『バン(BAN)』とは、オンライン対戦のeスポーツにおいてよく登場する言葉の一つです。
ここでは『バン(BAN)』の意味や、実際にどんな時に使うのかについても解説していきます。
バン(BAN)
『バン(BAN』とは、そのゲームの運営側がゲーム内のルールに禁止されている行為を行ったユーザーに対して、行為が確認されたアカウント自体を削除したり、利用を一時的に停止したりする措置のことを差します。
一般的なe-sportsのタイトルにおいては、チートと呼ばれる行為をおこなったユーザーのアカウントはBAN対象としています。
また、ゲームのデータやプログラムを改ざんして、正規の利用では本来できないことを不正に行う「チート行為」はれっきとした犯罪行為とみなされており、警視庁のHPにもサイバー犯罪であることが明記されています。
チート行為が確認されれば、そのゲームがプレイできなることはもちろんですが、サイバー犯罪として厳重な処罰を受けなくてはなりません。
Apex Legendsでのバン(BAN)とは?
Apex Legendsにおいて、アカウントがBANされる場合は主に以下のようなケースが考えられます。
現在公表されている内容は以下の通りです。
- 他のプレイヤーに対して不当な優位性を得る為の、エイムボット、ウォールハック、またはそれに類似した、第三者によって製作されたソフトウェアの利用。
- ゲーム内の脆弱性、システムの誤動作やバグの悪用。
- スタットパディング(ゲームの機能を歪曲し、意図的にスコアを蓄積する行為)。
- 他のプレイヤーと協力して八百長行為を行なったり、その他の方法でゲーム内のランキングシステムを操作すること。
- 他のプレイヤーをEAサーバーから切断するソフトウェアやチートツールの使用。
また、不正としてみなされる行為については、上記に限定されません。
また、Apex Legendsの運営企業であるEA(エレクトロニック・アーツ社)は、下記のような見解を示しています。
不適切なコンテンツまたは不正行為の証拠を見つけた場合には、アカウントに対して措置を講じます。EAゲーム中またはEAのウェブサイトに、猥褻、脅迫、または嫌がらせ内容を投稿していることが判明したアカウントに対しても措置を講じます。
上記のようなプレイヤーを見つけた場合には、運営に通報するなど積極的な対処が求められています。