『レバガチャ』とは、格闘ゲームの祭典“EVO”でもトップクラスの人気を誇るeスポーツタイトル『大乱闘スマッシュブラザーズSP』や『ストリートファイターV』などの格闘ゲーム(格ゲー)の中で使われる専門用語です。
ぜひ、この機会に用語の意味を学んで、知識と技術を深めましょう!(下につづく)
レバガチャ
『スマブラ』と格闘ゲームでも共通して「レバーをガチャガチャとすること」を意味し、それを略した言葉が『レバガチャ』です。
アーケードゲームに付けられた操作機器のレバーをガチャガチャしたことに由来し、レバーに限らず操作機器を激しくやみくもに操作すること全般もまたレバガチャと称することがあります。
最近では配信番組『ヤシロ&ササキのレバガチャダイパン』でこの言葉を知った人も多いかもしれませんね。
スマブラにおける『レバガチャ』
『レバガチャ』とは、相手ファイターによるつかみや、埋まり状態で拘束されている時に、解除されるまでの時間を短縮する行動のこと。
スマブラの場合も言葉通りで、ボタンとスティックをランダムに入力することでレバガチャを行うことができます。
一見でたらめな行動にも見えますが、するのとしないのとでは解除までの時間が大きく変わりますよ。最速でできるように練習することも、対戦で勝つには必要なことですね。
これは筆者の場合ですが、オンライン対戦で相手の姿が見えない状態でも「あ、レバガチャサボってるな」と感じたらつかみを多めに使用してダメージを稼ぎにいきます。このように、サボると意外と相手にも気づかれやすいので怠らないように注意しましょう!
では最後に、レバガチャを効率よく行う裏ワザを紹介します!
デフォルトだと十字キーにあてがわれているアピールボタン。
しかし、真剣勝負の際にアピールを使うことはまずありませんよね。
しかもアピールボタンはレバガチャの対象外なんです。
そこで、キーコンフィグで十字キーに別の操作を割り振ります。
そして相手に拘束された時に、左手の親指の腹で十字キーを弧を描くようにグルグル押します!
これで、素早く、手が疲れず、コントローラーを傷めずにレバガチャを行うことができるんです。
ちなみに連続で同じ役割のボタンを押してもレバガチャを行なっていることにならないので注意しましょう。
とりあえずは、↓の通りにすれば大丈夫です!
十字キー上下:つかみボタンを割り振る
十字キー左右:必殺ワザボタンを割り振る
格闘ゲームにおける『レバガチャ』
格闘ゲームにおいてはレバガチャは、主にスタン(気絶、ピヨり)状態になった際に行われる行動です。これによりスタン状態を何もしないより早く解除することができます。また、一部のゲームでは必殺技の演出中にレバガチャすることで攻撃力が上がるものもあり、一種のテクニックとして扱われる場合もあります。
対照的に、初心者がやみくもにレバーやボタンを操作することも「レバガチャ」や「レバガチャプレイ」と称することがあります。これは始めたてのプレイヤーや初心者が必ず通る道なので、プレイヤーの多くは温かい目で見守る人が多いです。
レバガチャプレイを卒業し、自分が想定した動きをできるようになることが格闘ゲーム初心者脱却の第一歩かもしれませんね。