【世界大会覇者が4人も！】6/19開幕の『スト6』第5期TOPANGA CHAMPIONSHIP Bブロックの選手を一挙紹介！

おかげさまで前回のAブロックの選手紹介にはたくさんの反響をいただいています。SNSでの拡散や感想の投稿は担当者が泣いて喜びます。ありがとうございます！

今回は6/19から始まる『スト6』の個人戦リーグ『第5期TOPANGA CHAMPIONSHIP』のBブロックの選手紹介していきますよ。

世界大会覇者が4人も！Bブロックの選手9名を全員紹介

Bブロック出場選手9名を【プレイヤー自身の特徴】、【ゲームプレイの特徴】に焦点を当てて紹介します。

興味を持った方はぜひ各選手の動画や配信もご覧ください！

かずのこ 選手

かずのこ選手は、かつて『ギルティギア』シリーズで"イノウエ"の名前で知られていたこともあるプロゲーマーです。『スパ4AE』の頃に現在の名前に改名。長い間"ユン"使いとしてトップに君臨し、公式世界大会でも優勝を果たしています。『スト5』の途中から『ストリートファイター』のプロシーンからは一時遠のいていましたが、その間にも『ドラゴンボールファイターズ』（DBFZ）の世界大会で優勝するなど格ゲーのプロとして第一線で活躍を続けていました。また、『ワンパンマン』のような純粋な格ゲーではないようなものでも真剣に攻略する姿勢が人気です（参考動画：伝説の特売日ループコンボ 驚きのあまり絶叫するかずのこ）。

元々ユン使いであったこともありいわゆる"とんおり"キャラを主に使用し、『スト6』では"キャミィ"をメインキャラに据えています。昨年の『SFL』終了後にはリュウ、ジェイミー、豪鬼など様々なキャラを触っているので、今年はどのキャラを使うのかにも注目したいところ。また、「人が強い」「読みが強い」という定評がありますが、それについてはときど選手との対談動画で深く語っていますよ。

ふ～ど 選手

ふ～ど選手は『バーチャファイター4』の頃から第一線で活躍するプロゲーマーで、『スト4』時代には『EVO』での優勝も。2019年にグラビアアイドルの倉持由香さんと結婚し、格ゲー界隈のみならず話題になりました。実は格ゲー以外でも対戦型のガンアクションゲーム『ガンスリンガーストラトス』の全国大会優勝経験もあります。理論立てて説明したり分析したりするのが得意で、若手育成企画を行っていたことも。『SFL』公式動画「スト6お悩み相談室」にも出演していますよ。

プレイ面では理論派でありながらバーチャ勢らしい大胆な読みを見せることもあるのが特徴です。また、『ストリートファイター』シリーズでは、作品やシーズンが変わるごとに様々なタイプのキャラを使用しています。『スト6』発売当初にはダルシムを使用していたことからも、そのキャラ選択の幅の広さが分かるはず。使用していた"ディージェィ"が弱体化しているので、今後どのキャラを使うのかにも注目です！

カワノ 選手

カワノ選手は、『スト5』から活躍する若手プレイヤー。大会で優勝し『EVO』出場権を獲得したことをきっかけに注目され、2022年には『スト5』最後の『EVO』で見事優勝を果たしています。若いながらもトーク力に優れ、"おじ"達にも引けを取らないエピソードトークを披露することも。ちなみに、"RoundV"という格ゲーマーアイドルユニットのメンバーの一人でした。個人的には、スポンサーのHitBoxのコントローラーをディズニーランドまで持って行く姿勢がとても好印象です！

講座動画などを見ると分かる通り、ゲームシステムを熟知し、様々な事象を論理立てて考え行動している理論派でもあります。また、『スト6』では最初はモダン操作を使用していましたが、後にクラシック操作に移行しています。『EVO』を優勝した2022年はまさに"カワノの年"という印象だっただけに、次ぐ2023年は少し物足りない印象の1年となってしまった感があります。

ひぐち 選手

ひぐち選手は、『スト5』の頃に忍ism Gaming（旧名 不動）の"弟子育成企画"にて採用された若手プレイヤーです。2022年に同チームを卒業し、現在のチームに所属となりました。大胆不敵なプレイや発言からファンからは"不遜"と称され、『SFL』公式の選手キャッチコピーも「不遜なる逸材」になっています。ひぐち選手が撮影したウメハラ選手の写真があまりにもアレだったこともあり、一部からはその写真の才能をほめたたえる声も……（実際の写真はこちら）。

『スト5』の頃からずっと"ガイル"を使用していて、最強ガイル使いとしてよく名前が挙げられます。ガイル使いからは"ガイル村の村長"と呼ばれ、その期待を一身に背負う存在ですよ。また、元々安定して強さを発揮している選手なのですが、2024年3月～4月の約1ヶ月の間に5つの大会で優勝を飾っていて、今まさにノリにノっているプレイヤーでもあります。

竹内ジョン 選手

画像クリックで選手Twitchページが開きます。

竹内ジョン選手は、『スト5』から頭角を現した若手プロゲーマーです。若く容姿端麗なことからも注目されていますが、"妻"と称する"竹内ジョセフィーヌ"なるゲーミングお姉さんの"癖"丸出しの動画も投稿していて、その奥底に秘めたものとのギャップもたまりませね（素晴らしい奥様なので、ぜひ動画をご覧ください）。

