独占取材 大会レポ

雷切が魅せたブザービート!全国高校eスポーツ選手権決勝大会レポ【ロケリ部門】

2019年12月28日から2日間にわたり、EBiS303(東京都渋谷区)にてeスポーツの高校生チーム全国No.1を決定する「第2回 全国高校eスポーツ選手権」決勝大会が開催されました!

第1回同様、採用タイトルは「ロケットリーグ」「リーグ・オブ・レジェンド」の2種目。前回大会でのリベンジを誓うチーム、eスポーツを学校に認められていない環境ながら初参戦で決勝まで駒を進めるチーム…と、高校生達の様々な葛藤や喜びを肌で感じた2日間を振り返ります。

まずは初日、ロケットリーグ部門決勝大会の模様から!

会場であるEBiS303は朝11時の試合開始に駆け込むように、ぞくぞくと人が集まってきました。ロケットリーグのグッズ販売や、eスポーツ支援ブースなども賑わっていましたよ~!

当日はまずMCを務めるOooDa(オーダ)さんの入場に始まり、応援サポーターのデジタルアイドルグループ22/7(ナナブンノニジュウニ)の二人が登場。
バルーンスティックを使った会場の応援を盛り上げます!

続いてアナリストのValtaN(バルタン)さん、スペシャルサポーターのケイン・コスギさんが登壇して、ロケットリーグの面白さや大会の見どころを解説しつつ進行。会場全体にこれから始まる試合への期待が高まります。

そして、満を持して選手たちの入場!

この選手たちの登場シーンがめちゃくちゃかっこいいんです、、!

出場チーム全員の気合が伝わる場面を見れるのは、会場観戦ならでは!

…おっと、余談が過ぎました(笑)。
それではロケットリーグ部門決勝大会、準決勝第1試合の様子からお伝えします♪

※試合形式…準決勝、決勝ともに3ゲーム先取したチームが勝ち進むBo5試合

<準決勝第1試合>

鶴崎工業(大分)
雷切
vs
釧路高専(北海道)
VTuberすこすこ隊ver2

ネーミングに愛嬌を感じる「VTuberすこすこ隊」は試合前から「Yotsubq(ヨツバ)がいれば勝てる!」と大会側にコメントを寄せるほど、Yotsubq選手のテクニックとディフェンス力には定評がありました。加えてリーダーのLambchan(ラムチャン)との連携も抜群で「雷切」が少し厳しいかなと思いきや…

1ゲーム目から「雷切」による怒濤の攻めがゴールを襲います!会場に駆けつけていたケインコスギさんが「雷切のAroDra(アロドラ)選手がマイケルジョーダンみたいな神プレイを見せてくれた」と興奮を隠しきれない様子で話すほど強烈なシーリングショットを見せつけ、3-0で雷切が勝利をもぎ取るスピード展開!

<準決勝第2試合>

佐賀県立鹿島(佐賀)
OLPiXと愉快な仲間たち
vs
N高(沖縄)
Cat A PuLT

第2試合は「ゲーマーゲーマー」でも直前取材を行った「Cat A PuLT(キャタパルト)」と、前大会覇者「OLPiX(オルピクス)」の激戦!

初めてのオフライン戦に挑む「Cat A PuLT」のメンバーは、緊張を感じさせないプレイでゲーム1を先取しこのまま波に乗れるか…というところ、「OLPiX」怒濤の巻き返しが始まりました!

序盤「Cat A PuLT」のバランスの取れたコンビネーションに対抗するために「OLPiX」が個人技でねじ込んでぐんぐん攻め込む。OLPiX08選手、Ron-nex選手がマップ内を縦横無尽に駆け回り、結果は1-3と「OLPiX」が決勝に駒を進めました!

