
《最終回》440-ヨシオ-の LoLジャングル講座 初心者編「役に立つテクニック」【連載全6回】
◆ 440(ヨシオ)
2019年に行われたリーグ・オブ・レジェンド(以下、LoL)の高校生大会『STAGE:0』と『全国高校eスポーツ選手権』の優勝チームに所属し勝利に貢献した実績をもつ。LoLにおけるポジション「ジャングル」の名手としても知られる名プレイヤー。
皆さんどうもこんにちは!440です。
最後となる今回では上級編としてランクでジャングルをプレイする上で意識しておいて欲しいことを紹介したいと思います!これだけ意識すればゴールドくらいまでは楽に上がれると思っています!
■ 相手のジャングルルートを見極めよう
ジャングルでキャリー(*1)する上で最も重要となるのが相手ジャングルの位置を把握することです。
そこで重要になるのが、相手ジャングルのCS値です。
ジャングルクリープを狩ることによって得られるCS値は固定で4なので、最序盤、相手が視界に映ったタイミングでCS値を見れば序盤の相手のジャングルルートが判明します。相手のジャングルルートがわかれば、それに合わせてカウンターガンクを決めるもよし、相手のジャングルとは逆のサイドでアクションを起こすもよしです。
(*1)キャリー/ 英語で「運ぶ」という意味、試合の勝敗を決めるチャンピオンのこと
■ ロード中にどこにガンクすればいいか考えよう
ロード中に、どこにガンクすればいいのかを考えるとスムーズに序盤を立ち回れます。具体的には、
・敵のキャリー候補
・味方のキャリー候補
・キルできそうなレーン(CCの有無)
この辺りをチーム構成やレーンのマッチアップを踏まえて考えましょう。
■ ちゃんとファームしよう
ゴールドくらいまでの低レートのジャングルに多く見られるのが、「ちゃんとファームしないジャングル」だと思います。1~3週目くらいまではファームするのですが、それ以降はあっちへ行ったりこっちへ行ったりとファームの数がグンと落ちてそのまま対面と3LV差…なんてプレイヤーをよく見ます。
確かにレーンへのガンクもオブジェクトも重要なのですが、やはり一番重要なのはファームだと僕は思っています。それともう一つ対面との差を作るのに重要なのは、レーンのカバーをすることです。ジャングルを1キャンプ狩るのとミニオンを2ウェーブ狩るのでは経験値に大きな差があります。現環境の優先順位としては
確実に刺さるガンク > レーンのカバー > ファーム > オブジェクト
という感じだと思います。
■ 常に勝ち筋と負け筋を考えながらプレイしよう
ジャングルに限らず全てのプレイヤーに共通して言えることは、勝ち筋と負け筋を考えながらプレイすると良い、ということだと思います。
・その時点でのダメージディーラーは誰か
・どのオブジェクトを取りたいか(取られると負け筋になるか)
・誰が育ったら負けるか
この辺りを考えながらプレイすると良いと思います。
■ ドッジしよう
完全に僕の経験則ですが、マッチングした後のチャンピオン選択ロビーでドッジ(*2)することは、ランクを上げる上でとても重要です。勝率の低いプレイヤーやびっくりするくらい連敗しているプレイヤー、どこでもオプションになっている可能性が高いプレイヤーなどが複数人味方にいた場合、LPを惜しまずドッジするのが正解だと思っています。
ですが、いちいちOPGGで味方のサモナーネームを入力して確認するのは面倒…そこで役に立つのが、OPGG(*3)におけるサモナーのマルチサーチです。
(*2)ドッジ/ チャンピオン選択中に退出すること。
(*3)OPGG/ 各地域での統計、メタの状況などが一目でわかるサイト。他にもサモナー個人の戦績を確認したりプロの戦績を確認したりできる。
ここにロビー参加のシステムメッセージ
(例)
〇〇〇〇がロビーに参加しました
〇〇〇〇がロビーに参加しました
〇〇〇〇がロビーに参加しました
〇〇〇〇がロビーに参加しました
〇〇〇〇がロビーに参加しました
をコピーして貼り付けると、上の画像のように味方全員の戦績を確認することができます、うまく活用してみてください。
■ 最後に
全6回に渡るジャングル解説も今回で最後になります!僕自身のプレイも見つめ直せていい機会になりました。
拙い文と簡単な内容の記事でしたが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました!また記事を書くことになればそのときにまた!
本連載はライアットゲームズが公式承認するものではなく、ライアットゲームズ又はリーグ・オブ・レジェンドの製作・管理に正式に関与したいかなる者の見解・意見に基づくものではありません。リーグ・オブ・レジェンド及びライアットゲームズは、Riot Games, Inc.の商標又は登録商標です。リーグ・オブ・レジェンド (c) Riot Games, Inc.