準備期間はたったの2週間?!東海高校 コンピューター部 eスポーツ班

今回私たちが取材を行ったのは、茨城県那珂郡東海村にある東海高等学校!部活動としては珍しいホッケー部が存在し、学校内にはホッケー場が併設されているんですって!

しかし取材したのはホッケー部ではなく、コンピューター部内のeスポーツ班ですよ!元々はパソコンに関連したことを学ぶ部活動だったのが、現在はPC版とスイッチ班で分けてeスポーツ活動もしているそう!

また本取材ではPC班とスイッチ班で別々に取材をさせてもらいました!それぞれが別のハード、ゲームタイトルで活動をしているので、両者の違いにも注目です☆では写真と共に取材内容をお届けしていきます!!
※スイッチ→Nintendo Switch

トップバッターはPC班の皆さん!!

前列左から大貫優斗くん(高2)、須田春紀くん(高2)
後列左から外岡風斗くん(高2)、・川島優哉くん(高2)

◇ いきなりeスポーツ!
――本日はよろしくお願いします!まず最初にeスポーツ班の中でリーダーをやっているのはどなたでしょうか!
「きちんとした形でリーダーは決めてはいないのですが、一応僕がチームの代表をやっています。」
――大貫くんがチームのまとめ役なんですね。ところで皆さんはLoLをメインで活動しているとのことですが、この中で経験者はいますか?
「0人ですね(笑)。」
――普通はPCゲームってあまり馴染みがないですよね。そこでeスポーツを始めようと言われたときはどう思いましたか?
「前から興味はあったのですが、本当にいきなりでびっくりしました。」
――そんなに急だったんですか!?
「去年の10月くらいですねそこからは本当に慌ただしかったです。」
――皆さんは「第3回全国高校eスポーツ選手権」にも出場していましたよね。それで予選が12月と考えると、実質2か月くらいしか練習できなかったんですね。
「実は声がかかってから機材等の準備があったので、活動を開始したのが大会の2週間前でした(笑)。」
――たった2週間で出場とは、本当に急だったんですね!慌ただしい中、初の大会に出場してみた感想はありますか?
一同「(苦笑い)」
「とにかく準備期間が短かったです。」
――そうなっちゃいますよね(笑)。ちなみにポジション等は決めたのですか?
「ポジションは前日に急いで決めました(笑)。」
――大会ではロケットリーグとLoLの2つがありますが、なぜLoLにしたのですか?
「先生がLoLに決めていましたね(笑)。」
――そうだったんですね。ちなみにLoLを初めてプレイしてみてどうでしたか?
「すごい難しくて、大会に行けるのか心配でした。」
「期間がすごい短かったので、操作を覚えるので精いっぱいでした。」
――LoLは本当に難しいですよね!皆さんはゲームの基礎知識はどうやって学びましたか?
「チュートリアルを参考にみんな自力で学びました。」
◇ ネット環境がない中での活動
――週2で活動をしているとのことですが、具体的にどういったことをしていますか?
「そもそもネット環境が整っていなかったので、部活があってもゲームの練習ができない状態でした。なので家にそういった環境がある人は家で練習をしているという状態が今でも続いています。」
――そうだったんですか?!では学校ではほとんど練習が出来ていないということですか?
「できていないですね……。」
――では部活中は何をやっているんですか?
「一応今後の大会などを調べたりはしていますね。」
「あとは練習は難しいので、練習をできる設備を整えています。」
「自分たちでパソコンの設置なども行っていますよ。」
――本当にこれからって感じなんですね。いつ頃から本格的に活動できるかって分かっているんですか?
「3月あたりにはネット環境も整って、活動が出来そうな感じですね。一応家での練習は今も続けています。そして学校で活動できるようになったらみんなでゲームをしたいですね。」
◇ いきなりeスポーツ!
――チーム名が「コン部」でしたが、あれはコンピューター部からとっているのですか?
「あれは川島くんが何となく発した言葉から生まれました。」
「コンピューター部、略してコン部です(笑)。」
――元がコンピューター部ということが分かりやすくていいですね!ちなみにコンピューター部はどのようなことをしているんですか?
「P検の勉強をしたり、あとは部員で集まってゲームの話に花を咲かせていることもあります(笑)。」
――皆さんゲーマーなんですね!
「ゲームが得意な人たちが集まっているって感じの部活ですね。」
――ゲーマー同士で活動できて楽しそうですね。では今後のeスポーツ活動で楽しみなことはありますか?
「後輩に色々教えて、大会に出場してほしいなと思います。」
「とにかく全員で楽しんでいきたいですね。」
「せっかくeスポーツ班が出来たので、もっと色々なゲームに挑戦したいと思っています。」
「ゲーム内ではもちろん、それ以外でもみんなとコミュニケーションをとっていきたいです。」
――環境が整って、みんなで活動する日が待ちきれませんね!PC班の皆さん、本日はありがとうございました!!