<決勝試合>

鶴崎工業(大分)
雷切
VS
佐賀県立鹿島(佐賀)
OLPiXと愉快な仲間たち

最終試合を迎え会場の盛り上がりも最高潮に!1ゲーム目開幕1分で両者1ゴールずつ決めると、「雷切」の波状攻撃が止まらずパワーショットが決まっていき4-2で「雷切」から先取。

続く2ゲーム目は2-1で「雷切」がもぎ取り、後がなくなった「OLPiX」も負けてはいません。3ゲーム目にエアドリブルの中でも難易度が高いと言われる技を繰り出した「OLPiX」、1-3で回避していきます。「雷切」優勢で迎えた4ゲーム、今度は空中戦の激しい攻防!2分経過した頃から両チームの選手とも焦りが見えはじめ、前のめりで集中力を高めているような仕草も。

2-4で4ゲーム目を「OLPiX」が獲ったことで状況はイーブンに。試合はフルセットに持ち込まれました。

5ゲーム目はとにかくゴールの乱打!開幕1分で5得点がはいるという自体に。「両チームの緊張や焦りが最高潮に達している」と実況陣も言葉を揃えるほど、どこで決まるのかわからない状況。

これはオーバーターム突入か…!?と思われ、タイムが0:00の時間を刻んだ瞬間、なんと「雷切」AroDra選手がブザービートを決めた!!!

優勝者が決まったことを告げるアナウンスに、会場から爆発的な歓声が上がりました。

あとからこの時のことを、「思い切って決めたらすごいシュートが入った。実感がなかったです。」とAroDra選手は語っています。

第2回 全国高校eスポーツ選手権 ロケットリーグ部門の優勝「雷切」

味方を信頼したことが勝利に繋がった

<雷切>

「まさか優勝するとは!よかったです(イソR)」「決勝あと1セットあると思ってたら優勝だった(mcRENTO)」と喜びのコメントがあふれる「雷切」のメンバー達。

ロケットリーグの魅力については、「やればやるほど上達するゲーム」とイソR選手。AroDra選手は勝因を聞かれ、「前回は味方をあまり信用できなかったけど、今回は味方を信頼したのが勝利につながった」と答えました。彼はロケットリーグの上位ランカーでもある「OLPiX08選手、Ron-nexが本当に怖くて、ローテで回してたのが崩されてきた」と試合を振り返ります。

全員高校3年生の「雷切」は、全員集まらないとロケットリーグはやらないと決め事をしていたそう。受験や就職などの準備で練習時間があまり取れず「少ない時間で練習の精度を上げていました」と話したのはmcRENTO(エムシーレント)選手。

<OLPiXと愉快な仲間たち>

「熱中できるものが一つ増えた(OLPiX08)」「応援しくれる人がいたからがんばれた(Morix)」

雷切メンバーと同じく全員3年生で構成されている「OLPiX」。勝っても負けてもこれが最後という気持ちで挑んだとのこと。

「練習時間をあまり取ることができなかった」「個人のプレイに走ってしまった」と敗因を語っています。
また3人とも引き続きeスポーツに関わりたいと話し、実に4000時間をロケットリーグに費やしているというOLPiX08選手は「アジアの地域がロケットリーグの大会参加権がないので、この大会も世界の人に見てもらってもっとアジアのプレイヤーが大会に出られたら」と、ロケットリーグの現状を交えてコメントしています。

<Cat A PuLT>

「良くも悪くも自力で戦い、自分たちの力を発揮できた(tetu)」「次出るなら優勝したい(yayo256)」

「チームワークは僕らのほうが上だと思った」と話すとおり、高い実力の3人が織りなすコンビネーションに定評があるチーム「Cat A PuLT」。同チームでの試合出場はこれで最後になるそうですが、今後の新生N高チームにも期待が高まります。

<VTuberすこすこ隊ver2>

「くやしいけど来年のモチベーションにつながる(Yotsubq)」「(相手チームの出してくる)球が想像以上に強かった(Lambchan)」

全員2年生で挑んだ「VTuber」は来年に向けてリベンジを強く誓っていました。連携力や送球の想定を広げると今後の方針も語っていたので、次回大会でも活躍してくれることでしょう!

以上、ロケットリーグ部門決勝大会の模様をお届けしましたっ!

2日目リーグ・オブ・レジェンドの大会レポもお楽しみに♪

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