N高ロケリチーム「Cat A PuLT」☆決勝直前スペシャル!!

さあさあ！冬の高校生eスポーツ大会『第2回 全国高校eスポーツ選手権』も遂に大詰め！決勝大会が目前に迫ってきましたよ～！
そして今回は☆ロケットリーグ部門決勝に進出した、学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校（以下、N高）チーム「Cat A PuLT（キャタパルト）」決勝直前スペシャル♪（取材日　2019.12.26）

普段離れた地域で暮らしているという彼らがですが、決勝大会前一同に会する機会があるという情報をキャッチしたんです！これは会いに行かなければ…！ってことで、「Cat A PuLT」の皆さんが練習をしていると聞いて突撃したのは、池袋にあるeスポーツ施設LFS（ルフス）池袋。現在指導を受けているプロチームHANAGUMIさんとオンライン練習試合の真っ最中でした。皆さんカメラを向けても気づかないほど集中力が高い！（凄っっ）練習の合間に「今のはよかった！」と手を合わせる場面も。プレイ中の緊張感がある表情がふと和らぐ瞬間があり、彼らの高校生らしい素顔が見られた気がします。

リーダーのtetuくんは福岡、他2人は兵庫県と住まいが離れているので、普段の練習はゲーマー向けチャットツール「Discord（ディスコード）」を使用して連携を取り合ってきたんだそうです。チームを結成してから顔を合わせたのは3回目とは思えないほどコミュニケーションがきちんと取れているように感じるのは、彼らが「同じゲームをプレイする」という目的で一緒に進んできたから。普段チャットや音声で会話しているので、お互い戦術面で指摘し合うことはあっても、嫌な雰囲気を引きずることはないそう。そういった安定したコミュニケーション力の高さが『3人共レベルが高く隙がない』というチームの評価に繋がってくるんですね。

そういえば「Cat A PuLT」というチーム名は”キャタパルト”という読みなんですが、皆さんどういう意味だと思います？
名前の由来を聞くと、猫の”キャット”と射出装置”カタパルト”を組み合わせて作った言葉だそう。ちなみにメンバー全員猫派です。（笑）

ロケットリーグについてどう思うか聞いてみると、「プロプレイヤーが使っている当たり判定とか、車が全く一緒でも同じプレイが簡単には真似出来ないというのが面白くて。挑戦してみたくなりました。」とyayo256くん。柔らかい口調の中に、難しいことに挑戦するモチベーションの高さを感じます。
ロケットリーグ歴はメンバー最長の約3年というtetuくんは、eスポーツではFPSやLoLを先にプレイしていたそう。「もともとロケットリーグは楽しいくらいの感覚で遊んでたけど、勝ちたいという風に変わったのはこの1年くらい。一番好きなゲームは音ゲーです（笑）。」と教えてくれました。

ロケットリーグのゲーム内に登場する好きな言葉は「シーリングマスティ※」と答えてくれたのはclockei0516くん。聞けば試合中に繰り出されるテクニックの一つで、かなり難易度の高い合わせ技なんだとか！画面を見ながらその場でわかりやすく説明してくれました。やっぱり皆さんコントローラーを握っているときの方が表情が楽しそうで、こちらまで前のめりになってしまいます（笑）。

コーチに指導を受けるようになってから、上達の速度も増したと実感がありました。「やっぱり色んな選択肢の中の、1個の正解を知ってる方々なので、教えてもらえることで気づきを得られます。それは凄く良かったですね。（tetuくん）」試合をリプレイで見ながら解説や指導を受けたりしているそう。

eスポーツに触れるのが早く、ゲームで活躍して何かを残したいという気持ちがあった3年生のtetuくんは「この大会が、もしかしたら一生で最後かもしれない機会」と覚悟をにじませます。
「チームの目標は、もう優勝一本です」と、目標を掲げるチームの心は一つ。決戦当日も隙のないフォーメーションで試合を魅せてくれることでしょう！というわけで、N高ロケットリーグチーム 「Cat A PuLT」の模様をお届けしました！