『スト6』プレイヤー必見のイベント『第5期TOPANGA CHAMPIONSHIP』の本戦が、いよいよ6/19より開始します。
今回は最近『スト6』を始めた人の中でも同イベントを存分に楽しんでもらうために、出場する選手を紹介しちゃいます。
「誰がどんな人か分からない!だから楽しめない!」なんてもう言わせませんよー!
『第5期TOPANGA CHAMPIONSHP』とは
『第5期TOPANGA CHAMPIONSHP』は、株式会社CELLORB(セルオーブ)が運営する"TOPANGA"が主催する『ストリートファイター6』(スト6)のイベントで、6/19~7/14と約1ヶ月に渡り行われます。
予め招待された選手24名と、6月上旬に行われた予選を勝ち抜いた3名の計27名が、3つのブロックに分かれて本戦リーグ(3本先取制の総当たり戦)にて戦います。そして、リーグ上位選手による本戦ファイナル(7本先取制の総当たり戦)を行い勝者を決めます。
招待制というところが特徴的で、予め対戦相手が分かるため相手や使用キャラを事前に研究・対策することができ、誰と当たるか分からないオープントーナメントとは異なる性質があります。また、本戦ファイナルは7本先取制の長期戦で実力が如実に出やすく、まさに"最強の1人"を決める戦ともいえるようなイベントとなっていますよ。
スケジュールなど最新の情報はTOPANGAの公式X(旧Twitter)をチェック!
https://x.com/topangajapan/
あなたの"推し"は誰?Aブロックの選手9名を全員紹介
ここからは、Aブロック出場選手9名を【プレイヤー自身の特徴】、【ゲームプレイの特徴】に焦点を当てて紹介します。
興味を持った方はぜひ各選手の動画や配信もご覧ください!
ウメハラ 選手
所属チーム:Team Mildom、Red Bull Gaming
SFL2024出場チーム:Saishunkan Sol 熊本
使用キャラ:ケン、豪鬼
ウメハラ選手は、日本初の格闘ゲームのプロで、国内外問わず数々の優勝経験があるまさに"レジェンド級"のプレイヤーです。格ゲーの枠に収まらない積極的な配信やチャリティ活動など、後続のプロゲーマーへ道を作るようなことも多く行っています。また、トーク力も格ゲー界トップレベルで、講演会を行ったり、本を出したり、視聴者からの人生相談に答えたりと、ウメハラ選手自身の人の魅力からもファンを多く獲得しています。反面、格ゲー以外の部分は抜けているところも多く、そのギャップも愛される要因となっているようです。
カプコンのゲームを中心にプレイし、『ストリートファイター』シリーズではリュウ、ケン、豪鬼などの"道着キャラ"や、ガイルのような飛び道具を持つキャラを使うことが多いです。強さを磨いて長い目で見て勝ち続けることを重視するため、はたから見ると一見遠回りしているように見えることも。特定の相手との10本先取マッチで驚異的な強さを見せることが多く、その練習や理論が決して間違っていないことを証明し続けています。(大会で負けた相手に後日エキシビジョンマッチで10-2で勝利したことも。詳しくはこちらの記事にて)
板橋ザンギエフ 選手
所属チーム:DetonatioN FocusMe
SFL2024出場チーム:DetonatioN FocusMe
使用キャラ:ザンギエフ、マリーザ
板橋ザンギエフ選手は、『バーチャファイター4』の頃から活躍する古参のプロゲーマーです。"板ザン"と略称で呼ばれることが多いですね。その部分に注目されることは少ないですが、実は早稲田大学卒のインテリゲーマーでもあります。また、ニコニコとよく笑い楽しそうにゲームをしたり、ときには仲間のプレイに号泣したりと良い意味で感情を表に出すので、見ていてこちらも楽しくなるような配信が人気ですよ。
ゲームプレイ面では、ザンギエフ、アビゲイル、マリーザのような投げキャラ、パワー系のキャラを使用することが多いのが特徴です。投げキャラ嫌いのネモ選手とは犬猿の仲のようでありながらお互いを認めるライバル関係であり、2人の対戦はいつも大きな注目を集めています(参考動画:【RFN】板ザンのザンギに納得がいかなかったネモ、ザンギ緊急放送を始めてしまうw【スト6】)。
翔(かける) 選手
所属チーム:FUKUSHIMA IBUSHIGIN
SFL2024出場:FUKUSHIMA IBUSHIGIN
使用キャラ:JP、豪鬼
"かけちゃん"の愛称でも知られる翔選手は、『スト5』のリュウ使いとして頭角を現した若手プレイヤーです。『スト6』で専業プロゲーマーへ転向しています。その甘いマスクから女性人気も高く、配信中のワイプ(本人を映すカメラ映像)が非常に大きくなってることも話題になりました。ネタなのかファンサービスなのか真偽は分かりませんが、どちらにしても非常に面白い試みですね。
翔選手は『スト6』では海外大会で優勝し約6000万円の賞金を獲得するなど、目覚ましい活躍を見せています。特に"ジャストパリィ"を非常に多く成功させることから、ジャストパリィを連続で決めることが"Kakeru"と呼ばれてミーム化するほど。『スト6』最強プレイヤーに挙げる人も多いんですよ。
藤村 選手
所属チーム:忍ism Gaming
SFL2024出場:忍ism Gaming
使用キャラ:ケン、キャミィ、豪鬼
藤村選手は、『スト4』シリーズから活躍するプロゲーマーです。『スト4』当時はトッププレイヤーは都心のアーケード(ゲームセンター)で対戦するのが主流であった中、香川県でネット対戦を主戦場としながらその強さから広く知られるようになりました。また、レバーレスコントローラーを駆使し、その入力方法の一部は"藤村式"として定着しつつあります。
『スト5』のシーズン2~4の頃に"いぶき"を使用し、数多くの大会で優勝したことで一気に知名度を上げました。また、昨年の『SFL』の1stステージ(前半)では7勝1敗とトップの成績を収めてチームを引っ張っていたのも記憶に新しいところ。2023年は忍ism全体で上位入賞が少なかったので、今年こそ飛躍してほしいですね!
