コラム

レバーレスコントローラーの選び方・おすすめを紹介【対応機種情報あり】

「レバーレスコントローラー、結局どれが良いのか分からない!」

そんな風に思っている人いませんか?

実は、ゲーマーゲーマー編集部員もレバーレスが欲しくて調べていたのですが、海外製品や個人製作品、さらにはゲーム機本体のアップデートなども絡んでもう何が何だか分からなくなってしまいました(笑)。

そこで、同じように困っている人を救うべく、レバーレスを選ぶときの基準や、各製品の情報をまとめてみました!

『ストリートファイター6』(スト6)や『鉄拳8』など格闘ゲームが盛り上がっている今だからこそ、自分に合ったレバーレスを選びましょう!

レバーレスを選ぶときにチェックする4つのポイント

レバーレスを選ぶ際に重要なのは、ボタン数、本体サイズ、ボタンの種類、対応機種です。

ボタン数はゲームによって検討

天面にあるメインのボタンは、最少で12個、最多で16個となります。

特に『スト6』のような同時押しを多用するゲームでは、同時押し用ボタンを専用に設けるためにボタン数が多いものが好まれる傾向にあります。

逆に使用するボタン数が少なめの『鉄拳8』では少ない方が誤操作しにくく、必要以上に多いものにする必要はありません。とはいえ、大は小を兼ねるので不安なら多いものを購入して、邪魔に感じたらボタンを外すのも良いかもしれませんね。

本体サイズは机置きか、膝置きかで決める

デスク上に置いて使用するか、膝の上に置いて使用するかによって、サイズによる向き/不向きが変わってきます。

小さいもの、軽いものは保管や持ち運びに便利ですが、膝の上に置いて使用するには少し不安定になりがちです。(とはいえ、レバーのように大きく動かさないので、膝の上でも比較的使いやすくはありますよ!)

逆に、大きいもの、重いものは不便な点も目立ちますが、膝の上でも比較的安定して操作することができます。大会ではコントローラーをデスク上に置けるとも限らないので、家以外での使用を検討する場合は大きいものの方が適しているかもしれませんね。

ボタンの種類は主に2種

レバーレスで使用されるボタンは、大きく分けてゲームセンターでも使われるアーケード用ボタンと、PCのキーボード等に使われるキースイッチに分かれます。

本体の厚さ(高さ)があるものはアーケード用ボタンを採用しているものが多く、薄型のものはキースイッチが採用されていることが多いです。

入力してからゲームに反映されるまでの速度がボタンによって異なるので、ガチな方は良いものを選ぶか、後から交換するかしたいところです。そこまでこだわりがないのであれば、押下したときの感触や音の好みで選ぶと良いでしょう!

家庭用ゲーム機で使う場合は、対応機種に注意

PCで使うのか、家庭用ゲーム機で使うのかで大きく変わってきます。

ほとんどのモデルがPCに対応していますが、家庭用ゲーム機への対応は製品によってまちまちです。中にはコンバーター(変換機)を介さないと使えないものもあるので、詳細はメーカーの公式情報をしっかり確認することをオススメします。

中には「PS5本体でPS4のゲームを遊ぶ場合は使えるけど、PS4本体では使えない」というややこしいものも……。

ちなみに、Xbox SERIES X|Sは、2023年11月の本体アップデートにより公式ライセンスを得たコントローラーしか使用できなくなりました。2024年2月現在では対応したレバーレスは存在しません。コンバーターを通して使えたという情報もありますが、公式からの発表は無く、レバーレスは現状使えないと認識した方が良いでしょう。

実際に自分に合ったものを選んでみよう!

代表的なレバーレスを紹介するので、ぜひ自分に合ったものを見つけてください!

