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ロボット制作との両立!【富山県立砺波工業高校】電子工学部eスポーツ班オンライン取材!

さて今回は、富山県立「砺波(となみ)工業高等学校」電子工学部にオンライン取材させてもらいました!電子工学部ではリーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)を中心に取り組んでいます。現在は高校生大会に向けて2チームに分かれ練習に励んでいるそうなんです☆

はたして「電子工学部」とは?LoLはどうやって練習してるの?…などなど、チームごとに聞いてみました♪

部活動は平日15時半~18時、土曜は9時~12時と、日曜以外は毎日活動しているそうです。それでは早速チームの1軍「5$s」のメンバー3名に登場してもらいましょう!

写真左から…往藏慎太郎くん(高2)、今藤一也くん(高3)、片山忠元くん(高3)

◇ 「ロボットコンテスト」と「eスポーツ大会」どちらも本気で取り組む

ーーはじめまして!みなさんは電子工学部のeスポーツ班に所属されているそうですね。そもそも電子工学部って何をする部活なんですか?
「自動的に走るラジコンとかと作ったりしていますよ!『ロボットアメリカンフットボール』とか『高校生ものづくりコンテスト』に出場するのを目的にしています。」
ーーコンテストがあるんですね!ということは、みなさんeスポーツの練習もしながらラジコンを作ったりしているんですか?
「出場する大会前にはいずれかに集中する感じです。7月、8月辺りはものづくりコンテストに集中する時期だったり…。昨年11月からeスポーツ活動のほうが長かったですね。いつでも練習できるので。」
ーーロボット制作もeスポーツも両立しているってすごいな~!ちなみに、みなさんのオンラインゲーム歴なども聞いていいですか?
「中学校入った頃から始めて、その頃eスポーツというものがあるって知りました。色々ゲームは遊んでいましたよ!スプラトゥーンとかオーバーウォッチとか。」
「中学時代からCoDとかバトルフィールドをやってきました。高校入ってから初めてPCゲームを触りましたね。」
「オンラインゲームは中学の時からやり始めて、周りではスプラトゥーンが人気でした。」

◇ 片山くんはチームの部長 兼 チームの司令塔

ーー3人とも中学生の時からオンラインゲームに親しんできたってことですね!片山くんは部長さんだそうですが、チーム「5$s」はどんなチームですか?
「大会での戦い方としては、私が指令を出す感じで他4人には安全に戦ってもらうようにしています。」
ーーなるほど、ゲーム内では司令塔でもあるんですね。
「そうですね…。でもどちらかというと練習では逆で、レーンごとに積極的に勝ってもらう練習をしています。来年度には私がいなくなっちゃうので、その方が学べるものが多いと思って。」
ーー今後のチーム全体のことを考えて方針を決めているんですね。しっかりしているな~!と感心します。チームを引っ張っていくうえで大変だったことはありますか?
「今のスタイルにたどり着くまでは、私も実力がなく全員弱くて知識がなかったので、結構苦労しました(苦笑)。家でLoLの配信動画をみたり、先輩方に教えてもらって上達した部分もあります。」
ーー手探りで頑張ってきたんですね。

◇ 良かったことも、苦い記憶も、思い出

ーー学校でしかも部活動で、eスポーツとしてゲームに真剣に取り組んでみていかがですか?自分に変化はありましたか?
「今まで5人で…とか複数人でやるゲームに取り組んできたことがなかったので、こういう体験ができたことが大きかったです。自分一人の力でやるんじゃなくて、協力して相手を倒すこと、力を合わせることを学びました。」
ーーなるほど。チームプレイの醍醐味ですよね。大会に参加するうちに、チームの結束が強くなりそうです。
「そうですね…でも大会では圧勝か完敗しかなくて、どちらも学びにならなくて印象に残らなかったです。」
ーーなんてこった(笑)!なるほど。高校生大会はまだまだチームのレベル差が結構あるのでそういうこともありそうです。往藏くんは2年生ということなので、先輩と一緒に大会にも出ているんですよね?
「去年から大会に参加しています。最初の試合をよく覚えているんですけど、2軍のVertexができたばっかり頃で、1年生のメンバーばかりでした。正直ドロドロの沼試合をしてましたね…(暗い目)。」

一同「(笑)!」

◇ 一言メモ
電子工学部eスポーツ班の1軍「5$s」(ファイブダラーズ)と名づけられたチーム名の由来を聞いたところ、eスポーツ班ができる前からロボット制作の出品時に使われていた名前なんだそうです。
富山弁で「だら」という方言があって、悪意があるというよりは「あほやのう」「おばかさん」に似たような意味があります。
当時5人単位で出場するロボットのコンテストだったので、「ファイブダラーズ」という愛着を持ってつけられたとのこと。なんだかほっこりしますよね。

◇ もう部長に頼りすぎない!

ーーそれでは、次回大会への意気込みをお願いします!
「それこそ今まで守りの形でジワジワやってたんですけど、それぞれが序盤の戦いにおいて、自分で考えて有利を取って行けるようになれたら良いなと思っています。」
「片山に頼りすぎることがあるので、自分で考えて行動したいし、後輩に指示出せるようにしたいと考えています。」
「頼りきりのチームじゃなくて、部長が頑張ってみたいな感じのチームなんですけど、他にもいろんなプレイの仕方とかできるように、力をもうちょっと鍛えて、他の勝ち方を出来るようにしたいなと。」

写真左から…チーム「Vertex」川邊悠斗くん(高2)、リーダー小倉孝太くん(高3)

Vertexのリーダーを務めている小倉くんは「学校で部活動としてゲームを練習するのは新鮮でした。面白かったです。」と、部活について話してくれました。

Vertexのメンバーも5$sのように、現段階ではまだまだ強くなる途中という認識のよう。「部長みたいに自分が強くなってチームを引っ張っていきたい」と今後の抱負を語ってくれたのは2年生の川邊くんです。

彼はバスケ少年だったそうで、文科系の部活は高校に入って初めて。「スポーツって一人で黙々とやるものだと思っていたけれど、5人で声かけあってやるの楽しいですね。」と笑顔をにじませていました。

☆ 最後は駆け足になってしまいますが、まだ登場していない部員のみなさんに今後の目標や思いを聞きました♪

「チームを引っ張っていけるようになりたいです。(「5$s」山田柊哉くん/高2)」
「大会では力を出せるよう精いっぱい頑張ります!(「Vertex」森岡悠真くん/高2)」

「先輩方をサポートできるように上手くなっていきたいです。(「Vertex」南治翔くん/高1)」

「上手くなってチームに貢献できるようになりたいです。プロの動画を見て参考にしたり、先輩にアドバイスをもらって練習頑張っています。(「Vertex」門田崚佑くん/高1)」

「チームに迷惑をかけないようになりたい!(「Vertex」長田惟人/高1)」

いかがでしたか?

司令塔である片山くんが、電子工学部eスポーツ班にとってとても重要なポジションなんですね。

チームメンバーの一人一人が部長だけには「頼っていてはいけない、もっと力をつけないと…」とやる気に満ちているのを感じました。次回大会では一皮むけた対戦がみられるかも!?引き続き皆さんの成長を見守っていきたいです。本日は皆さんありがとうございました☆

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