【北海道星槎国際高校】eスポーツゼミにオンライン潜入取材!!

星槎グループは全国に60以上の学びの拠点があり、今回ご紹介する「星槎国際高等学校」は、北海道の帯広校としてeスポーツゼミを2018年5月から開講しているんですね☆

ココで行われる授業では「ゲーム紹介のプレゼン」「eスポーツ関連書籍の論読」「ゲーム大会企画運営」などを中心に生徒たちは学んでいるそうなんです!地域イベントにも積極的に参加して、北海道の十勝毎日新聞内ではゲーム紹介記事「このゲームがすごい!」の隔週連載をゼミで行うなど、活動は多岐に渡ります☆

っということで今回は、そんなeスポーツゼミの授業にオンラインにてお邪魔しちゃいました♪画面が少し見にくいかもしれませんが、当日のゼミ参加生はとても活気があり、賑やかでした☆それでは早速どうぞ!!(取材日:2020.09.16)

【登場人物】
牟田春斗(むたはると)くん(高3)、ゆきちゃん(高3)、山川隼脩(しゅんすけ)くん(高2)、星 彩希(あやね)さん(高3)

【高校生大会参加実績】
・2019年第1回『STAGE:0』北海道代表オフライン決定戦敗退
・2019年『第2回全国高校生eスポーツ選手権』ロケットリーグ部門ベスト32/LOL部門ベスト32
・2020年『STAGE:0』ブロック予選決勝で札幌新陽高校に敗退

◇ 熱い想いに心動かされた(牟田くん)

ーー今eスポーツゼミではどんなことを学んでいますか?
「今日やる予定なんですけど、ゲームのプレゼンテーションをしています。ゲームが好きな理由、おすすめの理由などをクラスのみんなに発表する授業です。もうひとつは大会を企画したりして、運営の告知参加者の募集をしています。」
ーープレゼン楽しそうですね!大会企画というのも随分本格的ですよね…参加募集は具体的にはどのように行っているんでしょうか?
「ゼミ内でこの大会を作るよ…という告知したり、チラシを貼ったりもします。」
ーー牟田くんは夏の高校生大会STAGE:0のLoL部門に出場したんですよね?大会の感想があれば聞かせてください。
「LoLは2年間やってきていて、2年生の時に第1回目のSTAGE:0に出たんですよ。そのとき運よくシード権を得て札幌で行われたオフライン大会に行ったんですけど、会場の盛り上がりが伝わってきたんです。みんなとても熱い想いがあるんだな~って感じてました。一つのものを突き詰めていくんだ!…という気持ちで、目標に向かって2年間頑張ってきました。」
ーーオフライン大会というのは北海道のブロック代表決定戦ですね。やはりオンラインで見るのと違い、熱気がすごかったですか?
「心動かされました。練習めっちゃしまくって、こうしたらチーム全体が強くなれるっていう研究心が燃えたっていう感じで。とにかく結果を残して部活動を締めくくりたいと思っているので、次回の大会頑張りたいと思っています。」
ーー牟田くんの決意を聞いているだけでこちらも熱い気持ちになってきますね!ありがとうございました。

■ 無限コンボを繋げられるか!?(ゆきちゃん)

「eスポーツゼミってどんなことをやってるの?」これがまず気になるところ。授業内容の一つとして見せてもらったのが、eスポーツゼミで一番人気の「好きなゲーム」のプレゼンです。

ゼミの課題というわけではなく、任意でプレゼン企画を持ってきた生徒がいれば都度スライドを使って発表してもらうというものだそうです☆

「いつも通りのゆきちゃんでございまーす!ところで皆さん、クソゲーと神ゲーって紙一重だと思いませんか?クソゲーの頂点1位を争うと言われている「戦国BASARA」シリーズの『戦国BASARAX (センゴクバサラクロス)』という格闘ゲームをどのくらい神ゲーであり、クソゲーであるかを紹介します(笑)。」

