『アド』『アド損』とは主にカードゲーム全般の中で使われる専門用語です。
ぜひ、この機会に用語の意味を学んで、知識を深めましょう!
アド、アド損
『アド』とは使用したカードが、使用した枚数より多くのカードに影響を与えた際に用いられる言葉で「アドバンテージ」を略した言葉です。言葉の由来は『有利』という意味の『advantage』から来ています。
例として、一枚のカードで相手の二枚のカードを破壊する、二枚のカードで三枚カードを引く、というのが挙げられます。
一方『アド』に対して、使用した枚数より少ないカードに影響を与えた際には『アド損』という言葉が用いられます。
このアドを取る、取られるという駆け引きが試合の流れに直結してきます。アドを取られすぎると自分の使えるカードがなくなってしまって、すぐに負けてしまいます。そのため、カードゲームではアドを積極的に取っていき、試合の流れを掴むことが重要です。アドを取るためには、様々なカードの効果を組み合わせることが必要になってきます。
アドをしっかり取って、優位な状態で勝利を目指しましょう!
日常生活や様々ゲームでも使われる『アド』
転じて欲しいものを手に入れたときや、いいことがあったときにもアドという言葉を使う人がいます。周りにそういう人がいたら、そういう意味だと理解してあげましょう!また、カードゲーム以外のゲームでも単に「有利」や「得」を意味して「アド」と表現するプレイヤーもいます。
今では意味を理解している人が多い言葉ですが、ひと昔前はカードゲーム用語としての認知が一般的でした。カードアドバンテージ、ハンドアドバンテージ、テンポアドバンテージなど概念を持ち込んで言語として使用していたカードゲームは先駆けといって良いのかもしれませんね。