『置き道具』とは、格闘ゲームの祭典“EVO”でもトップクラスの人気を誇るeスポーツタイトル『大乱闘スマッシュブラザーズSP』(スマブラ)の中で使われる専門用語です。
ぜひ、この機会に用語の意味を学んで、知識と技術を深めましょう!(下につづく)
置き道具(おきどうぐ)
『置き道具』とは、ファイターの動きよりも遅いゆっくりとした飛び道具や、ステージに設置するタイプの技を指す用語です。
『設置技』と呼ばれることもありますが、意味はどちらも変わりません。
作品のシステム的には飛び道具と同じ扱いになりますが、用途や対策が別モノなので、プレイヤー間ではこのような名称で親しまれています。
むらびとの横必殺ワザ、下必殺ワザやスネークの下必殺ワザ、ダックハントの通常必殺ワザなどが代表的でしょうか。
正統派というよりは、トリッキー寄りのファイターが持っている割合が高いです。
『置き道具』の役割とは?
置き道具の主な役割は、相手に直接攻撃を与えることではありません。
相手にとって邪魔になるステージの中心や台、崖際に設置しておくことで相手の行動を制限することです。置き道具で直接ダメージを与えられなくてもジャンプを釣り出せたり、これだけで相手の行動がかなり読みやすくなるはず。
試合を大きく優位に進めることができる攻守ともに強力な技なので『置き道具』を持つファイターを使っている方は、ぜひ有効な使い方を研究してみてくださいね。