『ジャンステ』『しゃがステ』とは、3D格闘ゲーム『鉄拳』シリーズで使われる用語の1つです。
ここでは『ジャンステ』『しゃがステ』の意味や、どのような場面で使われるかを解説していきます。
ジャンステ
『ジャンステ』とは、3D格闘ゲーム『鉄拳』シリーズに存在するシステム『ジャンプステータス』の略称です。
ジャンステは、主に飛び上がりながら攻撃する技に付与されている状態で、一定時間下段攻撃に対する無敵が付与されている状態を指します。
しゃがステ
『しゃがステ』とは、3D格闘ゲーム『鉄拳』シリーズに存在するシステム『しゃがみステータス』の略称です。
しゃがステは、主にしゃがんだ状態から繰り出される技、姿勢を低くして攻撃する技に付与されていることが多く、一定時間上段攻撃を回避する状態を指します。
ジャンステの使われ方は?
ジャンステの使い所は、相手の下段攻撃に対する暴れが主となります!
鉄拳の下段攻撃は発生フレームに優れているものが多く、動きに反応してしゃがみガードをすることは困難です。
また、上級者になるとガードされても大きな反撃を受けるようなリスクの高い下段攻撃は選択せず、与えるダメージとリスクの釣り合いのよい技を使い、ガードして反撃するだけではいずれ大きな体力差をつけられてしまいます!
そこで使うのがジャンプステータス技です。ジャンプステータス技の代表的な技がライトゥーです!
ライトゥーは当たれば空中コンボの起点になるため、ガードして確定反撃するより大きなダメージを与えやすくなります!!
もちろん見てからではなく予測でジャンプステータス技を打つことになり、ライトゥーならばガードされると確定反撃を受けますが、成功したときのリターンは大きくなります!!
このように相手の下段攻撃に合わせてリターンの高いジャンプステータス技を使えば、相手は下段攻撃に容易に頼ることができなくなるため、自分は立ちガードに集中することもできます!
フレームや相手が空中投げを持っているかなどにもよりますが、ジャンプステータス技は投げにも勝つことが出来るので、同じように投げに対しての暴れでも使うことができます。
しゃがステの使われ方は?
しゃがみステータス技は、相手の上段攻撃を回避するのに使います。
同じくカズヤを例にすると、彼の代名詞的な技である風神拳(ふうじんけん)という技があります。この技は上段攻撃なので、しゃがみステータスでなくてもかわせそうです。
ですが、ある程度姿勢が低い技でも風神拳が一方的に打ち勝つことがあるという強力な技です。
しゃがみステータスを持つ技の中でも、コンボ始動になるようなリターンのある技は発生フレームに難がある場合が多く、総じて発生フレームが速めの上段攻撃を止めるには使いづらいです!
まずは発生の速いシットジャブで、相手の攻撃を止めるという目的を達成することを意識すると良い使い方になると思います!
基本的に相手に大ダメージを与えてリスクを負わせるジャンプステータスと、ダメージより相手の動きを止めることでメリットを得るしゃがみステータスは違った使い道になると言えるでしょう!
最後に注意点ですが、ジャンステやしゃがステはその技のコマンドを入力した瞬間から特定の攻撃に無敵が発生するわけではありません。
ジャンプステータスが出るのが遅い技を選択していれば、攻撃前に下段攻撃を被弾することもあります!
ステータスの発生する時間も意識して、技を選択していきましょう!
英語での表現は?
まずジャンステですが、ジャンプ(jump)とステータス(status)を合わせた言葉なのでそれぞれで解説します!
jumpは動詞で跳ぶ、跳び上がる。(パラシュートなどで)飛び降りる。飛びかかるといった意味があります。statusには地位、身分、状態、状況、ステータスという意味があります。
なのでジャンプステータスは「跳び上がる状態、状況」といった意味になるでしょう!
一方しゃがみステータスのしゃがみに関しては日本語なので、英語のcrouchという単語について説明します!
crouchの意味は動詞ならばしゃがむ、かがむ、うずくまる。(動詞)+to+(代)名詞で名詞に対して(卑屈に)腰を低くする。といった意味もあります。
名詞ではa crouchでかがむこと、しゃがんだ姿勢となるようです。
どちらも姿勢を低くした状態から付与されるしゃがみと一致した単語ですね!!