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【還元型PROJECT】よっさん選手インタビューVOL.2 格ゲーから学ぶ人生【後編】

〇不愛想だったよっさんは、格ゲーで人付き合いを学んだ

――格ゲーをやっていて人付き合いで変わったことはありますか?

よっさん選手「人との付き合い方は大きく変わりました。昔は話しかけてくれる人としか話さなくて、自分から仲良くなろうとは全く思いませんでした。また、高校生の頃にはアルバイトもしていたのですが、不愛想が原因でバイト仲間全員から嫌われてしまって、居心地が悪くなってすぐにやめてしまったんです。」

――そういったことも格ゲーを通じて学んでいったのですね。

よっさん選手「格ゲーを始めてからは色々な人と付き合いができたので、こういう風にしたらいいんだと考えられるようになりました。他には知り合いが増えたら面白いと思うようなるなど、考え方も変わっていきましたね。」

――こういったコミュニケーションもゲームセンターでの体験から学んだのですか?

よっさん選手「ゲームセンターの仲間とは格ゲーの話はもちろん、他愛もない話もたくさんして、ご飯も一緒にいくことが多かったですね。そんな感じのコミュニケーションをよくしていました。」

――対面で人と会うというゲームセンター文化も格ゲーの魅力の1つですよね。

よっさん選手「すごく強い人がいたら自然と話しかけたくなるんです。そこではありきたりなことではなく『さっきやっていた○○の連携技ってどうやってやるんですか?』みたいな感じで具体的に聞くように心がけていました。」

――それは凄い向上心ですね。

よっさん選手「強い人に覚えてもらいたかったということもあります。強い人と仲良くなりたいというのは普通な気持ちですよね。」

〇両替のときに靴を置いていく!?意外すぎる珍エピソード

――ゲームから受けた影響の中でやらかしたことはありますか?

よっさん選手「自分は負けたらすぐに怒る性格だったので、色々覚えがあります(笑)。友達をゲームセンターに呼び出して対戦を行ったときも、負けた時はめちゃくちゃ怒って帰っちゃったこともありますね。」

――それは苦い思い出ですね。

よっさん選手「他には対戦で負けた時はコイン(100円玉や50円玉)を入れてもう一度対戦を申し込むのですが、コインがない時は両替に行く必要がありますよね。でも、両替のために筐体から離れている間に他の人が台に座ってしまう恐れがあるんです。だから、筐体の辺りに靴を置いて両替しにいくこともよくしていました。」※字面が似ていますが、鞄(カバン)ではなく靴(クツ)です

――相当な負けず嫌いだったのですね。今は対戦で負けて感情的になってしまうことはほとんどないんでしょうか??

よっさん選手「たまにありますね(笑)。ストレスが溜まっている時はヤバいです。」

――何か解消法などはあるのでしょうか?

よっさん選手「寝ることです。怒りは風化するので寝なきゃ治らないです。でもその怒りの向き先は大事だと思いますね。勝つために怒りの感情を攻略に向けるということは、何よりもパワーになると思うからです。」

――イライラもパワーにすることが大事なんですね。

〇対戦相手ありきだからこそマナーを大切に

――格ゲーをやっていて一番学んだことはどんなことですか?

よっさん選手「対戦相手の大切さを学びました。大切にしないと色々大変ですからね。あとはマナーの重要性も学びました。」

――煽りに関してはどうお考えですか?

よっさん選手「死体蹴りされた時はめっちゃキレちゃいました(笑)。あの手の煽りは今でもムカつきます(笑)。」

――煽りに対しては相当敏感なんですね(笑)。

よっさん選手「少しでもマナー違反だと思ったらイラついちゃいますね。対戦は対戦相手ありきなのでマナーよく行いたいものです。」

――では最後に、格ゲーをやっていて良かったなと思うことはありますか?

よっさん選手「格ゲーも含め全てのゲームはコミュニケーションツールだと思っています。このゲームを通して色々な人と関われたことが一番良かったなと感じます。」

――ありがとうございました!

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