『即抜け』とは、『Apex Legends』や荒野行動などのチーム戦によるFPS/TPSのゲームや、いろいろなパーティーゲームにおいて使われる専門用語の1つです。
即抜け
『即抜け』とは、ダウン・確殺された時に見方が蘇生してくれたり、リスポーンしてくれたりするのを待たずにマッチから抜けることを意味し、読み方は『そくぬけ』です。また、自分のチームが不利な状況になったり、気に入らないことがあったりした瞬間にマッチから抜けることも意味します。
「即時に抜ける」ことを意味する『即抜け』ですが、ゲームだけでなくメッセージ・トークアプリの「LINE」などでも、オープンチャットからすぐに退出するという意味で『即抜け』が使われることが多いので、意味を理解しやすい用語だと思います。
Apex Legendsでの即抜け
『Apex Legends』では、『即抜け』する人が多すぎるとたびたび問題となっており、特にカジュアルマッチでの『即抜け』が大きな議論を呼んでいます。
カジュアルマッチでの『即抜け』を否定するプレイヤーの意見としては、「勝てなくなるから残っていてほしい」、「敵を倒しきったのに見方がいなくて悲しい」、「うざい」という意見があり、肯定するプレイヤーの意見としては、「ダウンしている時間がもったいない」、「カジュアルマッチで『即抜け』に対するペナルティがないということはやっても良いということだ、『即抜け』の何が悪い」、「ダウン時に抜ければキルレートが下がらないというメリットがある」という意見があります。
ランクマッチでは、『即抜け』に対して「戦闘放棄ペナルティ」があり、ランクポイントがマイナスになったり、数分間プレイできなくなったりしますが、カジュアルマッチではペナルティがないため、そのことが『即抜け』が多い原因となっているようです。しかし、2022年現在、カジュアルマッチでの『即抜け』に対するペナルティの導入も予定されているようです。
また、ランクマッチでの「戦闘放棄ペナルティ」に関して、バナーの回収可能期間が過ぎ回収不能になった場合、味方が自分のバナーを回収しても2分30秒経過した場合は、マッチから抜けてもペナルティが課されません。このように、一定の基準を満たすとペナルティは課せられないので、ランクマッチでもペナルティ無しで、途中で抜けることは可能です。
しかし、ランクマッチにおいてもカジュアルマッチにおいても、「マッチを早々に放棄した」として通報されてしまうことがあるので気を付けましょう。
『即抜け』は、絶対にしてはいけないというルールがあるわけではないので難しい問題ですが、プレイヤー同士が相手の気持ちを考えながらプレイすることが大切だと思います。