『クラウドゲーミング』はゲーム処理システムの1つの形式・仕組みです。
クラウドゲーミング
クラウドゲーミングは、ゲーム内の情報処理の方法が特徴です。ゲーム内の動きはすべてインターネット上で処理され、個人の端末には映像と音声のみが届くような形式になっています。
通常のオンラインゲームは個人の端末でゲーム内情報が処理されます。処理された後の情報がインターネットでやりとりされるという順序です。
既存のゲームシステムとは大きく異なるクラウドゲーミングには、さまざまなメリット・デメリットがあります。
クラウドゲーミングのメリット
クラウドゲーミングのメリットは高性能な端末を持つ必要がないことです。ゲームの処理はクラウド上で行われるので、プレイヤーの端末にスペックが求められなくなります。
高性能端末でなくてもハイクオリティなゲームが楽しめるので、誰でも手軽にプレイできるようになるのが大きな特徴です。
クラウドゲーミングのデメリット
現在のクラウドゲーミング技術ではラグの発生が課題とされています。インターネット上の処理から端末への送信に少し時間が空いてしまうので、一瞬の差が重要なゲームには対応しにくいのが現状です。
この課題が解決されれば、eスポーツタイトルでも快適に使用できるでしょう。
フォートナイトにも対応し始めている
一部のクラウドゲーミングプラットフォームではeスポーツタイトルの対応が始まっています。ソフトバンク株式会社によって提供されているGeForce NOWではフォートナイトに対応しています。
今後クラウドゲーミング技術が発展していけば、他のeスポーツタイトルにも対応するかもしれません。
Nintendo Switchのクラウドゲーミング
Nintendo Switchの一部のタイトルはクラウドゲーミングに対応しています。バイオハザード7やキングダムハーツなどがプレイ可能です。