プロジェクターに動画を投影しながら話始めるゆきちゃん。カンペも見ずにプレゼンのノリも慣れたものです。今回のプレゼンは戦国BASARAXのキャラクターである毛利元就が半永久的にコンボを繰り出すことができるというものでした。

プレゼン自体何度も経験していることだからでしょうか、同級生たちの前に立ち自分の思うことを話すゆきちゃんの様子は堂々としていて、筆者も画面越しですが内容に引き込まれ、取材中にもかかわらず楽しませてもらいました(笑)。

◇ ロケットリーグは競技生が高くて実力が出せるゲーム(山川くん)

ーー山川くんはロケットリーグが得意だとか。練習を始めてからどのくらいですか?
「2、3年くらいです。私の兄が最初に無料で配布された時にやっていて、それを見て僕もやろうかなってやりはじめて大会参加するまでになりました。」
ーーお兄さんがきっかけだったんですね。確かにリリース当初は無料の時期がありました。大会は良い経験になりましたか?
「はい。前回結構いいとこまでいけたんですが…。前年の優勝チームに当たって負けてしまいました。次はもっと上を目指します!」
ーーやる気に満ちてますねー!次回の参加予定は全国高校eスポーツ選手権でしょうか。ロケットリーグは3人で1チームだと思いますが、メンバーはどうやって集めたんですか?
「前からプレイ経験のある同級生1人と僕と、あと1人決まっていないんですけど、今月無料化するらしいので(笑)(*1)。誘いやすくなると思います。」
ーー初心者におススメの練習方法ってありますか?
「最初から上級でやってみたら大体は覚えられると思います。車でサッカーって聞くと馬鹿っぽい感じがするんですけど、本当は競技性が高くてとても実力が出せるゲームだと思っています。初心者のうちはただ車が飛びまどうって感じだけど、上級者になると車が空飛ぶテクニックを身につけられるので、そのくらいができるようになると楽しめるんじゃないかな。」

(*1)/ロケットリーグは取材後の9月24日以降、現在PC/Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox Oneのプラットフォームで基本プレイ無料となりました。

◇ 夢はグラフィックデザイナー!/星さん

ーーゼミ生最後のインタビューは星さんですね(笑)!eスポーツゼミの活動ではどんなことが面白いと感じていますか?
「ゼミで企画した大会のポスターのデザインをしたり、学校内だけでなくて、参加者や保護者の人に入学希望者など外に宣伝する用のチラシを作成を担当したりしていて、それが楽しいです。」
ーーデザインを手掛けているんですね!ゼミの皆さん、積極的に自分から発信をしていて感心します。
「元からデザインとかイラストが好きだったので、将来はグラフィックデザインの方に進みたいと思っているんです。ゲームはすごく好きで結構やっていて、スマホゲームの『#コンパス』のイベントに参加して小さい大会に出たことありますよ。当時は強かったです(笑)。」
ーー星さんもゲーム好きなんですね。eスポーツゼミの特徴を教えてください。
「みんな仲良いです。男女関係なくゲームっていう共通点があって、みんなゲームが大好きなので。eスポーツゼミで好きなのはプレゼンかゲーム大会の企画運営という声が多いんですけど、みんな各々好きなようにゲームをしたり楽しく話している、こういう時間が一番好きです。」

っという訳でとにかく賑やかで活気が凄いっ!という印象でした(笑)☆こうやって身近に見ると高校生ってほんと可能性が無限大って思えちゃいます…!大人のフィルターが無い状態で皆が思うがままに学んで感じたことを、否定されることを恐れずに自分の言葉で皆に伝える。

これって大人社会でも中々難しいことですよね!このあたりに全国に60カ所もの拠点を構える「星槎グループ」の教育たるものの所以を感じずには居られませんでした☆eスポーツを授業に取り入れる学校はどんどん増えてきているので、私たちゲーマーゲーマーにとっても授業への突撃というのものが大変興味深い体験になりました♪ありがとうございます!

以上「【北海道星槎国際高校】eスポーツゼミにオンライン潜入取材」をお届けいたしました☆

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