『フレーム』とは、eスポーツの世界でよく使われる専門用語です。
格ゲー用語の「フレーム」について解説していきます。
スマッシュブラザーズやストリートファイターなどの、いわゆる格闘ゲームを高いレベルでプレイするなら、絶対に理解しておきたいポイントです。
まだ知らない、理解できていない方は、この記事で勉強してワンランク上のプレイヤーを目指しましょう!
「フレーム」とは
「フレーム」とは、格ゲーにおける時間の単位です。
単位に表す時は、「F」という略称を用いることも多いですね。
ジャンプ、攻撃、投げなど、すべての行動にフレームが発生します。
特に攻撃に関しては、
発生フレーム=技の攻撃判定が出るまでどのくらい時間がかかるのか。
持続フレーム=技の攻撃判定がどのくらい持続するのか。
硬直フレーム=技を出し終えてから次の行動を取れるまでの時間。後隙とも言う
と、攻撃判定を軸にした3つのフレームが存在します。
ちなみに、この3つ全てをまとめたものは全体フレームと言いますよ。
どのくらいの長さなのかというと、例えば1秒は60Fです。
つまり、1Fは1/60ということになります。
正に一瞬…!
目で見てからでは、とても対応できないでしょう。
「フレーム」を理解するとこんなことができる!
では、フレームを理解するとどんなことができるようになるのでしょうか?
例えば、対戦時に相手のキャラクターに対して振った技がガードされました。
すると攻撃を当てた自キャラはもちろん硬直フレームが発生し、ガードした相手キャラもガードの硬直フレームが発生します。
そしてこれが、
自キャラの攻撃の硬直フレームが5Fで、相手キャラの硬直フレーム12Fだった場合。
ガードさせた場合、12(F)-5(F)=7(F)で、7F分自キャラの方が早く次の行動を取ることができることになりますね。
ということは、ガードさせた直後、発生フレームが6F以下の投げを入力すれば、100%投げが相手に対して通るということなんです。
次に、自分が相手の攻撃をガードした時。
自キャラのガード硬直が10Fで、相手の攻撃の硬直フレームが15Fの場合。
この場合のガード硬直差は15(F)-10(F)=5(F)で、自キャラの方が5F分有利なことが分かります。
つまり、4F以内に発生する技を直後に繰り出すことで、確定反撃を取ることができますね。
よく格ゲーマーが“確反”という言葉を使うのは、このこと。
この“硬直差”を理解できれば、後隙の大きい技をガードした後にリターンの大きいコンボを思い切り叩き込むことが出来るんです。
相手の行動を潰して、最大リターンを叩き込めるようになれば、必ず勝率はあがるはず!
今回紹介したものは、フレームの基礎知識で、その他にもフレームを生かしたテクニックはたくさん存在します。
格ゲーが今よりも強くなりたい方は、ぜひ勉強してみてください!