eスポーツ市場の本当とウソ

eスポーツにまつわるニュースを、良いものも悪いものもたくさん聞くようになりました。

中にはeスポーツから事業撤退など、チームへスポンサーする意義への疑問など暗いニュースも目にします。

しかし、それ全部鵜呑みにしちゃって大丈夫？

今回はeスポーツ市場に関してちょっとだけご紹介しちゃいます！

eスポーツ市場の本当とウソ

市場規模は拡大。さいたまスーパーアリーナのチケットが完売するほど

一般社団法人日本 e スポーツ連合（JeSU）によると、eスポーツの市場は年々拡大し、ファンも増えているとのこと。（https://jesu.or.jp/contents/news/news-221130/）

それを象徴するのが、2022年6月にさいたまスーパーアリーナで行われたイベント「2022 VALORANT Champions Tour Challengers Japan」。このイベントはチケットが完売し、2日間で2万6千人を超える来場者が訪れたのだとか。その様子は多くの一般ニュースサイトでも取り上げられ話題になりました。

最近では2023年6月に発売された『ストリートファイター6』（スト6）が、約1ヶ月で販売本数200万本を達成したことも話題になりました。eスポーツで人気のタイトルは基本プレイ無料のものが多い中、フルプライスでここまでの販売・人気を得たことは多くのプレイヤーが驚かされましたね。

暗いニュースもあるが、実は……

右肩上がりなeスポーツ市場ですが、たとえば「eスポーツ　撤退」などのワードでネット検索すると暗いニュースも出てきます。中には「スポンサーをしても宣伝効果がほとんどない」なんてものも……。

しかし、その多くは実は海外のニュースなんです。

日本はeスポーツ後進国と言われることが以前はよくありましたが、その分じっくりとチームや選手、スポンサーなどeスポーツに携わる人たちがしっかりと利益を得られるように着々と歩を進めています。中には「eスポーツバブルは終わった」と言う人もいますが、どちらかといえば正常な状態に戻り、冷静に市場が形成されているのが現状だといえるでしょう。

現在は一見eスポーツとは関係性が薄そうな大企業もチームスポンサーや大会協賛、商品企画など様々な形でeスポーツ業界に参加してきていますよ！

見えてきた新たな市場　あらゆる分野から参入のチャンス！

eスポーツといえば、プロゲーマー、チーム、そしてゲーミンググッズ（キーボード、マウス、周辺機器など）を中心でそればかりと思われがちです。

しかし、実はeスポーツ向け、ゲーマー向けの製品の需要が高まっている昨今、意外なゲーミンググッズもたくさん登場しています。

●ゲームのパフォーマンスを上げるドリンク、グミなどのゲーマー向け食品
●日々の練習やコンディショニングに役立つゲーミングサプリメント
●ゲーミングPCともマッチするゲーミング冷蔵庫
●長時間のプレイでも疲れにくいゲーミングチェア、ゲーミンググラス（眼鏡）

などなど、例を挙げれば枚挙にいとまがありません。

eスポーツというとプロゲーマーのような競技者をイメージしがちですが、カジュアルに遊ぶプレイヤーもたくさんいます！
電車でスマホのゲームをしている人はたくさんいると思いますが、そういう人たちもゲーマー、eスポーツプレイヤーなんですよ。
「もっとゲームをしたい」「もっと上手くなりたい」というカジュアル層にも目を向けると、意外なニーズに溢れているかもしれませんね。

eスポーツ市場は今まさに急成長している最中です。プレイヤーも企業にもビッグチャンスがたくさん潜んでいますよ！

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