プレイ面では、『スト5』の頃に行われた『第4期 TOPANGAチャンピオンシップ』のリーグ戦で8戦全勝をしたことが印象に残っている人も多いはず。『スト6』では"ラシード"をメインにしていますが、ラシード追加前に使用していた"ジェイミー"に強化点が多く、今シーズンの使用キャラや使い分けがあるのかにも注目したいところです。

ぷげら 選手

ぷげら選手は『スト4』の頃からトップで活躍するプロゲーマーです。気さくな雰囲気とミステリアスな雰囲気を兼ね備え、その独特な語り口も人気です。特にストリーマーへのコーチングのときに生まれた"リニア"、"チャカ"などの言葉は有名です。

過去作では"いぶき"のようなテクニカルなキャラのほか、コマ投げを持つ"G"、突進技が強力な"バイソン"など様々なタイプのキャラを使用。昨年の『スト6』では"ディージェイ"を使用していましたが、2月からは追加された"エド"を中心にプレイ。固い立ち回りとSAの爆発力を兼ね備えたキャラで、性能と設定の二面性や容姿など本人との相性もバッチリ。今後更なる活躍と女性人気拡大に期待しちゃいますね！

マゴ 選手

マゴ選手は、『カプエス2』や『カプジャム』など2000年代前半から活躍する古豪のプロゲーマーです。かつては少しヤンチャな名前で大会に出場→優勝していたり、凄い勢いでレバガチャしたり、と若さに溢れすぎた一面もありましたが、今では安心して見られる明るいキャラクターで人気になっています（若い頃を振り返る動画はこちら）。

プレイ面では、強いキャラクターを強く使うスタイルが印象的なプレイヤーです。その反面、メンタル面が弱いことが指摘されることが多く、一度窮地に立たされると動きがおぼつかなくなることがよく見られました。昨年は使用キャラに悩んでいたようなので、今年こそ魂のキャラを見つけてその強さを見せつけてほしいです！

ももち 選手

ももち選手は、『3rd』や『スト4』の頃から長きに渡り活躍しているプロゲーマーです。『スト4』時代には『カプコンカップ』で優勝しています。また、自らが所属するチームを運営する"株式会社忍ism"の代表でもあります。プロゲーマーのチョコブランカ選手とは夫婦で、二人合わせて"ももチョコ"の愛称で親しまれていますよ。

昨年は"ルーク"、"ケン"のどちらを使うか悩み、そのせいか『SFL』の戦績もあまり振るわなかった印象があります。しかし、今年2月からは追加された"エド"をやり込んでいて、SA2を最大限活かした"ドリームコンボ"を研究・開発するなど、キャラ選びの不安は解消されていそうです。元々地上戦の強さに定評があるプレイヤーなので、技のリーチが長いエドとは相性も良さそうですし、今年こそ真の強さを発揮してくれるはず！

立川 選手

立川選手は『スト5』からトップで活躍する若手プロゲーマーです。この記事を作成するにあたりYouTubeチャンネルを開きましたが、動画サムネイルがどれもニコニコしていて、まさに人柄が表れているなと感じました。実力もさることながら、その明るさと積極性で今では『スト6』界隈では欠かせない存在になっています。『SFL』公式の「スト6お悩み相談室」にもふ～ど選手と一緒に出演していますよ。

トッププレイヤーの中では珍しくモダン操作をメインに据えています。また、チーム専属のスパーリングパートナー契約を締結したり、ときど選手やストリーマーのコーチングを数多く担当したりするなど指導面での活躍も目立ち、様々なキャラを熟知し使いこなしていることが伺えます。また、直近では海外大会で上位入賞をしてサウジアラビアで開かれる『Esports World Cup』の出場権を獲得し、さらに間を開けず今期の『TOPANGA CHAMPIONSHIP』の予選を勝ち抜き本戦出場を勝ち取っています。立川選手も今ノっている選手の一人といって良いでしょう。

絶好調の2人に注目！世代交代の狼煙をあげろ！

直近の大会で好成績を残している、ひぐち選手、立川選手が同じブロックにいるとなれば注目せざるを得ません！

本稿ではどちらの選手も相対的な意味で"若手"と記載していますが、二人とも5年以上プロとして活動し、数多くの大会やイベントの経験があります。Bブロックには『EVO』覇者、『カプコンカップ』覇者が合わせて4人もいますが、ひぐち選手、立川選手も引けを取らない実力と実績を持っているので期待したいですね。

格ゲーはプレイヤーの年齢層が高い傾向にあり、トッププレイヤーの年齢も他のゲームに比べて高いのが特徴です。『スト5』から若いプロ選手が現れ、そして彼らが成熟してきた『スト6』でいよいよ世代交代が始まるのか。その狼煙（のろし）となるのがこの『TOPANGA CHAMPIONSHIP』になるかもしれません！（ちなみに、Bブロックには『闘劇』世代の選手が丁度半数くらいなので、"おじ"対"若手"という図式で対戦を見ても面白そうですね。）

Cブロックの記事はこちら

【"観戦専"も楽しめる！】『スト6』第5期TOPANGA CHAMPIONSHIP Cブロックの選手を紹介！

画像引用元：TOPANGA公式X、選手Twitchよりスクリーンショットを撮影し使用