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eスポーツ甲子園『STAGE:0』クラロワ部門 初代高校生王者☆ソーダ/SODA選手特集!

2000年前後からアメリカ、そして韓国や中国といったアジア圏で「eスポーツ産業」が大きな盛り上がりを見せてきました。そして現在(いま)もeスポーツ専門企業が次々と誕生し、高額賞金大会が開催されるという潮流が続いています。日本でも2018年には「eスポーツ元年」と称されるほどこの産業はネットニュースやメディアを賑わせており、日本の競技シーンを活性化させるバックボーンができつつあります。「ゲーマーゲーマー」では、eスポーツに挑戦する「高校生プレイヤー」という若き才能たちが今、何を思い何を感じているのか、その素顔に迫ります。

2019年8月に行われた高校生eスポーツ甲子園『STAGE:0(ステージゼロ)』では、高校生eスポーツ大会としても初めて「クラッシュ・ロワイヤル(以下、クラロワ)」が競技タイトルとして採用され、高校生王者が決定しました。

今回メールインタビューをした「そうだ(以下、SODA)」選手はクラロワ高校日本一として優勝を勝ち取った渋谷教育学園渋谷高等学校のeスポーツチーム、”Intuition”のメンバーとして出場。決勝大会で見せた鋭い顔つきとは裏腹に、優勝が決まった瞬間に見せたあどけない笑顔が印象的だった。(取材/2019年9月時点 高校2年生)

YouTubeでも”ソーダ/Soda”としてクラロワに関する配信を行っており、動画で解説を行う様はわかりやすい言葉選びで知的センスが感じられる。今回はそんなSODA選手に、優勝を経験した『STAGE:0』について、またクラロワへの思いなどをメールにて問いかけてみた。

■表彰されたいので学校に報告します!

「表彰されたことがないので、表彰されたいので(学校に)報告します!」

『STAGE:0』決勝大会の表彰時にSODA選手が発したコメント。会場を大いに沸かせました。優勝を決した後、一番に報告したのは「学校」。正確にはまずTwitterで発信をしたそうですが、親しい人は皆YouTubeで生放送を見ていた為、まず第一報を学校に入れたそうです。

■ここ一番は炭水化物!

「学校対抗の大会があったらいいよねという話はみんなと前からしていたので、大会を知ってからは全員出る気しかなかったです。」

同大会の関東ブロック代表決定戦では惜しくも準優勝という悔しい思いをしたからこそとも言える、決勝での堂々としたプレイで相手校を圧倒していた”Intuition”。

試合など「ここ一番」という時のゲン担ぎは特にないというSODA選手だが「炭水化物はたくさんとるべき」とチーム内で話していたそう。クラロワは1試合約3分という短時間での戦略バトル。脳を活性化させるエネルギーの元は蓄えておく必要があるという事だろうか。

■プレイヤースキルがとにかく大事

クラロワがリリースされたのは2016年。今や全世界で大人気のアプリゲームの代名詞となりました。

「最初にやったゲームはモンストでした。クラロワをプレイし始めたのは2年前からです。同学年で流行っていたのがきっかけでした。」

SODA選手視点からクラロワがどういうゲームであるか聞くと、、、

「PS(プレイヤースキル)がかなり重視されるゲームだと思います。カードとかは手に入りやすく、全ての試合が対人戦なので、PSが本当に重要です。」

理想とされる勝ちパターンはあれど、試合相手は毎回違い、その戦術が同じパターンで進むことはありません。対人戦だからこそ「PSを磨くのが楽しくて離れられないんだと思います。」とその魅力を教えてくれました。

■上達のコツは他人のプレイを1、2割で学ぶ

ゲーム実況者としても名を馳せる「ドズル」さんが主催の『ドズルカップ』第2回開催時では、3位という好成績を残されています。

「上達のコツは自分でプレイするのを8割ー9割、他人のプレイから学ぶのを1ー2割の時間を当てるのがいいと思います。夏休みは毎日6時間くらいしてました。普段は3時間くらいですかね。」

SODA選手自身が参考にしているというプレイヤーは「xShunTy」選手。同選手は『STAGE:0』で一緒に出場したチームメイトになります。友人でありながらプレイヤーとしても一目を置いている関係。いつも肩を並べる相手が一番認めているプレイヤーという何とも素敵な話です。

■実はテニス部所属の体育会系かつ勤勉男子

高校生時代はテニス部に所属する体育会系

「体力はあります。あとは箱根駅伝が好きですね。過去10年ちょいの大会なら何時間でも語れると思います。」

「数学は学年一位ですが、他は中途半端になってしまっています。受験とゲームの両立を実現させるのは高校時代の大きな目標です。」

実は箱根駅伝マニアだという話題も飛び出し、様々な引き出しを持っていることが判明したSODA選手。ジャンルは違えど物事に没頭し続ける要素としては、eスポーツのそれと同じ共通点に思えます。そして彼が通う高校は都内有数の進学校でもあるので、かなり学力が高いことが伺えますね。

■プロを目指して進むのみ!

今後は特に「プロに繋がる大会」に出場を希望していると目標を語ってくれたSODA選手。

「将来、eスポーツには携わりたいです。受験後にチームメイトと一緒にプロ目指す話はしてますね。たとえプロになれなくても今やっているYouTubeでのクラロワの解説は続けていきたいです。」

2019年9月の時点では大きな大会の発表はなく、地道にYouTubeでの配信等で活動を続けていく方針だそうです。

SODA選手、勉強と配信活動などでお忙しい中ではありましたが取材を受けてただきありがとうございました。「受験」と「ゲーム」の両立の実現を「ゲーマーゲーマー」は声を大にして応援していきます。そしてプロとなったSODA選手にまたお話を聞かせて頂くのを楽しみにしています☆

<ソーダ/SODAYouTubeチャンネルはこちら>
https://www.youtube.com/channel/UCgvJnFEq6incdUGgKTB_lzQ

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