現在、日本で大きな波になっているゲームブーム。子供から大人までに親しまれ、一度はゲームをプレイしたことがあるでしょう。
さらに近年では、ゲームで戦うことを『eスポーツ』と呼び、スポーツの一種として扱われるようになりました。それに伴い、プロゲーマーも生まれ、ゲームが職業となっている人々も多く生まれています。
また、個人のプロゲーマーだけではなく、eスポーツチームも誕生。多くのゲーマーたちが活動しているのがeスポーツチームであり、日本だけではなく、世界で活躍するチームも数多くあります。今回は、日本トップクラスのプロeスポーツチームである『DetonatioN Gaming(デトネーション・ゲーミング)』を紹介していきます。
歴史
2012年7月に、『DetonatioN』として設立され、eスポーツチームとしての一歩を踏み出しました。最初はFPSゲームをメインに活動しているチームであったが、次第に扱うタイトルが増加。League of Legends部門やWorld of Tanks部門なども設立され、eスポーツチームとして大きくなっていきました。現在のチーム名となったのは2015年11月のことでした。現チーム名の略称は『DNG』となっています。
また、eスポーツチームの中ではパイオニア的存在であり、これまでに数多くの企業とパートナーシップ契約を結び、日本のeスポーツを牽引してきました。2015年2月からは、日本で初の給与制を導入し、2016年からは外国人選手に「アスリートビザ」を導入するなど、新たな取り組みにも積極的な姿勢を見せています。
また、クラブカラーはライトブルーと白で、ユニフォームにも取り入れられています。
現在のCEOは元日本eスポーツ連盟共同代表理事であった梅崎伸幸が務めています。運営法人は株式会社Sun-Genceとなっています。
部門
『DetonatioN Gaming』は現在、数多くのタイトルに取り組んでいます。部門ごとに分かれており、現在は10部門が存在しています。
『PUBG』や『スプラトゥーン2』などのFPSゲームから、『League of Legends』、格闘ゲーム、オンラインカードゲーム、『ウイニングイレブン』などタイトルは多岐にわたっています。各部門には外国籍の選手がいるのも特徴で、現在合計30人以上が在籍しています。
まとめ
これまでに数多くの結果を残しており、2015年には『League of Legends』の大会である『LJL2015 Season1』でも頂点に輝いたDetonatioN Gaming。日本でeスポーツが主流となるためには、欠かせない存在であるeスポーツチーム。今後も、パイオニア的存在としてDetonatioN Gamingの動きに注目していきたいところです。