ボンちゃん 選手
所属チーム:Red Bull Gaming
SFL2024出場:未定
使用キャラ:ルーク
ボンちゃん選手は、『スト4』時代から活躍するプロゲーマーです。かつてウメハラ選手と同じ雀荘で働いていたことがあり、師弟関係のようなところがあります。バランス調整やそれに関する"政治"(調整に影響を与えるような主張)に対して毒を交えて意見を言うことが多く、ファンからは"ジャスティス"、"正義執行"と称され、豊かな顔芸と併せて人気です。
プレイ面では『スト4』時代にサガットで圧倒的な強さを誇り、『スト5』でも使用していたことからサガット使いのイメージが強いプレイヤーでもあります。理論に基づいた"弾撃ち"にも定評があり、ディフェンス面が強く安定感のあるプレイヤーです(弾撃ち講座動画:その1、その2)。
もけ 選手
所属チーム:VARREL
SFL2024出場:VARREL
使用キャラ:春麗
もけ選手は、『スト5』時代から活躍するプロゲーマーです。その甘いルックスから、かつては格ゲーマーアイドルユニット"ROUND V"にも所属していました(MVはこちら。現在は自然消滅のような形になっています)。
『スト5』では"ラシード"を主に使っていましたが、『スト6』では"春麗"を使用。最強春麗使いの一角といわれ『EVO JAPAN』では5位に入賞。いちはやくサウジアラビアで開催される『Esports World Cup』への出場権を獲得しています。
ヤマグチ 選手
所属チーム:忍ism Gaming
SFL2024出場:忍ism Gaming
使用キャラ:ケン、豪鬼
ヤマグチ選手は、14歳の頃に忍ism Gaming(旧名 不動)の"弟子育成企画"にて採用され、今も同チームに所属するプロゲーマーです。2023年にはプロゲーマーとして活動しながら、行政書士の資格取得にチャレンジするなどゲーム以外の面でも話題になりました
中学生の頃から活動しているため、若手でありながら経験は十分。優勝経験は少ないものの上位入賞することも多く、今後の更なる成長・活躍に期待です!
りゅうきち 選手
所属チーム:FAV Gaming
SFL2024出場:FAV Gaming
使用キャラ:ケン
りゅうきち選手は、FAV Gamingに所属するプロゲーマーです。『スト4』時代には、当時中学生でありながら強豪フェイロン使いとして有名になり"りゅうきちくん"と呼ばれ親しまれていましたが、今では専業プロゲーマーとなり第一線で活躍しています。
2024年4月に行われた大会『EVO JAPAN』では、プロとして初の舞台でありながら4位に入賞。コーチングや講座動画を中心に競技以外の活動も活発なので、これからの活躍に期待大の新人選手ですよ!
cosa(こさ) 選手
所属チーム:FUKUSHIMA IBUSHIGIN
SFL2024出場:FUKUSHIMA IBUSHIGIN
使用キャラ:ケン、豪鬼
cosa選手は、スピードスケートの元プロ選手という異色の経歴を持つプロゲーマーです。2024年4月に名前を"かべ"から現在の"cosa"に改名しています。
『スト5』では"是空"使いとして知られ、現在でも配信タイトルにその名を入れるほどのキャラ愛に溢れるプレイヤーです。しかし、『スト6』では同じ流派のキャラ"キンバリー"が既に登場しているため、是空の追加の望みは薄く、その愛情の向かう先がないのが残念なところ……。2023年の『SFL』には、2ndステージ(後半戦)からチーム Saishunkan Sol 熊本にスカウト枠で参加していますよ。
注目選手はこの2人!
月並みと言われるかもしれませんが、注目したいのは何といってもウメハラ選手です。『スト6』が発売された2023年には『SFL』に自ら不参加とし、プロシーンの最前線からは一歩引いていました。そのウメハラ選手が得意とする特定の相手との長期戦のイベントに参戦するとなれば注目せざるを得ないでしょう!
とはいえ、本戦リーグ(総当たり戦)は3本先取制で、まずは長期戦(7本先取制)となる本戦ファイナルまで勝ち進めるかどうかが鍵となりそうです。また、今までメインキャラ一本に絞って使ってきましたが、今回はケン、豪鬼、リュウの使い分けもあるのかといったところも注目です。
次に注目したいのが、翔選手。昨年の『SFL』には出場していないものの、そのほかの大会で十二分な実績を収めていて、その実力は"スト6最強"に挙げられることもあるほどです。
しかし、翔選手が個人・長期戦のイベントへの参加するのはほぼ初めて。長期戦では何度も読み合いが回りますし、長期間に渡るイベントでは事前に相手を研究・対策する準備時間を持つことができ、短期でのトーナメント戦とは異なる駆け引きが生まれます。今までとは別の角度からその実力を問われる形となるでしょう。
Bブロックの記事の選手紹介はこちら
【世界大会覇者が4人も!】『スト6』第5期TOPANGA CHAMPIONSHIP Bブロックの選手を紹介
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併せて読めば『スト6』界隈丸わかり!
▼【これを読めば全部分かる!】2024年の『SFL』の出場チーム、選手まとめ
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▼スト6界隈、激動の1ヶ月を振り返る【解散、発足、脱退、移籍、引退】
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画像引用元:TOPANGA公式X、選手Twitchよりスクリーンショットを撮影し使用