『サイト』とは、FPS/TPSなどの戦争や戦闘をテーマにしたeスポーツ、オンラインゲームなどで使用される専門用語で、他にも広く一般的にも使われる言葉です。
サイト(sight)
サイトとはずばり照準器のことを意味します。
eスポーツやゲームの世界の中に登場する銃やライフルなどの武器についている、そう!あの照準器のことなんです!
なので、現実(リアル)世界の武器や兵器、サバゲー(サバイバルゲーム)などでもよくつかわれる言葉なんです。
銃やライフルに装備するサイトも大きく2つに分かれます。
銃身の先端や後方に凸型の目印がついているシンプルなサイトをオープンサイトと呼び、光学照準器(カメラの様に覗き口を通して見る照準器)を装着するタイプをドットサイト、ホロサイトなどと呼びます。
英語のスペルではsightと書き、またsighting device(サイティングデバイス)やgunsight(ガンサイト)とも表現されます。
海外旅行に行くときに訪問国の空港税関で「サイトシーイング(sightseeing)」(=観光)なんて使い方もしますよね?
「sight(サイト)」という英語が「目にとめる」「視覚/視力」などと翻訳されますのでそういった使い方をするそうです。
スコープとの違い
さて、似た言葉に『スコープ(scope)』ってありますよね??
これサイトと何が違うのでしょうか?
結論から言うと…
等倍で狙う照準器が『サイト』
倍率のある照準器が『スコープ』
となります。
スコープは倍率があるので基本的に「光学照準器」のことを指します。
光学式のサイトもありますが、それらはすべて等倍で対象物を見ることになります。
ちなみに…
英語のscopeの意味は「範囲」を意味します。
なので「望遠鏡=telescope(テレスコープ)」「万華鏡=kaleidscope(カレイドスコープ)」「顕微鏡=microscope(マイクロスコープ)」などと表現しますね!
またプログラミングやビジネスの世界でも「範疇」「作業範囲」などを総じて表すときにも使われたりします。
余談ですが…
サイトマップやサイトデザイン、webサイトの作り方、サイト内デザインなどなど、デジタル系ビジネスの分野でよく使用されることがありますが、このサイトは英語で「site」と書きます。
敷地や場所を意味する言葉なので、お間違いなきようお気を付けください!