『削り』とはeスポーツの人気タイトル(種目)の一つ『ストリートファイターV』などの2D格闘ゲームで使われる専門用語です。
必殺技や超必殺技などをガードさせることで、相手にダメージを与えることを意味します。
削りとは
『削り』は英語では「chip damage」といいます。必殺技や超必殺技をガードさせることで、ダメージを与えることを意味しますが、当然ガードされているため、ヒット時と比較すると僅かなダメージ量です。しかし上級者同士の試合では、技をヒットさせてダメージを取るのは困難なので、僅かなダメージでも勝敗を左右することがあります。
削りでダメージを与えるダメージ量を「削りダメージ」といいます。また、削りで相手を倒し切ることを「削りKO」と表現します。
ちなみに「削りKO」ができるかどうかは、ゲームタイトルによります。『ストリートファイターⅣ』では、あらゆる必殺技などで「削りKO」ができますが、『ストリートファイターV』では基本的に「削りKO」はできず、相手の体力は1残ります。しかし、CA(クリティカルアーツ)だけは「削りKO」ができます。CAはもともと300ダメージ以上を与える大技ですが、「削りKO」のための1ダメージを与えるためだけにも使用されるのです。
『削り』は小さなダメージでありますが、試合の終盤に近付くほど重要な要素になります!