『ストリートファイター6』(スト6)など、格闘ゲームをしている時に『重ね』または『埋める』っていう言葉を1度は耳にしたことありませんか?
『重ね』と『埋める』は相手をダウンさせた後に行う有力な攻撃テクニックの1つなんです。
この記事では『重ね』と『埋める』について説明していきますので、ぜひこの機会に用語の意味を学んで、格ゲー知識を深めていきましょう!
『重ね』とはどんな意味?
『重ね』とは、ダウンしている相手が起き上がる時に合わせて攻撃を当てることです。
打撃を重ねることを「打撃重ね」、投げを重ねることを「投げ重ね」、飛び道具を重ねることを「飛び道具重ね」とそれぞれいいます。
攻撃を重ねられた相手は、基本的にはその攻撃への対応(ガード、投げ抜け等)を強制され、正しい行動を取れないと攻撃を喰らってしまいます。そのため相手の起き上がりに攻撃を重ねることは起き攻めにおいて重要なことといえます。
重ねにも弱点はある?
相手に対応を強制させられる重ねですが、無敵技暴れには負けてしまいます。
攻撃を重ねるということは、何かしらの攻撃行動をしていることになり、つまりはガードができない無防備な状態になってしまうためです。
そのため、ときどき様子見・ガードのような選択肢も混ぜることも重要です。
『埋める』とはどんな意味?
『埋める』とは、『重ね』と同じ意味で使われていて、ダウンしている相手が起き上がる時に合わせて攻撃を当てることを言います。
人によってニュアンスや捉え方が少し異なり「フレーム消費を伴う重ね」を指して「埋める」という場合もあります。
例)大足で相手をダウンさせた後、小Pでフレーム消費すると投げが埋まる
いずれにせよ「重ねる」も「埋める」も相手の起き上がりに攻撃を当てるという意味は同じですね。
『重ね』『埋める』のやり方とは?
『重ね』と『埋める』のやり方は前の項目でも書いた通り、ダウンしている相手が起き上がる時に合わせて攻撃を当てるのが基本です。
感覚でやってもOKですが、各キャラクターごとに一定の行動(セットプレイ)を行うことで、ジャストで攻撃を重ねたり、攻撃の持続を重ねて大幅に有利な状況を作ることも可能です。
『重ね』と『埋める』の練習方法は?
紹介事例としてゲームタイトルが『ストリートファイターV』(ストV)になりますが、プロ格闘ゲーミングチームの魚群に所属しているまちゃぼー選手が以前、「BeasTV」という番組の中で披露されていた方法をご紹介します。
①「ダウン復帰時レコード設定」で、「開始インターバル設定」を「1」にする。
②レコードスロットで立ち弱パンチを連打し、赤文字の「REVERSAL」が出たらOK。
③「ダウン復帰時再生設定」をオンにする。
→すると、CPUが起き上がりリバーサル弱パンチを打ってくれるので、起き上がり時を狙って技を埋める練習をしましょう!
※2017/6/9放送「BeasTV 教えて!まちゃぼー先生」から引用
ちなみに動画の中でまちゃぼー選手は、起き上がりのモーションが全キャラ違うため、上級者の方でも一生練習している大事な練習の1つだと言っています。
プロの選手でも練習しているということは、格ゲーが上達するのには欠かせない要素の1つだということが良く分かりますね。
格ゲーを始めて間もない方、なかなか上手くならないと壁にぶち当たってる方は、ぜひプロ直伝のこの方法で練習してみてはいかがでしょうか?