『ゴースティング』『スナイプ』とは、FPS/TPSのゲーム全般やオンライン対戦ゲーム全般において使われる専門用語です。
ゴースティング
『ゴースティング』とは、配信者の生配信を見ながらゲームをプレイし、意図的に配信者に攻撃を仕掛けたり、自分が有利になるように立ち回ったりすることを意味します。
これはもちろん禁止行為で、『ゴースティング』をするとBAN対象となります。『ゴースティング』の何が悪い、『ゴースティング』されたくなければ配信しなければ良いだろうと思う人もいるかもしれませんが、ゲーム会社の意図したゲームバランスを崩す行為なのでしないようにしましょう!
『ゴースティング』の由来
『ゴースティング』は、幽霊という意味の「ゴースト(ghost)」に由来した言葉です。まるで幽霊のように相手につきまとい、相手の動きを把握することを表すぴったりの言葉ですね!
また、『ゴースティング』は恋愛においてもよく使われることがあります。恋愛における『ゴースティング』とは、突然連絡を取らなくなる、急にブロックすることを意味するそうです。同じ言葉でも使う場面によって全く違う意味になるのは面白いですね。
スナイプ
元TSM・現FaZeClan所属選手に所属するAPEXのプロゲーマー【Snip3down(スナイプダウン)】選手の名前もスナイプが入っていますが、ここではゲーム内行為としての『スナイプ』の意味について解説します。遊戯王カードの【スナイプストーカー】でもありませんよ!
『スナイプ』は特定のプレイヤーと同じマッチ内に入るのを意図的に狙うことを意味した言葉です。主に、配信者と同じタイミングでマッチングを開始し、同じマッチ内に入るのを狙う行為を表します。英語では、「snipe」と書き、本来の隠れたところから狙撃するという意味から由来しているようです。
『スナイプ』は狙って必ずできることではなく、周りから見ても『スナイプ』かどうか判断できないものなのでBAN対象ではありません。しかし、『悪質なスナイプ』は禁止行為とされていてBAN対象となります。
『悪質なスナイプ』とは、『スナイプ』をして配信者と同じマッチに入った後に『ゴースティング』をしたり、迷惑行為をすることや友達と同じマッチに入り「チーミング」をしたりすることなどが挙げられます。
FPS/TPSで使われる本来の『スナイプ』
FPS/TPSにおいての本来の『スナイプ』は、「隠れたところから狙撃する」という意味として使われます。他にも、隠れたところから狙撃する狙撃手を表す「スナイパー」、狙撃用に特化した狙撃銃を表す「スナイパーライフル」という言葉があり、これらも、狙撃する人やものを表す言葉として使われています。「スナイプタイマー」というツールもあり、スプラトゥーンやフォートナイトで仲間と時間を合わせてスナイプを行うときに使われます。ただし確実にマッチングするとは言えないため、運任せの要素もあります。
なぜバレる?
度々ゴースティングやスナイプ行為が発覚して炎上するプレイヤーがいますが、なぜバレるのでしょうか?
・手元カメラでスマホに配信が映りこんでしまう
・何回も同じマッチに入ったり煽り行為を繰り返される
これらが原因でゴースティングをされている本人や配信の視聴者によって特定されるようです。
「ゴースティング」「スナイプは」ゲームを公平に楽しもうというプレイヤーにとっては迷惑行為でしかありません。
ゲーム用語やルールを理解するのは難しいかもしれませんが、ルールを守って楽しくプレイできるよう心がけましょう。