『ストリートファイター6』(スト6)、楽しんでいますか!?
今回は初心者が最初に当たるであろう壁の一つ、"対空"について解説します。
これを読めば対空を後回しになんてもうできない!?
対空が出ないとどうなる……?
極端な例として、まったく対空が出ない相手との対戦を考えてみましょう。
あなたはジャンプ攻撃をガードさせて、そこから投げと打撃の二択を仕掛けることができますよね。たとえ二択が通らなくても、再度ジャンプ攻撃から二択を仕掛け続けることで、簡単に勝つことができるはずです。
対空には反応や意識が必要となり、初心者にとっては難しく感じられるかもしれません。しかし、対空が出なければ一方的に攻められて、相手の好きなようにやられてしまうため重要度はかなり高いものとなります。
コンボやセットプレイと比べると地味に感じられるかもしれませんが、対空は非ッッッ常に重要なんです!
地上戦は対空が出ることが前提?
『スト6』では至近距離で有利な状況から二択を迫り、相手の防御を崩すことが主なダメージ源となっています。その【至近距離で有利な状況】を作り出すための過程として地上戦が行われます。
しかし、前述の通り対空が出ない相手に対しては、ジャンプ攻撃をガードさせるだけで【至近距離で有利な状況】を簡単に作ることができてしまうのです。つまり地上戦というのは、相手が対空をしてきて空中からは近付けないから必要になるものといえます。
地上戦は奥が深く面白いので極めたくなる人もいるかもしれませんが、まずは対空がある程度出なければそもそも地上戦にすらならないということは覚えておきましょう。
また、キャラの移動速度や技の相性などが多分に絡んでくるため、地上戦は非常に複雑です。対して対空は、対空技と相手のジャンプ攻撃の相性はほとんど関係ありません。【至近距離で有利な状況】を作り出す手段として見たとき、対空は難易度が低いのです。
対空は安定したダメージ源。期待値も含めるとリターン大
対空技の代表であるリュウの昇竜拳のダメージは1400。2回当てることができれば2800、実に3割弱のダメージとなります。『スト6』には空中ガードがなく、飛んでいる相手に対して対空攻撃は確実にヒットするため、低リスクでダメージを与えられるチャンスです。
また、対空を成功した後、ほとんどの場合は自分が有利で二択を仕掛けられる状況となります。対空後の攻め(起き攻め)まで含めると、一度対空が成功した後に与えらえるダメージ期待値は1400以上のものとなり、大きなダメージを与えるきっかけとなることが分かるはずです。
対空の練習方法 トレモを活用、反復練習
対空が出るようになるための練習として、トレーニングモードにある「簡単練習設定」の「対空練習」がオススメです。ダミーがフェイントも含めてジャンプ攻撃をしてくるので、これを安定して対空で落とせるようになるまで練習すると良いですよ。
プロゲーマーによる解説動画もたくさんあります。
また、プロゲーマーのウメハラ選手が『スト5』時代に対空について詳しく解説している動画もあるので、こちらを見ると理解がより深まるはず。反復練習をすることの大切さについても動画内で触れています。
対空のコツ1 簡易コマンドを使う
いわゆる"昇竜拳コマンド"による対空には、簡易コマンドを利用することで対空がより簡単になります。
昇竜拳は【623+P】が本来のコマンドですが、実は【前要素→下要素→前要素+P】と入力されていれば成立するようにできています。
そのため、以下のようなコマンド入力でも昇竜拳を出すことができるのです。(コマンドのテンキー表記についてはこちら)
昇竜拳の簡易コマンドの例
◆323+P
立ち状態を経由せずしゃがんだまま出せるため、入力猶予が長い。
広く使われるコマンドで、正式なコマンドよりこちらを意識して習得したい。
◆636+P
前進しているときに咄嗟に出しやすいコマンド。
◆639+P
レバーレス向けの特殊なコマンド。
最後の9+Pは、下・右をホールド状態(押下したまま)にして、右手で上+Pを同時に押す。
入力方法についてはハイタニ氏の動画でも詳しく解説されています。
対空のコツ2 飛びを誘う、誘ったら強く意識をする
初心者の方は対空が間に合うか不安で、ついつい相手の飛びをガードしてしまいがちです。
そういった癖を直すためには、ハイタニ氏のこちらの動画がオススメですよ。
また、対空をするべきタイミングやポイントを把握することも重要です。
『スト6』では極端に空中攻撃が長いキャラクターがいないため、自キャラのジャンプ攻撃が届く距離と、相手キャラのジャンプ攻撃が届く距離はほぼ同じです。つまり、自分が飛びたい距離≒相手が飛びたい距離なのです。そのため、自分が飛びたいと思ったときに一瞬待つと相手が飛んできてくれることは少なくないはずですよ。
また、相手の飛びを誘う行動をすることや、その誘うような行動をした後に対空を強く意識することも重要です。たとえば、波動拳をたくさん撃てば相手は飛びたくなりますよね。波動拳を撃つときは相手が飛んでいるかを注視し、飛んでいたら昇竜拳を出すところまでをセットで意識できると対空の成功率はより上がるはずです。
自分の行動で相手を動かすことに関してはこちらの動画が分かりやすいです!
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画像引用元:CapcomChannelよりスクリーンショットを撮影し使用しています