【還元型PROJECT】September選手 インタビューVOL.2 格ゲーから得た学びと思い出【後編】

〇格ゲー、絵、そして興味は解剖学にも！？

――September選手はプロのデザイナーとして活動されていますが、絵を描き始めようと思ったキッカケの作品はあるのですか？

September選手「『ガーディアンヒーローズ』（※）というセガサターンのゲームがキッカケです。兄がプレイしていたのをキッカケにプレイしたのですが、めちゃくちゃハマりました。キャラクターの絵も大好きで、絵の模写をずっとしていました。」

（※）『ガーディアンヒーローズ』は1996年にセガから発売されたゲーム。ベルトスクロールアクション形式だが対戦モードもあり、今でも根強い人気を誇っている。最近ではアニメ『異世界おじさん』で名前が登場し話題になった。

――このゲームが絵を描き始めたキッカケなんですね。

September選手「このゲームのおかげで絵の楽しさを知ることができて、以降ずっと絵を描くようになりました。」

September選手が解剖学の勉強で描いた模写。絵を描くことへの熱意が伝わってきます！

――ちなみに絵のタッチや雰囲気はどういった作品から影響を受けたのですか？

September選手「もちろん格ゲーです！マンガやアニメはほとんど見ないので、格ゲーから全ての影響を受けました。特に『ストリートファイター』や『鉄拳』からものすごく影響を受けています。」

――絵も格ゲーからの影響が大きいのですね。

September選手「格ゲーの画集を買って参考にしていました。また『ストリートファイター』のデザイナーさんは筋肉の部位を全て言うことができるということを耳にしてからは、解剖学の勉強もしました。筋肉や骨の勉強をして、それが今の絵に落とし込めているのかなと思います。」

――こういった積み重ねがあって、高い表現力の絵を描くことができるのですね。

September選手「格ゲーは私の生活全てに直結しています。生き方や考え方もそうですし、仕事も友達も全て格ゲーきっかけなんです。それなので格ゲーをやめることはなく、むしろやめられないくらいなので、これからもずっとプレイし続けていきたいです。」

September選手2回目のインタビューはここまでとなります。第1回目よりもSeptember選手のプレイヤー像がつかめたのではないでしょうか。特に格ゲーから受けた様々な影響を聞いていると、September選手がいかに格ゲーが好きで、なおかつ熱心に取り組んできたかがよく分かりました。私たちもこのような熱意を見習いたいですね！

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