『ヒット確認』とはeスポーツの人気タイトル(種目)の一つ『ストリートファイターV』『ストリートファイター6』(スト6)などの2D格闘ゲームで使われる専門用語です。
繰り出した技がヒットしたのを確認して、コンボに繋げるテクニックです!
ヒット確認
『ヒット確認』は技がヒットしていたらコンボになる技を繰り出し、ガードされていたら別の行動を取ることを意味します。英語では「Hit confirm」といいます。
通常は2発ほど技を連続で繰り出し、その間に相手に技がヒットしているかガードされているかを確認します。ヒットしていればコンボへ移行し、ガードされていたら投げなどで崩すか、一旦仕切り直しに持ち込むのが定石です。
ヒット確認をせずにコンボへ移行してしまうと、ガードされた場合に大きな隙を晒してしまうこともあるので要注意です!
ヒット確認の種類
『ヒット確認』にはいくつか種類があり、「単発確認」、「状況確認」、「スタン値確認」などが頻繁に使われる用語です。
「単発確認」は、技を1発だけ繰り出し、それがヒットしていたらコンボに繋げるテクニックです。多くの場合、『ヒット確認』は技を2発以上繰り出し、その間に技がヒットしているかを確認するので、技を1発だけで『ヒット確認』する「単発確認」は高等技術とされています。
「状況確認」は「単発確認」の一種で、相手の状況を根拠に『ヒット確認』をすることを意味します。相手が前ステップや、技を繰り出している場合など、ガードができない状況であることを確認する方法です。
「スタン値確認」も「単発確認」の1つであり、技がヒットした際に相手の「スタン値」が増加するのを目視して、『ヒット確認』を行うテクニックです。「状況確認」よりも精度が高いのがメリットですが、一瞬相手キャラクターから視線を外さないといけないのがデメリットです!
ヒット確認の練習方法
ヒット確認について練習して精度を高めるには、トレーニングモードの活用がオススメです。CPUのガードをランダムに設定することで、簡単にヒット確認の練習をすることができますよ。
ちなみに『ストリートファイターV』でのヒット確認の限界猶予フレームは12フレームから13フレームと言われています。しかしこれは特に優れた反応を持つプレイヤーにとっての限界であり、一般的には14フレームの確認も非常に困難ですよ!
ヒット確信?
ほとんどダジャレのようなものですが「ヒット確信」というスラング(俗語(が時々使われることがあり、これは「技が当たっている」と確信し、ヒット確認をせずにコンボや大技を繰り出すことを指します。
相手の癖を読み切っている、あるいは相手の実力を信頼し切っている際に、技を出して見事当てたときに使われます。