、といった感じでしょうか。

八田くん「そうですね。あとはインタビューの練習もしています。生徒同士で練習したり、先生や講師の方と一緒に練習したりすることもあります。」

――ちなみにどのようなことを聞いたり聞かれたりするのでしょうか?

八田くん「たとえば、eスポーツでも他のスポーツでもよく聞かれる『今回のプレイはどうでしたか?』などの質問に答えています。ただ咄嗟に言葉が出てこないこともあって個人的には苦手です。」

――今回八田くんは『最強プレイヤーになるために必要な5つのこと』というテーマで執筆していて、ガチ勢やエンジョイ勢という単語が出てきましたが、八田くんは普段どのようなプレイスタイルなのでしょうか?

八田くん「僕はエンジョイ勢ですね。大会に出るための授業があるためその時はチームで練習しますが、プロを目指すことはないと思います。ただ大会などを企画することは面白そうなのでやってみたいと思っています!」

――大会に出る授業ではどのような大会に出場しましたか?

八田くん「『STAGE:0』や『全国高校eスポーツ選手権』のリーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)部門やクラッシュロワイヤル(以下、クラロワ)部門です。ただまだ一度も勝てていないので勝てるように頑張りたいですね。」

――『最強プレイヤーになるために必要な5つのこと』をテーマとして選んだのはどのような理由ですか?

八田くん「強いプレイヤーになるために必要なことを考えた時、最初に浮かんだのが努力をしたらその分強くなるのではということだったんですよ。そうした時にこれが一番多くの人に伝えやすいことなのではないかと感じたので選びました。」

――ちなみに、強くなるために必要な5つのことをご自身はで実践できていると思いますか?

八田くん「5つの項目全部をできているわけではないんですが、実際に調べてデッキを組んで勝率を上げることはできましたね。」

――ゲームには環境によって流行るものが変わりますが、八田くんは流行りのデッキを使ったり、それを意識した立ち回りをしたりしますか?

八田くん「皆が一番強いと言っているデッキやプレイを真似しています。」

――先ほどご自身のことをエンジョイ勢と称していましたが、お話を聞いていると結構ガチ勢寄りな感じもしますね!プレイされているクラロワにはガチャ要素があって必要なキャラが手に入らないこともあると思うのですが、そういったときは自分の手持ちで補ったりするのでしょうか?

八田くん「自分の主力のキャラを1体置いて、その自分の主力のキャラを倒せるキャラに強いキャラをデッキに入れておく、みたいに負ける可能性を減らせるデッキを作るようにしています。」

――クラロワをプレイし始めたきっかけを教えてください。

八田くん「大会に出る授業を受講した時に、クラロワだけが唯一の携帯ゲームとしてあったんですね。そこで自分が昔から携帯ゲームをやっていたので、一番プレイしやすいクラロワを選びました。」

――携帯ゲームということで入学前からプレイしていたのかと思っていたのですが、入学後に始めたんですね。

八田くん「そうですね。一応入学前にも少しは触ったことがあったのですが、負けてしまったらメンタル的にやられてプレイしなくなっていました。ただ進学してからプレイする機会ができたので、もう一度やってみようと思いました。」

――やはり遊んでいるときは勝って楽しみたいのに負けてしまうと嫌ですよね。ちなみに負けてしまった後にモチベーションを維持する方法はありますか。

八田くん「負けて落ちたモチベーションを上げるには勝つしかないと思っているので、なぜ負けたのかを考えてそれを対策するプレイをするようにしています。それで勝てたら喜びは増えますね。」

――やっぱりガチ勢っぽい考え方ですね!ライティング選手権の応募から少し時間が経っていますが、今もクラロワをメインで活動しているのでしょうか。

八田くん「今はクラロワよりも、LoLをメインでプレイしています。」

――LoLをプレイする中で、大会の配信やプレイ動画などを見ることはありますか。

八田くん「学校の友達がプレイ動画を見て一気に強くなったという話を聞いたので、たまに見ています。よく見ているのは『えびンモTV』というDetonation FocusMe所属のEvi選手の動画をよく見ています。『えびンモTV』で言っていたことを試して、上手くいったら本番でもやってみて…という感じです。」

――最後に、今後の八田くんの目標を教えてください!

八田くん「まだ大会で勝てたことが一度もないので、まずは大会で1勝したいです!」

自分ではエンジョイ勢だと仰っていた八田くんですが、モチベーションを維持するには勝つしかないと考えていたり、環境に合わせてプレイしたりするなど、ガチ勢と言っても差し支えないような一面が見られました。大会への参加は積極的ではないながらも、上達しようという強い向上心があったので、大会で勝ち上がっていく姿が見たいですね。

改めまして八田航碧くん、最優秀賞受賞おめでとうございました!

優秀賞を獲得した池上 華鈴さん

OSMeスポーツライティング選手権で優秀賞を獲得した池上華鈴さん!
対戦で勝つこと以外に多種多様な楽しみ方を紹介する『様々なプレイスタイルで楽しめるスプラトゥーンの魅力』を執筆されました!
優秀賞を獲得した池上さんにはハーマンインターナショナル様提供の「Quantum 50」が贈呈されました!優秀賞受賞おめでとうございます!

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