コンピューターゲームやスマホゲームでよく使われる『マルチプレイ』や『協力プレイ』って聞いたことはあるけど、どういう意味?どう違うの?って思われたことはないでしょうか?
ここではその意味と違いについて説明していきます。(下に続く)
『マルチプレイ』とはどんな意味?
『マルチプレイ』とは、英語で「multiplay」と書きます。オンラインゲームやソーシャルゲームなどで複数のプレイヤーが同時に参加してゲームをすること、またはその機能自体のことを指して、略して「マルチ」とも呼ばれています。多人数参加型のゲーム自体を指して「マルチプレイヤー型」(multiplayer)という言い方もされます。マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(Multiplayer online battle arena 略して MOBA)の代表格とされるリーグ・オブ・レジェンド(LoL)もマルチプレイゲームですね。
『マルチプレイ』のゲーム
多種多様なジャンルでマルチプレイが導入されていますが、代表的なタイトルといえば「マインクラフト」(マイクラ)が有名です。材料を集めて色んな種類のブロックを作り、それを組み合わせながらアートを作ったり建造物を作ったりと自由に遊べるので、子供から大人まで幅広い層から支持を得ている大人気のゲームですね。
他にも発売前から話題沸騰となっていた「エルデンリング」や「 Fall Guys」「マリオカート」「 Valheim」、アプリで楽しめる「原神」などがあります。近年はマルチプレイで遊べるホラーゲームも登場しているんですよ。
多人数が同時にゲームサーバーへアクセスするため、「ゲームに接続中」「サーバーを検索中」というロード画面で待たされる…という事象がたまに見受けられるのもマルチプレイヤー型ゲームの特徴です。
『協力プレイ』とはどんな意味?
『協力プレイ』とは、マルチプレイの中でも2人以上のプレイヤーが同時に1つのミッションを同時もしくは交互に攻略していくゲームのスタイルのことで、「COOP(Co-operative Play)」とも呼ばれています。
『協力プレイ』のゲーム
協力プレイのゲームも多種多様なジャンルで楽しめます。古くは「マリオブラザーズ」や「ボンバーマン」などから始まり、近年は「Fortnite」(フォートナイト)や「ApexLegends」(エーペックスレジェンド)、「Among Us」(アモングアス)も協力プレイゲームの代表的なタイトルの1つになっています。
特に「Among Us」はゲーム機やPCだけでなく携帯アプリでも人気で、人狼ゲームの要素を取り込んでいるパーティーゲームです。
そのほか「モンスターストライク」や「モンスターハンター」(モンハン)など何か一つの敵や目標を攻略するゲームは協力プレイゲームですね。
『マルチプレイ』『協力プレイ』どう違う?
マルチプレイと協力プレイの違いはゲームの要素にもよって異なりますが、大まかにはプレイヤー同士が敵対して対戦するか、味方として協力するかで区別されることが多いです。
『マルチプレイ』は、オンラインを通じてたくさんの人と一緒にゲームをしたり対戦することで、『協力プレイ』はオンラインを通じて2人以上の人と協力してゲームのクリアを目指すということを覚えておきましょう。
マルチプレイや協力プレイの最大のメリットはゲームを通してフレンドと交流を深められたり、勝利を目指して共に戦えるところです!
ゲーム好きなら、リアルでもネットでも友人を作ったり、より仲良くなるのにとてもいいシステム。
ぜひお気に入りのマルチプレイ対応タイトルでフレンドと一緒に遊んでみてくださいね。
ビジネスや楽器仕事でも使われるマルチプレイヤー
これは余談になりますが、ビジネスの場面でも「マルチプレイ」という言葉は使われます。その場合は「2つ以上の作業を短時間で切り替えながら同時に進行する」という意味合いですね。
例えば会議に参加しながら議事録を作成する、営業を行いつつ制作も行うなど複数のことを同時に、かつ効率的に進めるビジネスマンに対して「マルチタスク」管理ができる「マルチプレイヤー」という言い方をします。
同じように複数の楽器を一人で使いこなし、演奏することが出来る人を指すケースもあります。