続いてはスイッチ班のみなさんです!

前列左から大谷魁斗くん(高1)、・藤田康洋くん(高1)、谷口真樹くん(高1)
後列左から武藤光希くん(高1)、寺門樹人くん(高1)

◇ スマブラとぷよぷよにドはまり中!
――スイッチ班のみなさん、本日はよろしくお願いします!早速ですがスイッチ班で練習を行っているゲームタイトルを教えてください!!
「僕たちはスマブラとぷよぷよをプレイしています!」
――2タイトルプレイしているんですね。スマブラとぷよぷよだとどちらを多く練習しているんですか?
「スマブラが7割で、ぷよぷよが3割ですね。」
――スマブラはみんなで遊べるからいいですよね!ちなみにこの中でスマブラが一番うまいのはどなたですか?
一同「大谷くんです!」
「今までやったことのない人もいましたが、やったことのある人が多いです。」
◇ ステージ0に出場してみて
――eスポーツ班の活動とはいえ、やはり学校でゲームをプレイするというのはどんな感覚なのでしょうか?
「そもそも学校にゲーム機を持ってくることに抵抗がありました(笑)。だけど1回持ってきちゃえば慣れましたね。」
「家だとゲームをできる環境が限られますが、学校だとゲーミングPCもあるのでいいですね!」
――これからはeスポーツ班として様々な大会に出場することになるかと思いますが、何か出場してみたい大会とかってありますか?
「実はeスポーツ班に所属する前に、昨年のステージ0のフォートナイト部門で友達と出場していたんです!」
「僕もフォートナイト部門に出場していました!」
――お2人は既に大会経験者でしたか!実際に大きな大会に出場してみてどうでしたか?
「僕はあまりガチな方ではなかったので、上手い人達がたくさんいる中で自分の下手さを痛感しました。」
――大会に出場して現実を知ったという感じですか。
「今までずっとフォートナイトをプレイし続けてきただけに本当に悔しかったです。その後は大会の結果をキッカケにゲームを投げ出してしまった時期もありました。だけど今度はeスポーツ班としてステージ0にリベンジしたいです!」
◇ ステージ0に出場してみて
――eスポーツ班の活動を通して良かったなと思うことはありますか?
「学校でゲームができるってだけで特別感があって楽しいです!」
「ゲームを通してみんなと協力できたことが良かったと思います。チーム内で技術を教え合ったりすることもあって、とても楽しいです!」
「ぼっちでゲームをやるよりは、部で活動する方が楽しいです!あとはみんなでゲームをプレイすることで、自分の欠点が見えてくるなど学ぶことも多いです。」
――本日はありがとうございました!
一同「ありがとうございました!」

最後は顧問の千葉先生にもお話を聞きましたよ!主にeスポーツ班の環境に関することや、地元の役場との連携など、活動の裏側をたくさん聞いてみました!