元祖レバーレス!安定感のある「Hit Box」

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ボタン数:12
サイズ:大きく安定感あり
対応機種:PC、PS4、Nintendo Switch
ボタンの種類:アーケード用ボタン(三和電子製)

元祖レバーレスといえばこの「Hit Box」。

使用しているボタンは、アーケードコントローラーで広く使用されている三和電子製。サイズが大きめで安定感があります。

スト6のウメハラ選手、カワノ選手など、格闘ゲームのトッププレイヤーにも愛用者が多いレバーレスです。

こんな人にオススメ!
・膝置きで使いたい人
・アーケード用ボタンの感触が好きな人
・王道、定番を選んでハズレを引きたくない人

安い!おまけに高性能な「Haute Pad」

 

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ボタン数:12~16個
サイズ:小さく薄い。モデルにより天面が広いものもある
対応機種:PC、PS3、PS4、Nintendo Switch
ボタンの種類:キースイッチ

海外メーカー、Haute 42から発売されているのが「Haute Pad」シリーズ。価格を抑えながらも、ボタンを押してからゲームに反映されるまでの速度が速い(入力遅延、インプットラグが少ない)のが特徴です。

好きな色に光らせることができるほか、本体に搭載されているスクリーンでボタン入力をリアルタイムに確認できますよ。

こんな人にオススメ!
・初めてレバーレスを試してみたい人
・クリアボディや光るボタンが好きな人
・出費を抑えたい人

Haute Padのそれぞれの特徴

Haute PadはさらにGシリーズ、Sシリーズ、Tシリーズ、Mシリーズの4つ細分化されていて、次のような違いがあります。

※アルファベットの後ろの数字はボタン数を表します

Gシリーズ(G12/G13/G16)

最も廉価なモデルです。

他のモデルはキースイッチに「Kailhロープロファイルスイッチ」を採用していますが、Gシリーズは「Graywood V4 スイッチ」となっています。そのためか、少しボタンが浮き出たような仕様になっています。

Sシリーズ(S13/S16)

Gシリーズよりも薄く、Haute Padの中でもスタンダードなモデルです。

Tシリーズ(T13/T16)

横幅が大きく天面が広いモデルです。

膝の上に載せたときの安定感や、手を置いたときの安定感を求める人にオススメです。

Mシリーズ(M13/M16)

GシリーズとTシリーズの中間のサイズです。

アルミニウム合金を使っているので、他のものよりも高級感がある質感とデザインが特徴です。

小さい!デザイン面も優れた「Snack Box」

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ボタン数:12個
サイズ:小さく薄い
対応機種:PC、PS5、PS4、PS3、Nintendo Switch
ボタンの種類:キースイッチ

「とにかく小さい!」と話題になったのが、JunkFoodより発売されている「Snack Box」(スナックボックス)です。

裏面のネジを外せば天面のデザインを変えることもでき、その小ささも相まってデザイン性に優れたレバーレスといえます。

こんな人にオススメ!
・小さくて可愛いものが好きな人
・自分だけのデザインのコントローラーを使いたい人
・大会や対戦会など家以外でもよく使う人

プロにも愛用者多数!新スタンダードになりそうな「Punk Workshop」

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ボタン数:12~16個
サイズ:少しだけ厚めで、天板が広い
対応機種:製品により異なる(PC、PS5、PS4、PS3、Nintendo Switch)
ボタンの種類:製品による異なる(アーケード用ボタン または キースイッチ)

スト6のShuto選手のスポンサーを発表して話題になったのが、Punk Workshopのレバーレスです。マゴ選手、ときど選手などのトッププレイヤーに愛用者が多く、日本国内ショップもオープンしたので周辺情報を得やすいのも嬉しいところ!

