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【保存版】eスポーツ用語『物欲センサー』とはどんな意味?

『物欲センサー』という言葉をご存じですか?言葉だけを聞くと、これってゲームで使われてる用語なの?と思われる方がほとんどだと思います。

『物欲センサー』は、オンラインゲーム全般で使われることの多い専門用語です。この機会に用語の意味をぜひ学んで、ゲームの知識を深めていきましょう!

 

『物欲センサー』とは?

『物欲センサー』とは、ゲーム中にプレイヤーが欲しいと思っているアイテムをシステムが検知し、ゲーム内にそのアイテムを出現しにくくさせるセンサーのことをいいます。簡単にいうと、欲しいアイテムが何故だか手に入りづらくなる現象のことを指します。

スマホアプリの「ガチャ」などが分かりやすい例ですね!この「ガチャ」の『物欲センサー』については、論文も発表されています。

ちなみに『物欲センサー』の由来は、SEGAから発売されているオンラインゲーム「PHANTASY STAR ONLINE(ファンタシースターオンライン)」で生まれ使われていたのが元ネタです。

「モンスターハンターシリーズ」内での『物欲センサー』

『物欲センサー』という言葉が広く使われるようになったきっかけは「モンスターハンターシリーズ(モンハン)」の大ヒットによるもので、ハンターの最大の敵はモンスターよりも『物欲センサー』だとも言われています。

当初モンハンの発売元であるカプコンは、『物欲センサー』関連のグッズを発売するなどネタとしては認めていたものの、『物欲センサー』のシステムを導入していることは認めていなかったことから、長らく『物欲センサー』は実在するのか、それとも確率の世界なのかという論争が繰り広げられていました。

しかし2019年9月、カプコンは特許庁に『(逆)物欲センサー』の特許を出願し取得しました。

特許庁サイト:https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2021-049222/CB4BE6B11F797F6BC4ED40C9312A02110952EF410891F046A43126ED68871403/11/ja

逆?っということは物欲センサーは無くなる!?って思いますよね?ところが全てが『(逆)物欲センサー』の特許出願かと思いきや、出願内容をよく見ると出願された104項目のうち0001~0103項目が『(逆)物欲センサー』となっているんですが、なんと最後の0104項目が『物欲センサー』プログラムそのものの内容となっています。このことにより『物欲センサー』は公に実在することとなりました。

『物欲センサー』の使い方とは?

・何度も何度もクエストに参加し続けていて、そろそろ欲しい素材が出てもいい頃なのに全然出る気配がない状況で、「この素材には物欲センサーが働いてる」

『物欲センサー』の精度が高いせいで、アイテムが手に入る気が全くしない。

こういう時の対処法としては時間が許す限り無の境地でゲームを進めるか、もしくは時間をおいて再チャレンジすることを試してみてください。

まとめ

『物欲センサー』の意味を知れば知るほど「物欲センサーってうざい」「何のため発動してるの?」っという声が聞こえてきそうですが、ゲームの作り手側からすると簡単に入手出来てしまうとあっという間にゲームをクリアされて楽しんでもらえなくなるという心理が働いていて、プレイヤーにゲームを長時間楽しんでもらうために付いているシステムなのではないかと想像します。

欲しいアイテムが何時間プレイしていても手に入らない時ってものすごく歯がゆい思いになりますが、その分手に入った時はようやく報われた!っていう気持ちになりますよね?その一喜一憂を楽しみながらプレイするのもゲームの1つの醍醐味ではないでしょうか?

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