◇ 地元の役場と連携
――東海高校eスポーツ班は地元の役場との連携を取っているとお聞きしたのですが、具体的にはどういったことをしているのでしょうか?
「具体的にはインターネット関連の協力をしてもらっています。今の学校のネット回線ではゲームができない状況なので、役場の施設をお借りして、インターネットを使えるようにしてもらっています。あとは東海村の役場のゲーム同好会の方々とぷよぷよの大会を行おうと計画している最中です。」
◇ ゲームタイトルの選定方法
――ゲームタイトルに関してですが、ぷよぷよとLoLを選定した理由はなんでしょうか?
「茨城県では前に開催された茨城国体の影響で、ぷよぷよとウイイレが盛んでした。そこでまずは比較的に簡単なぷよぷよを部活動として取り入れました。」
――ぷよぷよとウイイレが人気だったんですね。ではどうしてウイイレは取り入れなかったのでしょうか?
「もちろんウイイレも取り入れようとはしました。生徒たちの中にもウイイレをプレイしている子はいたのですが、みんなスマホ版のウイイレをやっていたんです。しかし茨城県のeスポーツの規定では、認定されているのはプレステ版のウイイレとなっています。そのためプレイするメンバーは集まったのですが、プレステでウイイレを持っている人が全然いなくて、結果としては大会に出場できずに終わってしまいました。そこでLoLなら大会に出場できると考え、パソコンを設置するために今回はeスポーツ部支援プログラムに応募させていただきました。」
――そんな経緯があったのですね。ちなみにスマブラはどういった理由で選ばれたのですか?
「スマブラはみんなが得意なゲームで、プレイするのに必要なスイッチを持っている人が多かったので選びました。」
――eスポーツ班ではPC班とスイッチ班に分かれていますが、これには何か理由があるのでしょうか?
「これは1年生と2年生という区切りでざっくりと分けています。もちろん2年生のなかにもスイッチをやりたいという生徒もいますが、如何せん学年ごとにグループができているので入りにくいそうです。なので新1年生が入部してくるタイミングでその壁を取り除けるようにしたいですね。」
◇ eスポーツ活動の環境を整える難しさ
――先ほど生徒さんからも聞きましたが、ようやくネット回線が繋がるのですね。
「本当にここまで大変でしたね。以前のケーブルテレビのオンライン取材の際には、私のスマホのテザリングで何とか乗り切っていたという状況でした。しかし、大会ではそういうわけにもいかないので、今回は東海村の方々のご支援いただきました。次はサードウェーブ様のご支援をいただいて、今月にはインターネットが開通する予定です。」
――やはり学校でのネット回線の問題はハードルが高いですね。
「神奈川県の学校に在籍していた時は、県教育委員会の方々からご支援をいただきました。しかし今は私が茨城県にきて2年目ということもあり、あまり上手くいかなかったです。そしてギガスククール構想が始まるということで、来年度以降インターネットが自由に使えるように移行している最中なんですね。そこで今早めに入れるメリットはあるのか、なんのために入れるのか等の協議や機材の問題もありましたが、なんとか解決できました。」
◇ eスポーツ活動を始めた理由
――eスポーツ活動を取り入れた理由は何ですか?
「これまで私たちコンピューター部にははっきりとした目標がなかったんです。昨年まではロボットプログラミングやペンタブを使用したイラスト制作を行っていたのですが、とにかくコンピューターに関連する活動は幅が広いんです。そのため興味を持っている生徒や持っていない生徒といった風に分かれてしまうんですね。そこで手っ取り早く取り入れられたのがeスポーツでした。」
――eスポーツが部活動に参加する目的にもなるのですね。
「そしてeスポーツを通して達成できるものが増えていったらいいなと考えています。」

ここまで東海高等学校コンピューター部の取材をお届けしました!昨年10月から活動を開始したばかりのフレッシュな生徒さんたちの様子が伝わったのではないでしょうか!!

校内のインターネット環境がまだ整っていないにも関わらずゲームに熱心に取り組み、短い期間の練習で大会にまで出場するという、eスポーツ班の相当な意欲が伺えました!環境が整った後の彼らの活動の様子が気になって仕方ありませんね♪

これからも私たちゲーマーゲーマーは高校eスポーツ部取材を行っていきます!次回もお楽しみに☆

関連記事一覧