【対談】「目的には最短距離」Bee3×超無課金 / へんしゅう長 【前編】

総ユーザー数3億人、日本で大人気のバトルロイヤルスマホゲーム『荒野行動』。

2020年、eスポーツイベント「RAGE」では国内最大規模となる賞金額2500万円の「荒野CHAMPIONSHIP-王者の絆」を開催し大きく話題になりました。

さて今回は！

荒野行動クラン Berserker 代表のBee3 × 荒野行動界隈のカリスマ Pro eSports team αD 代表 超無課金 ＆へんしゅう長 との対談企画が実現☆

お互いの年齢差は約20歳。しかし共通にある『荒野行動』『eスポーツ』『ビジネス』の熱い話題で盛り上がりました。

知り合うまでの経緯や、へんしゅう長がTwitterでフォロワーを爆伸びさせた理由などなど、真面目な話も砕けた話も織り交ぜつつ、1時間の濃密な対談模様をたっぷり前後編でお届けします！（取材日：2020.7.17）

Bee3氏の取材はこちら >>

目的に最短距離で走っていくビジネスパーソン

Bee3「超無課金さんは先日初めてお会いして、へんしゅう長さんは今日初めましてだよね。『荒野行動』の中はもちろん超有名人だし、YouTubeやTwitterもよく観てる。

でも実際お二人にお会いして、フランクすぎて逆に拍子抜けだった（笑）！」

超無課金「ベーさん（bee3）は大人でお金を持っていて、ぶっ飛んでる人というか…（笑）。自分に何か学べるものがあるんじゃないかと思って『会いたいです』ってラフに声をかけたんだよね。

それでご飯に行って…。いざ会ってみたらイメージどおり『THE Bee3』だった（笑）。話をただ聞いてくれるだけじゃなくて目的の一番先を知ろうとしてくれる方なので、発言しやすいよね。」

Bee3「超無課金さんと一緒にご飯を食べて思ったのは、バカ話からeスポーツの構想、ビジネス全てにおいて瞬時に切り替えて話ができる人。目的に最短距離で走って行こうとする『ビジネスパーソン』だと第一印象で感じたかな。だから話が早いよね。電話はいつも用件だけ、30秒とかで終わるし（笑）。」

超無課金「雑談の方が好きで、直接会って話したいんです。電話は縛られている感がすごいから。」

Bee3「俺もそう。スマホを耳に当てる動作に縛られるのが嫌でワイヤレスイヤホン（AirPods）にした（笑）。」

僕らぶっ飛んだ人が大好きなんです

Bee3「『荒野行動』の中の軍団『超かっけぇ軍団』にすごく入りたかったんだけど、超無課金さんはその軍団長。やっと入れたときは嬉しかった（笑）。その中で僕は何ができるんだろうって考えていた時、超無課金さんから会いたいって連絡が来て。Twitterの中で僕がアホなことばかり書いているから、多分『なんだこいつ』って引っ掛かったんじゃないかな。」

超無課金「ベーさんが、『絶対この人のスポンサーにならない』って周りのみんなが思うような人のスポンサーになってた（笑）。僕の中ではあり得ないんだけど、やっぱり話題になるよね。それで興味を持って。なぜこの人にお金をかけたんだろうって。」

Bee3「（笑）。」

へんしゅう長「僕もそれ知ってた！スポンサーになった人とは仲が良いので、少しいじるような言い方になっちゃうけど（笑）。意外な人物だったので驚いた。」

Bee3「ははは（笑）スポンサーについた時点で反響が凄かったよ。ありえないでしょうって（笑）。誰もスポンサーに名乗りをあげないだろうから、敢えてそれをやってみた。面白いだろうなと思って。」

へんしゅう長「僕はベーさんのこと話で聞いていたんだけど、悪い印象を全く聞いたことがなかった。それに僕らお金持ちが大好きなので（笑）。超無課金は嗅覚がすごいんだよね。気付いてないフリしながらそういう人をすぐ捕まえてくる。（笑）。」

