『ADC』(エーディーシー)とは、eスポーツのタイトル(種目)の一つである『リーグオブレジェンド(League of Legends/通称LoL)』の中で使われる専門用語です。
また『ポケモンユナイト』などのMOBAでも使われることがあるので、この機会に覚えちゃいましょう!
Attack Damage Carry(アタックダメージキャリー 略称:ADC)
サポートとともにBOTレーンを担当するロール(役割)の1つです。重要なアイテムがそろうと相手のタンクすらも一瞬で削ってしまうような力を持っており、不利なゲームも自分の力でひっくり返すことができるほど非常にダメージを出すことのできるロールです。
ADCの特徴
体力が低く倒されやすいため、立ち位置やダメージを出すタイミング、立ち回りが非常に重要になってきます。序盤は、ミニオンのラストヒットを取りお金(ゴールド)を貯めつつ、サポートと一緒に相手とのダメージ交換や相手ジャングラーのガンクをさばいていきます。お金が貯まるとショップでアイテムが購入でき、アイテムを積むごとにダメージが出るようになっていきます。
中盤以降は、相手のダメージを食らわない位置から相手チャンピオンにダメージを与え倒し味方をキャリーしていきます。上手く育てば他を寄せつけず、まさに最強といえるほどに成長しますよ。
特に初心者で勝てないうちは、欲張って前に出すぎてしまいキルされてしまう方も多く見かけます。体力が低く倒されやすいということをしっかり意識して、無理をしないことも重要ですね。
ダメージを出さなければいけない、そして勝敗のカギを握るロールであるADC(エーディーシー)ですが、LoL初心者の方にも是非ともチャレンジしていただきたいです!サポートやジャングラーとの連携からどんどんキルを取っていく爽快感なども非常に魅力的なロールなため、瞬間的なキルの判断が上手な方や純粋にダメージを出せるチャンピオンを使いたい方にオススメです。
また、ラストヒットを取ることが非常に重要なロールであるため、操作設定にこだわるプレイヤーも多くいます。色々な人の設定を参考に自分のベストを見つけましょう!
たくさんのチャンピオンの中からあなたのプレイスタイルに合うADCチャンピオンを探すのも楽しみの一つですね!
▼LoL公式サイト チャンピオン一覧
https://www.leagueoflegends.com/ja-jp/champions/
ADCとマークスマンの違いは?
ADCとマークスマン(Marksman)はほとんど同じ意味で使われますが、若干が異なります。
ADCは「BOTレーンで、アタックダメージで試合をキャリーするチャンピオン、ロール」を指すのに対し、マークスマンは「遠距離から通常攻撃でダメージを出すのが得意なチャンピオン、ロール」を指します。
ADCに適したチャンピオンは基本的にマークスマンであるため、ADCとマークスマンはほとんど同じ意味で使われるという訳です。しかし、マークスマンがBOTレーン以外で活躍することもあるため、まったく同じ意味というものでもなく、マークスマンの方がより広義な言葉といえるでしょう。
『ポケモンユナイト』では
遠距離からの通常攻撃で大きなダメージを与えやすいポケモンのことをADCと称することがあります。(エースバーン、ゲッコウガなど)
序盤はあまり力を発揮することができないため、サポート型やディフェンス型のポケモンと一緒に行動することが多いのも特徴です。
配信が始まった2021年7月現在ではLoL用語が使われることが多いですが、今後独自の用語がつくられていくかもしれませんね☆