
【還元型PROJECT】デザイナーとして活躍するSeptember選手にインタビュー!【第2弾】
※第1弾はこちら
https://gamer2.jp/12158/
還元型PROJECTの選手は格闘ゲームの中で様々な活躍を見せています。しかし、選手の魅力というものはその分野だけではありません。実は知られていないだけで、興味を惹かれる一面がまだまだ多く存在します。そこで私たちは、選手の魅力をより多く届けるために本職や趣味など別の角度からインタビューしてみました!
今回は、September選手に本職であるデザイナーについての内容となります。September選手のイラストの描き方や、練習方法など技術面ついてお届けしちゃいます!
◆還元型PROJECT September選手
3D格闘ゲーム『鉄拳7』において実績を持つプレイヤー。『ストリートファイターⅤ』では”かりん”を使い、現在はウルトラダイヤモンドまで到達。毎日朝早くにゲームをプレイしてから仕事に行くという一風変わった一面を持つ。また、自身で格闘ゲームのファンアートを描いたりコスプレをしたりするほか、大会のコンセプトアートやユニフォームデザインを提供するなどプレイ以外の面でも活躍している。(https://kanpro-esports.gamer2.jp/members/september/)
◆還元型PROJECTとは?
大人気格闘ゲーム『ストリートファイターⅤ』のプロライセンス保持者を中心にスタートしたプロジェクトです。還元型コエンザイムQ10を主軸としたコンディショニングを行い、「日々のトレーニングの質の向上」と「試合で最大限のパフォーマンスの発揮」をすることで、選手が大きなステージで活躍することを目指しています。(還元型PROJECT公式サイト:https://kanpro-esports.gamer2.jp/)
◆デザイナーでもあるSeptember選手の使用しているソフトや機材は?
――September選手がイラストを描く際は、アナログもしくはデジタルのどちらでしょうか?
September選手「中学校を卒業するまではアナログでした。コピックや水彩を使って塗ったりしていましたね。高校入学時にはデジタル一本で描くようになりました。」
――デジタルに変更するきっかけは何かありましたか?
September選手「そのときからすでにお絵描き掲示板を利用していて、仲の良いサイト運営者がペンタブで描き始めたことがきっかけですね。中学生の頃からマウスで描く練習もしていたんですが、みんなペンタブを使って描くようになったので、私も自然にデジタルで描くようになっていました。」
――昔からデジタルで描いていらっしゃるということですが、現在はデジタルとアナログどちらが好きですか?
September選手「今はデジタルですね。アナログはもう描けないです(笑)。」
――デジタルはレイヤーや一つ前に戻るなど便利な機能があって便利だと聞きます。とはいえ、アナログからデジタルに移行した際に苦戦を強いられると思います。September選手は苦労したことはありますか?
September選手「初めてペンタブを触ったときはサイズ感も異なり、違和感しかなかったですね。『本当に習得できるの?』と当時は思っていました。ただ、私が眺めていたサイトもデジタルで描く人が多かったので、それをモチベーションに頑張っていたら、いつの間にか私もデジタルで描けるようになっていました。」
――周りの環境って物凄く大事なんですね。では、主にどんなソフトや機材を使っていますか?
September選手「今は職場と同じものを使っていて、画面に直接描くことができる22インチの液晶タブレットを使用しています。ソフトに関してはCLIP STUDIO PAINTとPhotoshopを用いてデザインしています。昔はペイントツールSAIを使っていた時期もありました。」
September選手の使用キャラでもある かりん のイラスト。麗しい!
――得意なジャンルや作風を教えてください。
September選手「可愛い女の子などではなく、大人でカッコいい系の美男美女を描くのが得意ですね。」
――確かに格闘ゲームや漫画の男性キャラクターの絵をTwitterに多く上げていますよね。背景なども描いたりするのでしょうか?
September選手「あまり描かないですね。気が向いたら描きますが、自主的に描こうとするとキャラクターの絵がどうしても多くなっちゃうんですよね(笑)。」
――人物を描くのが本当に好きなんですね。では、どんな時にアイデアが浮かびますか?
September選手「仕事で描いている絵はベースが無いイラストが多いので、そういう時はインターネットで調べるか資料を見ますね。また、発注してくれた方がイラストに欲しい内容を書いて依頼してくるのですが、それを参考にイメージを脹らませて形にしていますね。」
――文章をもとにイメージして、それをイラストで再現するのって凄く大変そうです。
September選手「依頼が噛み合わないと難しかったりします。まれに概念を絵にしてくださいといった依頼が来るんですが、その時は苦戦しますね(笑)。」
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