天高く馬肥ゆる秋と申しますが、在宅が増え肥ゆるのは自分自身。外でスポーツをしてみたいが、不穏な災厄の流行により控えている方もいることでしょう。そこでゲームで運動会をしてみてはいかがでしょうか?
徒競走
走る事がメインのゲームは意外と多いのですが、その中でもおすすめなのが「ハイパーオリンピック殿様版」です。このゲームはドリフターズのコントから生まれた特別版です。今もなお笑いを提供してくれるあの方を偲んで、しめやかに疾走したいところです。
騎馬戦
昨今は危険が伴うとの理由で競技種目から消えつつあると聞いております。しかしゲームであれば、より危険なプレイも可能です。戦を伴うアクションゲームでは騎馬がよく出てくるのですが、あの狙われている感じを味わいたいなら、おすすめのゲームは「天地を喰らうII 赤壁の戦い」です。カプコンから発売されたベルトスクロールアクションゲームで、敵を倒さないと前に進めない場面も多いので馬の機動性は生かせず、騎馬に乗っても的になりがちです。あの頃、逃げ回れば死にはしないと学校の敷地外まで逃げ、失格になった方におすすめです。
借り物競争
運動能力の他に、コミュニケーション能力や交渉力が問われる競技です。この競技の何とも言えない面倒くささを味わえるゲームとして「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」はいかがでしょうか?本編とは別にクエストが用意されており、『モンスターを倒すと、たまに落とすアイテムを10個持ってきて。』とか結構面倒な事を要求されます。モンスターとはいえ生き物を殺してまで、本当に必要な事に使用するのか?と疑問に持ちながら、その存在意義を考えてしまうところも同じです。
大玉転がし
大玉転がしといえば、サンドウィッチマンやケンドーコバヤシらを魅了している伝説の漫画「魁!!男塾」に登場します。競技大会『驚邏大四凶殺』において、4人で鉄球を押しながら山を登るシーンがあります。ファミコンソフトの「魁!!男塾 疾風一号生」で、そのシーンが再現されているか確認したかったのですが、1面で落とし穴を回避できず先に進めなかったので断念しました。そこでおすすめなのが「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」です。奴隷になった主人公が工事現場みたいなところで、大玉(正確には岩)を押して楽しめます。
最後に
いろいろと紹介をしてきましたが「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 ~オールスタースペシャル~」や「マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック」など、1本のソフトで複数の運動競技を楽しめるゲームソフトは沢山あります。昨今はネット対戦できるゲームも多いので、気の合う仲間と、ほんのひと時でも息抜きをしてみてはいかがでしょうか?