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【格ゲー名シーン その7】パフォーマンスでも格ゲー界トップ!? ときど選手のリアル瞬獄殺(ズレ天) とは

eスポーツの中でも長い歴史を持つ格闘ゲームが生み出してきた名シーン・名場面を紹介するシリーズ【格ゲー名シーン】。

今回紹介する【格ゲー名シーン】は、ときど選手が世界大会で見せた「リアル瞬獄殺」です!勝利と共にスクリーンに仁王立ちした名シーンです!

ときど選手のリアル瞬獄殺 とは

『ときど選手のリアル瞬獄殺』が起きたのは、格闘ゲームの祭典「Evolution」2010年大会でした!ときど選手が操る豪鬼と同じポーズをときど選手自身が真似したことで話題になりました!

なぜ『ときど選手のリアル瞬獄殺』は人気なの?

『ときど選手のリアル瞬獄殺』が人気な理由は主に3つです!

  • 使用キャラの豪鬼と同じポーズ
  • 当時のプロゲーマーとしては異端?ときど選手のエンタメ性
  • ときど選手の代名詞的ポーズ

使用キャラの豪鬼と同じポーズ

ときど選手が操る「豪鬼」といえば、必殺技の「瞬獄殺」です!

「瞬獄殺」がヒットすると、豪鬼が画面中央に仁王立ちし、背景には大きく「天」の文字が浮かび上がります。この演出は世界中で大人気です!

そして、ときど選手は瞬獄殺を決めた瞬間、おもむろに立ち上がり、そしてスクリーンの前に仁王立ちしました。ときど選手の背中には、天の文字が浮かび上がり、その姿はまるで豪鬼そのものです!

「Evolution」はアメリカで開催される大会なので、日本人はアウェイ。それにもかかわらず、ときど選手は派手なパフォーマンスで会場を湧かせました!

また、画像をよく見ていただくとわかりますが、「天」の文字が背中の中心から少しずれていますよね。このずれた「天」は「ズレ天」の愛称で呼ばれていて、「ズレ天」をモチーフにしたTシャツやファンアートが作られましたよ!

当時のプロゲーマーとしては異端?ときど選手のエンタメ性

ときど選手が「リアル瞬獄殺」を披露したのは2010年です。まだeスポーツという言葉が使われていなかった時代ですね。プロゲーマーも今よりずっと少なく、日本人プロ格闘ゲーマーは10人にも満たないくらいでした。

プロゲーマーの仕事は大会で勝つこと。ですから、多くのプロゲーマーは、試合で勝つことにのみ集中していました。そんな中、ときど選手は「リアル瞬獄殺」を披露!まだプロゲーマーがパフォーマンスをしない時代にもかかわらず、ときど選手は持ち前のエンタメ性でファンを楽しませました!

今でこそ、ときど選手は情熱的なプレイヤーとして認知されていますが、当時は「アイスエイジ」というあだ名を付けられていました。ひたすら強い行動を連発し続けるプレイスタイルが「冷たい」と考えられていたからです。

そんなときど選手が思い切ったパフォーマンスで会場を湧かせたので、そのギャップに驚いたファンも多かったですよ!

ときど選手の代名詞的ポーズ

ときど選手が「リアル瞬獄殺」を披露したのは、1回だけではありません!

2013年の「Evolution」でも、「リアル瞬獄殺」を披露しました!試合にもしっかり勝利して、対戦後には対戦相手と称え合いましたよ!また2018年「Evolution」にて、ときど選手が悲願の優勝を果たした時も、仁王立ちのパフォーマンスをしました。

「リアル瞬獄殺」はときど選手の代名詞です!

まとめ

『ときど選手のリアル瞬獄殺』は、ときど選手のエンタメ性が遺憾なく発揮された名シーンです!

プロゲーマーとして試合に勝つだけでなく、ファンを楽しませてくれるのは、ときど選手の魅力です。

▼格ゲー名シーンのコラムはこちらからご覧になれます
https://gamer2.jp/post/tag/fg_bestscene/

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