『複合グラップ』とはeスポーツの人気タイトル（種目）の一つ『ストリートファイターV』などの2D格闘ゲームで使われる専門用語です。
『複合グラップ』は通常のグラップに特殊な入力を加えるテクニックを意味します！
複合グラップ
『複合グラップ』は技の優先順位を利用することで、通常のグラップ以上に多くの行動に対応するテクニックです。投げの優先順位が他の技より高いゲームだと使用できません。例えば『ストリートファイターV』シリーズではバトルバランス調整により、さまざまな複合グラップは使えないようにされており『ストリートファイターV チャンピオンエディション』では、バックステップとグラップを絡めた複合グラップである「バクステグラ」しか使えません。
一方前作の『ストリートファイターⅣ』では、あらゆる『複合グラップ』が使用できるゲーム性だったため、通常のグラップが使われることはほとんどなく、『複合グラップ』が主流でした。
『複合グラップ』は技に「グラップ」を仕込むことを意味します。例えば、しゃがみ大パンチにグラップを仕込むと、しゃがみ大パンチの発生前に相手の投げを受けていたならグラップが成立し、もし投げを受けていなかったら、しゃがみ大パンチが発生します。【相手に投げられそうだったらグラップしたいけど、相手が投げ以外の行動をしているならしゃがみ大パンチを発生させたい】といった場合に使うテクニックです。
『複合グラップ』は、グラップのボタンと他のボタンを同時に押すことで入力できます。グラップが仕込めるのは打撃技だけではなく、必殺技やジャンプにもグラップは仕込めます。ただし、投げの優先順位次第ではできない場合もあるので、ゲームごとに適応している『複合グラップ』を行う必要があります。またグラップを仕込める状況もゲーム次第で異なるので注意しましょう。
ちなみに「グランブルーファンタジー ヴァーサス」（グラブルヴァーサス、GBVS）でもよく使われるテクニックですよ。
『複合グラップ』は守りをより強固にするためには重要なテクニックなので、覚えておきましょう！