天板がネジではなく磁石で留められているため、簡単に取り外してカスタマイズすることができますよ。

また、ボタンには独自のPUNK WORKSHOP PRO BUTTONを採用。いわゆる"遊び"の部分が少なく、ボタンを押下すると直ぐに反応するため、強さを求める人にオススメしたいレバーレスです。

こんな人にオススメ!
・膝置きで使いたい人
・頻繁にメンテナンス、カスタマイズをして色々なボタンを試したい人
・大会や対戦会で勝ちにいきたい人

PS公式ライセンス品!「Victrix Pro FS-12」

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ボタン数:12
サイズ:大きく安定感あり
対応機種:PC、PS5、PS4
ボタンの種類:アーケード用ボタン(三和電子製)

何といってもPlayStation公式ライセンス品というのが嬉しい「Victrix Pro FS-12」。PS4、PS5の本体アップデートがあっても使い続けられる可能性が非常に高いのはPSユーザーにとっては大きなメリットです。

ボタンは格闘ゲームで人気の三和電子製で、さらに裏面を開けてのメンテナンスが簡単にできますよ。

こんな人にオススメ!
・PSでゲームをする人
・メタリックなデザインが好きな人
・膝置きで使いたい人

デバイスメーカーの雄RAZERの新作!「RAZER Kitsune」

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ボタン数:12
サイズ:薄く小さめ
対応機種:PC、PS5
ボタンの種類:キースイッチ

ゲーミングPCやデバイスのメーカーとして人気のRazorが2023年冬に発売したのが「RAZER Kitsune」です。PlayStation公式ライセンス品ですが、PS4には非対応となっています。

ボタンはRAZER独自のものを使用し、入力速度に優れます。また、メインで使用するボタン以外をロック(使用不可)にする機構を有し、誤ってポーズボタンを押してしまうようなトラブルを防ぐことができますよ。オフライン大会では同様のトラブルがあると負け扱いになることが多いので、上を目指す人には特に嬉しい機能といえますね。

また、天面のデザインは変更することができ、『ストリートファイター6』のデザインを外すとマットブラックになっているので、デザインにこだわりたい人にもオススメです。

こんな人にオススメ!
・PS5でゲームをする人
・大会で勝ちに行きたい人
・自分好みのデザインに変えたい人

個性派揃い!個人製作系レバーレス

最近はBOOTHのような販売サイトで、個人製作のレバーレスも人気になっています。

個人製作品は、プレイヤーの声に応えてかなり実戦向けなボタン配置や、特徴的なデザインのものが多いですよ。

しかし、大会で使用できない可能性があるほか、ゲームソフトやゲーム機本体のアップデートにより使用できなくなる可能性もはらんでいます。製品サポートもまちまちなので、購入する際は慎重に!

JumpHack

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ボタン数:15個
サイズ:薄目で横幅が広く天面が広い
対応機種:製品により異なる(PC、PS5、PS4、PS3、Nintendo Switch)
ボタンの種類:製品により異なる(アーケード用ボタン または キースイッチ)

碧井工房より販売されているのが「JumpHack」。

ボタン数が多く、特にスト6での使用を意識したボタン配置になっているのが特徴です。自分で組み立てる必要がある「自作キット」もあるので、購入前には対応機種と併せてしっかり確認しましょう!

X(旧Twitter)にてプレゼントキャンペーンも頻繁に行っているので要チェックですよ!また、韓国のトッププレイヤー、INFILTRATION (インフィルトレーション)選手が「スト6にふさわしい最もおすすめ」として紹介したことでも話題になりました。

ワンオフコントローラー

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ボタン数:応相談?
サイズ:選択可能
対応機種:選択する基盤により変わる(PC、PS5、PS4、PS3)
ボタンの種類:アーケード用ボタン

ワンオフコントローラーでは、オーダーメイドで色や大きさ、制御基盤(対応機種)などを選んで注文することができます。

また、ボタン配置についても希望を聞き取ってもらえるほか、持ち運び用に取っ手(ハンドル)を付けることもできるなど、相談しながら自分の理想のコントローラーを作れちゃいますよ。

スト6、鉄拳8 それぞれに合ったコントローラーを紹介

レバーレス以外にも、パッド、アーケードコントローラー(アケコン)など、コントローラーには他にも選択肢があります。

下記の記事では、今人気の格闘ゲームに合わせて、レバーレスを含む様々なコントローラーを紹介しているので併せてご覧ください!

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