日本プロ野球や夏の甲子園など数々の大会が開かれる野球は、国民的スポーツとして日本に定着しています。
特にプロ野球はものすごい人気ぶりで、テレビでは日夜試合の中継がされていますよね。
しかし今、新しい野球の楽しみ方としてeBASEBALLなるものがひそかに盛り上がっていることはご存知でしょうか?
出典:https://e-baseball.konami.net/pawa_proleague/
eBASEBALLとは?
eBASEBALLは日本プロ野球などを統括する日本野球機構(NPB)とゲームの製作・販売を行うコナミが共催するeスポーツリーグです。ゲームは実況パワフルプロ野球(以下、パワプロ)を使用します。
パワプロシリーズは今年で25周年を迎える歴史ある野球ゲームで、2016年時点でのシリーズ累計販売本数は2000万本を超えている大ヒット作です。本作は育成した選手でチームを組んで戦う野球ゲームで、育成システムの奥深さとテクニカルなゲーム性が人気を博しています。
そんなパワプロを使用して行われるeBASEBALLのリーグ形式は、なんと実際のプロ野球と同じなんです!セ・リーグとパ・リーグに分かれ、セパe交流戦やeクライマックスシリーズ、e日本シリーズを通して対戦が行われます。
またeBASEBALLは巨人やDeNAなどの実在する12球団が参戦しており、各球団4人の選手が所属しています。
eBAEBALLプレイヤーの選出方法は?
eBASEBALLプレイヤーになるにはプロテストを受ける必要があります。プロテストは誰でも受けることが可能ですが、ゲームプレイの実力はもちろん、面接を通して熱意や人としての魅力などを伝えられることも重要だそうです。
そして、オンライン予選とオフライン予選を通過すればeドラフト会議に候補者として出席することができます。約40名ほどの中から選抜され、指名されれば球団に所属のプロプレイヤーなれるというわけです。
中高生大会も!
また夏の甲子園ならぬ「eBASEBALL 全国中学高校生大会」という学生の大会も開かれています。この大会は夏に開催されており、それぞれ学校の名を背負った選手たちが1位の座をかけて争います。その熱狂ぶりは甲子園にも負けていません!
今年は7月の下旬から8月上旬にかけて予選が行われ、8月24日には埼玉県越谷市のイオンレイクタウンkazeで全国大会が開催されました。結果は「明治学院東村山高等学校・つくば国際大学高等学校 合同チーム」の優勝で幕を閉じました。
さらに優勝チームはeドラフト会議の候補者となることができ、今年は2名が見事に選抜されました!
プロリーグも開催間近!
プロテストとeドラフト会議はすでに終了していますが、11月3日から「eBASEBALL プロリーグ eペナントレース 開幕戦」がフジテレビ内 特設会場 1F/22Fで開催予定です。セ・リーグとパ・リーグに分かれて行う本戦ですが、今シーズンからセ・パe交流戦が始まります。
そして各リーグ勝ち残った上位3チームが、2020年1月開催予定の「eBASEBALL プロリーグ eクライマックスシリーズ」に進むことができます。
また、11月3日開催の「eBASEBALL プロリーグ eペナントレース 開幕戦」は現地観戦もあります!
無料観戦と有料観戦の2種類で、有料観戦はローソンのローチケで予約することができます。※無料観戦は事前予約の必要はないとのことですが、席に限りがあるので注意が必要です。