超無課金「アンテナがあるんだよ。ゲゲゲの鬼太郎みたいなお金持ちアンテナ（笑）。」

へんしゅう長「『ピピッお金持ちだー』みたいなね（笑）。でもベーさん、最初はやっぱり強面の人かなーとは思ってた（笑）。」

超無課金「経緯はそんな感じかな。そういうぶっ飛んだ人が、僕ら大好きなので。メンバーもみんなぶっ飛んでるし。」

Bee3「確かに（笑）！」

へんしゅう長「僕は基本的に超無課金を信用しているから、こいつが仲良くする人はみんな信用できる人。一緒に仕事をしていてもやりがいがある人なんだろうなと思ってる。」

顔面を踏みつけても笑いに変えて愛されるへんしゅう長

Bee3「二人の付き合いはいつから？」

へんしゅう長「実は僕らはめちゃくちゃ付き合い長くて！もう中学校からの仲。」

超無課金「元々、地元一緒のリア友。僕たち出身が滋賀県なんだけど、地元が隣町でしかも今年24歳の同じ歳。言ってみたら同級生！」

へんしゅう長「お互い最初は仲悪かったけどね。」

超無課金「そう。犬猿の仲。」

Bee3「へー！そうなんだ。」

超無課金「19、20歳の頃、僕も彼も地元でスナックを経営していて。滋賀県で同じ年頃の経営者って3人くらいしかいなくて、いつも売り上げを競い合ってた（笑）。それから二年後くらいに僕が上京してゲーム始めたんだけど…、彼はその頃底辺（笑）YouTuberだったよね。」

へんしゅう長「底辺言うな！（笑）今とは全く別のYouTubeチャンネルをやっていたんだけど、超無課金が先に東京に出て行ってゲームで成功しているのを見て、初めてすごいと思って。お互い地元で同業だったし嫌だったんだけど、もう認めざるを得ないかなって。」

Bee3「そんな経緯があったんだ。」

超無課金「本来、へんしゅう長は人を認めるタイプじゃないんだよね。地元でも腕っぷしは強かったし、そんなこと絶対言うタイプじゃないのに『チームに入りたい、有名になりたい』と言ってきた。

昔から仲悪かったから断ろうと思ったんだけど。会ったら以前と全く人が変わっていて驚いた。これで彼が伸びてくれたら、地元からの付き合いだし信用できるかも。ということでチームに入れたんだよね。そしたらもう…、彼は最初から全力で僕のこと利用しまくってた（笑）。」

へんしゅう長「どうやって伸びてやろうかなと思って（笑）。『あ、こいつ（超無課金）の顔とか上げとったらええな～フォロワー数伸びるな～』って、Twitterに写真とか動画あげまくったった（笑）。」

超無課金「それで今もう10万フォロワーとかになってる。」

Bee3「一気にフォロワーさん増えてたもんね。現れたと思ったら『えっ！？』っていうスピードで数字が上がってた。」

超無課金「そう。僕のこと利用する人は一杯いるんだけど、彼が一番上手い（笑）。」

Bee3「端から見ていても、こんなに近距離にいるの！？っていう写真だよね。それを大量に投下してるんだから、そりゃもうファンが群がるでしょ（笑）。YouTube動画とかも面白いし。」

超無課金「ちなみに僕、モノマネした動画で、ファン半分減りましたもん！」

Bee3「例えるなら、超無課金というう鮭がいたらイクラ部分だけムシャムシャ食い散らかしていくような感じ（笑）。でもその見せ方が上手いから見ていて嫌じゃない。喋っても面白いし。だからあっという間に伸びていったのかな。」

へんしゅう長「僕が知名度つけさせてもらおうと思った時に、ネタだとしても彼をイジるようなことを言える人が一人もいなかった。だから『あ、ここ穴だなーって』（笑）。中学校からの仲だし、そう言う絡みがあっても面白いんじゃないかなと思って。」

Bee3「昔からの知り合いだからこそ為せる技であって、特別だよね。」

へんしゅう長「αDというチームが荒野界隈でトップだと自分でもわかっていたし、そこに入れるとは思っていなかった。超無課金は好きなように動いてもらえない人が嫌いなので、きっと一番チームに入れたくない人材だったんじゃないかな。」

超無課金「人に指示されるのが嫌で、指示したことをやらないという人間が嫌。ただの自己中なんだけど（笑）。」

Bee3「ああ、目的の最短距離にならなくなるもんね。」

超無課金「そう。彼を入れることで不便なことになるかな…と思っていたんだけどね。結果、予想通り不便になりました。」

一同「（笑）！」

へんしゅう長「結果ね（笑）。言うこと聞かないやつ。」

Bee3「へんしゅう長は、塀を越える時に『ここ踏み台にしていいよ』って手を出されたらそれを無視して顔面踏んでいっちゃうタイプかなって（笑）。それを笑いに変えられるから、許される魅力なんだと思う」

へんしゅう長「チームに入って、内情やそれまでどういう仕事をしてきたかを知ることが出来た。それまでeスポーツっていうものに全く興味なかったのに、ああ面白い世界なんだなって。

そこから興味を持つようになって…むっちゃ好きになった。多分今では僕が一番αD好き。一番のファン（笑）。」

「【対談】Bee3 × αD 超無課金 / へんしゅう長 」前編 完

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