『エミュレーター』とは、eスポーツを含むアーケード・コンシューマーゲーム全般で使われることの多い専門用語です。
ぜひ、この機会に用語の意味を学んで、知識を深めましょう!(下につづく)
エミュレーター
『エミュレーター』とは、簡単に言うとゲーム機の機能を別のデバイス(スマホ/PCなど)上のソフトで疑似的に再現させるハード(またはソフトウェア)のこと。元々はコンピュータで動くプログラムを、本来の仕様とは違う動作環境で機能確認するために作られました。コンピュータ開発やゲーム開発の現場でバグチェックなどの支援として使われてきました。
語源はemulate(エミュレート)という英単語で、「真似をする」という意味を持ちます。
『エミュ』という略称で呼ばれることもよくありますね。
一口に『エミュレーター』と言っても、PCはWindows/Mac、スマホはAndroid/iPhoneで対応するソフトが異なるので気をつけましょう。
『エミュレーター』を使ってどんなことができるようになるのか?
例えば、Switchのゲーム機能を再現するソフトを使用する場合、スマホやPCでSwitchのソフトを遊ぶことができます。なお、対応するゲームソフトのデータ(ROM)が必要となります。
デバイスのスペックが低いと正常に作動しないこともありますが、なんとも画期的ですよね。
ちなみに、Switchではスーパーファミコンやファミコンのソフトを遊ぶことができますが、あれもれっきとしたエミュレーターです。現役ハードで気軽に懐かしいゲームを遊ぶことができるのでとてもおすすめですよ。
このように公式のゲームメーカーがエミュレーターを配信するのは何も悪いことではないのですが、インターネット上では違法なエミュレーターソフトを配信しているケースが存在します。
もしそれらのソフトをダウンロードしてゲームを遊んだ場合、法的に処罰されるリスクもあるので、絶対に使わないようにしましょう。